シンガポール航空、2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする方針を発表

シンガポール航空(SIA)グループは5月24日、温室効果ガスの排出量を2050年までに実質ゼロにする方針を発表しました

SIAグループであるシンガポール航空、スクート、シンガポール航空カーゴは、次世代航空機への投資、持続可能な航空燃料の使用、高品質のカーボン・オフセットの調達など、あらゆる手段で目標達成を目指します。

SIAグループのCEOであるGoh Choon Phong氏は「サステナビリティがお客様と従業員の双方にとってますます重要な課題になっていると認識しています。航空会社が二酸化炭素の排出量を減らすのに最も効果的な方法は、導入してからの年数が経過していない航空機材を運航することです。SIAグループの平均機齢は5年10か月と、世界で最も若い機材を運航する航空会社の一つです。昨年は古くなった航空機45機を退役させ、燃費効率が旧型機比で最大30%向上する新しい航空機を導入する予定です」と述べています。

また、Goh氏は「 SIAグループは引き続き、国内や各国の政府や航空業界、航空機メーカー、技術プロバイダー、燃料サプライヤーといったビジネスパートナーと協力して温室効果ガス排出量の削減に努めていきます」と述べ、パートナー全体で持続可能な目標の達成に向けて取り組んでいく姿勢を示しました。

SIAはこれまでも、持続可能な社会構築に向けた対策に積極的に取り組んでいます。

たとえば、同社のシンガポールにある全てのオフィスビルに太陽光パネルを設置しています。これにより、ビルの電力需要の最大18%に匹敵する再生可能エネルギーが生成されるということです。また昨年には、エコノミークラスを対象にした新しい機内食において、食器類として紙容器と竹製カトラリーを使用し、使い捨てプラスチックの量を減らす取り組みを発表しています。

国際航空運送協会(IATA)によると、商用航空機による直接排出量は地球全体の二酸化炭素排出量の2~3%以上を占めているということです。気候変動に大きな影響を与えるとされている航空業界。こうした問題を意識して、持続可能な社会に向けて取り組みを行う航空会社が広がりつつあります。

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SingaLife編集部

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