シンガポールのホーカーセンターで食器・トレイの返却が義務化

シンガポールのホーカーセンター(屋台街)の食事客に食後、食器やトレイを返却だなに返却するよう求める規則が9月1日、3カ月間の試験運用期間を経て、施行されました

試験運用期間中は、トレイや食べ残しを片づけるよう係員が勧告するのみでしたが、今後は、規則に従わない場合、自分でトレイを返却できない高齢者や小さな子どもを除き、文書による警告処分や罰金などが科せられます。

トレイ・食器の返却率は、国家環境庁(NEA)とシンガポール食品庁(SFA)が5月に返却の義務化を発表して以来、2月の約30%から平均約65%に改善したとのことです。

一方、5月の発表では、第4四半期に段階的に義務化を進めるとされていたコーヒーショップとフードコートについては、11月1日~12月31日にかけて試験運用期間を追加設定し、来年1月から返却が義務化されることになりました。

義務化を控え、8月30日にMRTアルジュニッド駅近くの市場兼ホーカーセンター、シムズ・ビスタ・マーケット&フード・センターを視察したエイミー・コー上級国務相(持続可能性・環境担当)は、コーヒーショップやフードコートに先がけて、ホーカーセンターで食器・トレイの返却を義務化した理由として、利用客が多い点、および設計構造がオープンな作りであり、鳥が集まってきやすい点に言及。

義務化については、「利用客、清掃員、屋台の店主それぞれから、肯定的なフィードバックが寄せられた」と述べています。

また、NEAは、「食事客が食後に食器を片づける“セルフサービス・コンセプト”の導入により、清掃員不足や清掃コストの上昇圧力の緩和につながる」とする声明を発表しています。

なお、各飲食施設では今後、利用客による食器・トレーの返却促進に向け、返却用トロリーなどの導入を図る方針です。

日本とは異なり、テーブルに食後、トレイや食器が残されたままの光景も目立つシンガポールのセルフサービス式飲食施設。私たちも、良識ある食事マナーの実践を心がけ、クリーンな衛生環境の実現に貢献したいものです。



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SingaLife編集部

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