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【公共交通機関を避ける?避けない?】アンケート調査の結果。22%の人がバス・地下鉄・配車サービスの利用を避けたいと回答。

シンガポールでは、4分の1の人は、あまり公共交通機関を利用したくないと回答。米コンサルティング会社が行った、世界8ヵ国(シンガポール、中国・フランス・ドイツ・イタリア・スペイン・イギリス・アメリカ)約6000人へのアンケート調査でこのような結果が浮かび上がりました。

アメリカのマネージメント・コンサルティング会社オリバー・ウィマン社は、6月3日から10日までの間に公共交通機関利用に関するアンケート調査を実施しました。

パンデミック前の利用レベルには戻らない?

それによると、シンガポールでは、アンケート調査に回答した459人のうち、約4分の1(22%)の人が、ステイホームが奨励されて以降、あまり公共交通機関を利用したくないと答え、4〜6%の人は、全く利用したくないと答えています。
シンガポールでは、グラブやゴジェックなどの配車サービス・カーシェアーのサービスを「あまり利用したくない」と答えた人が26%と最も多く、20%の人は使わないと答えている。

変化は短期間だけの予測

シンガポール・ユニバーシティー・ソーシャル・サイエンス(SUSS)のトランスポート・エコノミストであるWalter Theseira准教授は「人々の公共交通機関を利用に対する態度の変化は、長期化はせず短期間だろう」と話す。

「他国の動向から言うと、大多数の人は公共交通機関の選択肢が限られている。アンケート調査はロックダウンが完全に解除される前に行われており、調査結果ほどの変化は起こらないかもしれない」と准教授。
ロンドンを例にとると、政府の忠告にも関わらず、多くの人が地下鉄を利用をしている。

「公共交通機関を使わず、自転車や車で通勤すると言うのは簡単だが、大多数の人にとっては、そんな簡単に変えられることではない。シンガポールで車を持っていなければ、タクシー通勤はお金がかかりすぎ、自転車では遠すぎるなどして現実的ではない」と話す。

一旦、在宅ワークから通勤に切り替われば元に戻る

「公共交通機関の利用者数が長期的に20%減ると言うが、その20%の人が他の手段をどう利用するのか?到底無理な話で大げさ」
シンガポール交通省(MOT)は、サーキットブレーカー中の公共交通機関利用率は、通常の20%程度だったが、6月の利用率は倍の40%と発表している。

自転車利用率が今後も増加の傾向

フェイスブックでは、サイクリング愛好者のコミュニティページも盛り上がりを見せています。コロナの感染拡大を機に、自転車通勤を始めた人たちもいるようです。
バス車内の人ごみを極力避けるために、自宅からMRTの駅まで自転車を利用し始めた人。
自宅から勤務先まで自転車を利用する人。朝のラッシュアワー時に折り畳み式の自転車をMRTに持ち込んだが問題はなかったと話す人もいるようです。

「自転車は明らかにポピュラーになってきており、自転車の数が不足してきていると思う」と自転車愛好家のジョクワン氏は話す。自転車を利用しない人に関しては、「ほかの大都市に比べると、シンガポールの公共交通機関は安全なので心配はないでしょう」と感想を述べた。

サーキットブレーカー中に、エクササイズを始めた人も多いのではないでしょうか。これを機会に、ウォーキングやサイクリングをもっと取り入れ、毎日の習慣にするのも良いかもしれませんね。

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