シンガポールで電話回線の申し込みと導入の方法(法人編) -ITコラムKAWATEC Vol.6-

シンガポールで新規オフィス開設やオフィス移転をするにあったって、
必須の存在である電話回線ですが、例えばこんな質問がよくあります。

■電話回線をお申込みする際の電話回線数を決める目安は?
電話回線数を決める目安は、オフィスで同時に何人が通話することができれば業務上支障ないかを基準に決めていきます。
例えばオフィスに10名の従業員がいて、従業員全員が常に外部と通話する必要があれば、10通話分(10チャンネル=10電話回線)が必要です。
しかし、10人中ピーク時に同時に通話できる人数が最大でも3人程度ということであれば、3通話分(3チャンネル=3電話回線)を申し込めばよいことになります。もしFax回線も必要であれば、1チャンネル=1回線をFax用に申し込みます。一般的には、従業員の人数の3分の1程度を目安として電話回線数を決めるのが一般的です。

■電話機の台数を決める目安は?
オフィスに設置する電話機の台数は、一般的にはデスクの数と会議室数が目安と言われています。
例えば従業員が10人いてデスクが10台あり、会議室が1部屋であれば合計で11台の電話機が必要です。事前に確認してみるとよいかと思います。

■シンガポールの主な電話回線提供会社のご紹介
法人向けの電話回線を提供している会社はシングテル(Singtel)がほぼ独占状態となっております。

■シングテル(Singtel)の電話回線2つのプランについて
電話回線を申し込む場合、シンガポールでは大きく『アナログ回線』と『ISDNデジタル回線』の2つの電話回線のプランがあります。
どちらの電話回線サービスを選択するかにより使用する電話交換機や電話機なども変わってきます。

1)アナログ電話回線サービス
現在でもシンガポールでは一般のオフィスで多く利用されている回線で、銅線(メタル線)を使って接続します。

アナログ電話回線サービスはこんなお客様に適切です。
小規模なオフィス
Sohoでのご利用に
店舗やレストランなどでのご利用に

2)ISDN電話回線サービス
伝送方法をデジタル化することによってノイズに強く、高音質な通話ができるデジタル回線です。シングテル(Singtel)でのISDNの最小購入チャンネル数は10チャンネルからとなります。
1本のISDN回線契約で10通話分の通話チャンネルを利用できることが最大のメリットです。外線通話用に10チャンネル利用できて、通話と共有でFAX回線としてもご利用できます。

ISDN電話回線サービスはこんなお客様に適切です。
中小規模、大規模のオフィス
複数の部署がある場合
担当者を直通で呼び出したい場合

■Kawatecはシンガポールで法人用の電話回線や電話交換機(PBX)の導入支援までワンストップでサービスのご提供をしております。

電話回線に関しての詳しいサービス内容等については、カワテック法人営業担当の加藤(かとう)、福田(ふくだ)までご連絡をお願いいたします。


《カワテック》
電話:6743-4530
住所:420 North Bridge Road #03-20 North Bridge Centre S 188727 ブギス駅より徒歩5分
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この記事を書いた人

SingaLife編集部

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