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社会・家族開発省 社会的弱者めぐるソーシャルメディア投稿に 注意呼びかけ

※写真はイメージです

先日ツイッターに投稿された清掃員として働く高齢女性の生活状況を伝えるツイートをきっかけに、シンガポール政府が異例の呼びかけをしています

投稿されたツイートは、7月27日に男性が電車車内で出会った高齢の女性について触れたものです。その内容は「女性は“夫と息子の死後、タンピネスのホーカーセンターにおいて時給5Sドルで清掃員の仕事をしており、生活費を稼ぐため、さらに仕事を探している”と語った」とツイートしました。

このツイートが拡散されたことを受けて、シンガポールの社会・家族開発省(MSF)は7月29日、フェイスブックにで「インクルーシブ(包摂的)かつ思いやりのある社会の形成はわれわれ全員の努めだ」として、社会的弱者を支援する市民の取り組みに感謝の意を示す一方で「ソーシャルメディアにおけるこうした情報は、当事者の境遇を正確に表していない可能性があり、本人とその家族にさらなる苦痛をもたらす場合もありうる」と注意を促しました。

この投稿を受けて、職員が女性本人に状況を確認したところ、女性は下の息子の家族と同居中で、食事もしっかり取れており、食費・住居費以外の出費を補う目的で働いていることが判明しました。

そして女性自身は、自分の写真や語った内容がソーシャルメディア上において共有されるとは知らなかった、とのことです。

ツイッターへの投稿後、女性の自宅や職場への嫌がらせが発生しており、MSFは社会的弱者本人に対する支援を呼びかけるのであれば、ソーシャルメディアではなく、福祉機関や家族サービスセンターに相談するよう市民に呼びかけています

この騒動を受けて、女性の雇用主は、業績が回復し次第、パートタイムではなく、以前のようなフルタイムの雇用に切り替えるということです。

新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴うサーキットブレーカー措置が発動された4月7日以前、毎月約1300Sドルの給料を受け取っていたこの女性は、仕事量が減少した結果、他のフルタイム従業員とともに、パートタイム勤務に変更になったものの、雇用主は、業績が回復次第、清掃員をフルタイム勤務に戻すことを検討するとしています。

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