シンガポールで食べるべき絶品サテ特集!ホーカーの名店からレストランまで厳選紹介!

シンガポールのローカルフードの代表格といえば「サテ」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?香ばしく焼かれた肉の串に、濃厚なピーナッツソースをたっぷりつけて味わうサテは、ローカルフードの定番です。屋台やフードコートで手軽に楽しめるだけでなく、チキン、ビーフ、ラム、エビなど種類も豊富。
今回は、サテの魅力やおすすめのお店、さらにおいしく食べるポイントまで詳しくご紹介します!
シンガポールで味わう絶品「サテ」とは?

サテ(Satay)は、東南アジアを代表する串焼き料理の一つで、シンガポールでも定番のローカルフードです。一口サイズにカットしたチキン、ビーフ、ラム(マトン)などを香辛料に漬け込み、炭火で香ばしく焼き上げます。
最大の特徴は、濃厚で甘辛いピーナッツソース。焼きたてのサテをこのソースにたっぷりと絡めて食べると、スパイスの風味とナッツのコクが絶妙にマッチします。付け合わせには、もち米を固めた「カトゥパン(Ketupat)」が添えられることが多いです。
ローカルの人々にも愛され、ホーカーやフードコートで手軽に楽しめるサテは、ビールやココナッツジュースと相性抜群。暑くて食欲のない時でも、炭火で焼くいい香りでお腹が空くこと間違いありません!
マレー、インドネシア、中華スタイルとの違いは?
🔶マレー式サテ
マレーシアやシンガポールのサテは、チキンやビーフが一般的で、香ばしく焼かれた肉に、甘辛いピーナッツソースをたっぷりとつけて食べます。このソースは甘みとスパイスが絶妙です。また、カトゥパン(小さなもち米の塊)を一緒に食べることが多いです。
🔶インドネシア式サテ
インドネシアのサテもピーナッツソースが特徴的ですが、肉のマリネがよりスパイシーで、タマリンドやココナッツミルクなどが加わることがあります。焼き方もより焦げ目をつける傾向があり、風味が一層豊かです。
🔶中華式サテ
中華風のサテは、甘みが強い醤油ベースのタレで味付けされ、香り高い五香粉や八角が使われることが多いです。肉は一般的に小さめの串で、鶏肉や豚肉が人気です。
🔶シンガポールサテ
シンガポールのサテは、これらの地域スタイルが合わさり、非常にユニークな味わいを楽しめます!特に、甘辛いピーナッツソースはシンガポールのサテの特徴であり、ソースに使われるスパイスや香辛料のバランスが絶妙です。このソースはピーナッツの濃厚な味わいとともに、少しピリッとした辛さが加わることで、肉の旨みを引き立てます。
また、焼き加減やスパイスの効いた味付けもシンガポールスタイルならではで、肉はジューシーでありながら香ばしさが際立っています。
シンガポールでおすすめのサテ6選
Lau Pa Sat(ラオパサ)

ラオパサはシンガポールの有名なホーカーセンターの一つで、建物が綺麗なホーカーなので観光客の方にもぴったりです。おいしいサテを楽しめる場所としても知られています。特に夜になると、サテを提供する屋台が並び、地元の人々や観光客で賑わいます。ここでおすすめのサテ店は以下の通りです。
1.Lau Pa Sat Satay Street |
ラオパサの外に広がる「サテストリート」は、夜になると道路を挟んでサテの屋台が並びます。ここでも新鮮な肉を使用したサテを楽しめます。
おすすめはラムサテで、他ではなかなか味わえないしっかりとしたスパイスの効いた味わいが特徴です。また、各種サイドメニュー(ナシゴレンやアチャール)も人気があり、サテと合わせて注文することができます。
Lau Pa Sat(ラオパサ) 住所:18 Raffles Quay, S048582 最寄り駅:Raffles Plale駅、Telok Ayer駅 徒歩5分 営業時間:月〜日 24時間営業 定休日:無 |
East Coast Lagoon Food Village(イースト コースト ラグーン フード ビレッジ)

East Coast Lagoon Food Villageは、シンガポールの人気ホーカーセンターの一つで、海を眺めながら食事できる景色のいいホーカーです。シーフードやローカル料理が豊富に揃っています。サテの名店も多く、地元の人々にも愛されている場所です。その中でもおすすめのサテ店をご紹介します。
1.Haji Mohamed Ali Satay |
「Haji Mohamed Ali Satay」は、East Coast Lagoon Food Village内で非常に評判の良いサテ屋台です!ここのサテは、特にチキンサテやラムサテが人気で、肉のジューシーさと香ばしさが特徴です。ピーナッツソースが甘辛く、肉との相性が抜群で、食べた瞬間にそのおいしさが広がります。また、カトゥパン(もち米)も一緒に提供され、サテとの組み合わせを楽しめます。
2.Zainal Satay |
「Zainal Satay」は、East Coast Lagoon Food Villageの中でも長年愛されているサテ屋台です。特にビーフサテとチキンサテが定番で、程よい焼き加減とジューシーさが特徴です。少し甘めのピーナッツソースがしっかりと絡んでおり、しっかりとしたスパイスが効いた味わいが楽しめます。また、ラムやポークなども取り扱っており、選択肢が豊富です。
East Coast Lagoon Food Village(イースト コースト ラグーン フード ビレッジ) 住所:1220 ECP, S468960 最寄り駅:Siglap駅 営業時間:月 16:00-10:30、火水木 16:00-22:45、金 11:00-10:45、土 10:00-22:45、日 10:00-22:30 定休日:無 |
Chomp Chomp Food Centre(チョンプ チョンプ フード センター)
Chomp Chomp Food Centreは、シンガポールのホーカーセンターの中でも、ローカルの人々に人気のスポットです。ここでは、おいしいサテが味わえる屋台も数多くあります。Chomp Chomp Food Centreでおすすめのサテ店をご紹介します。
1.Chomp Chomp Satay |
「Chomp Chomp Satay」は、地元でも評判の高いサテ屋台です。特にチキンサテとビーフサテが人気で、ジューシーで柔らかなお肉が特徴です。お肉は香ばしく焼かれており、濃厚で甘辛いピーナッツソースとの相性が抜群です。焼き加減が絶妙で、程よい焦げ目が肉の旨味を引き立てます。
2.Sate Kajang Haji Samuri |
「Sate Kajang Haji Samuri」は、マレーシアスタイルのサテが楽しめるお店です。Chomp Chomp Food Centreでも有名なサテ店です。ここのサテは、特にチキンサテとラムサテが好評で、特にラムは肉質がしっかりしていて、濃厚な味わいが特徴です。香辛料が効いたマリネに漬け込まれた肉は、ジューシーで風味豊か。ピーナッツソースも絶品で、サテをより一層おいしく引き立てています。相談ください。
Chomp Chomp Food Centre(チョンプチョンプフードセンター) 住所:20 Kensington Park Rd, S557269 営業時間:月〜日 16:00-0:30 定休日:無 |
Satay by the Bay(サテ バイ ザ ベイ)

Satay by the Bayは、ガーデンズ バイ ザ ベイの中にある屋外フードコートです。ガーデンズ バイ ザ ベイの緑豊かな景色を眺めながら食事ができ、特に夜はライトアップされた美しい植物園を背景にサテを楽しむことができます!
広々とした屋外のテーブルが整っており風通しの良い席で、リラックスした雰囲気の中、食事を楽しめます。
また、サテだけでなく、シンガポールの人気料理(ラクサ、チキンライス、ナシレマなど)や、デザートも提供されています。サテを楽しみながら、シンガポールの多彩な料理を一度に味わうことができるため、観光の際に訪れる際にぴったりのホーカーです。軽にご相談ください。
Satay by the Bay(サテ バイ ザ ベイ) 住所:18 Marina Gardens Dr, #01-19 Gardens by the Bay, S018953 最寄り駅:Gardens bay the Bay駅 徒歩7分 営業時間:月〜金 11:00-22:00、土日 9:00-22:00 定休日:無 |
Hjh Maimunah Restaurant(ハジャ マイムナ レストラン)

Hjh Maimunah Restaurantは、シンガポールの中でもたくさんのマレー系の人々が住む、Kampong Glam(カンポン グラム)地区にある人気のマレー料理店です。
こちらはḤarāl restaurantなので、サテもポークはなく、チキンやビーフのサテを楽しめます。こちらのお店は特に「ナシパダン」と呼ばれるマレー式定食が有名で、地元の人々から「シンガポールNo.1のナシパダン屋」と称されることもあります。
ショーケースには50種類以上の伝統的なマレー料理やデザートが並び、好きなものを選んで組み合わせることができます。サテと共に、本格マレー料理が楽しみたい方にはとてもおすすめのレストランです。

マレー料理はまだよく分からない。という方に日本人が食べやすいおすすめのマレー料理をいくつかご紹介します。
1.ビーフ レンダン:牛肉をハーブやスパイス、ココナッツミルクで柔らかくなるまで煮込んだ料理。
2.タフ テロール ジャカルタ:大きな豆腐を丸ごとかき揚げにした一品。
3.チキン カレー:スパイスが効いた鶏肉のカレー。
4.アヤム バカール:鶏肉のグリル料理。
Hjh Maimunah Restaurant(ハジャ マイムナ レストラン) 住所:1 JIn Pisang, Singapore 199078 最寄り駅:Paya Lebar駅 徒歩10分 営業時間:月〜土 7:30-19:30 定休日:日 電話番号:6297 4294 WEBサイト |
Changi Village(チャンギビレッジ)

シンガポール東部に位置するのどかなエリアにあり、地元の人々や観光客に人気の食事スポットとなっています。このホーカーセンターでは、サテはもちろん、多彩なローカル料理も楽しめます。
チャンギビレッジのホーカーセンター内には、サテを提供する複数の店舗がありますが特におすすめの店舗をご紹介します。

1.JASON’S PLACE |
ポークベリー、チキン、マトン、チキンウィングなど多彩なサテを楽しむことができます。特にポークベリーは、一口サイズにカットされた肉が串にぎっしりと刺さっており、甘めの味付けが特徴です。また、ピーナッツソースは具だくさんで、サテとの相性が抜群です。
2.順利興(SOON LEE HENG) |
甘みのあるピーナッツソースが日本人の味覚にも合うと評判です。サテ自体は小ぶりで食べやすく、付け合わせのキュウリとともにさっぱりといただけます。
シンガポールの離島、ウビン島に行く際はこちらにあるフェリーターミナルから出発するので、ぜひウビン島に行く際にはこちらに立ち寄ってサテを食べてみてください!
Changi Village(チャンギビレッジ) 住所:1 Changi Village Rd, S500001 営業時間:24時間営業(店舗により異なる) 定休日:無 |
自宅で楽しむサテの作り方
サテを作るイメージはなかなかないかもしれませんが、実は家庭でも手軽に作ることができます。シンガポールのスーパーでは、サテ用の調味料セットやピーナッツソースが市販されており、これらを活用することで本格的な味わいを再現できます!
★必要な食材
▪鶏肉:もも肉や胸肉を一口大にカットします。 ▪ターメリック、コリアンダー:これらのスパイスは、サテ特有の風味を生み出すので必須 ▪ピーナッツソース:市販のものを使用するか、自作することも可能です。 |
★調理方法(フライパン&オーブン使用)
1.マリネの準備
ターメリック、コリアンダー、塩、砂糖、サラダ油を混ぜ合わせ、鶏肉をこのマリネ液に30分以上漬け込みます。
2.串に刺す
マリネした鶏肉を竹串に刺します。
3.調理
▪フライパンの場合:中火で熱したフライパンに少量の油をひき、串に刺した鶏肉を両面がこんがりと焼けるまで調理します。
▪オーブンの場合:200℃に予熱したオーブンで、串に刺した鶏肉を約10~15分焼きます。途中で一度裏返すと均一に焼けます。
4.仕上げ
焼き上がったサテに温めたピーナッツソースを添え、刻んだキュウリなどを添える。
★家庭でのアレンジ
▪日本風アレンジ:マリネ液に醤油や味噌を加えることで、和風の味わいを楽しめます。 ▪ピリ辛好き向け:マリネ液やピーナッツソースに一味唐辛子やチリペーストを加えて、辛さを調整できます。 |
また、作るのがめんどくさい!もっと手軽に家でサテを食べたい!という方におすすめの冷凍食品もございます!

出典:Redmart
価格:S$11〜S$13
スーパーやオンラインショップでは、すでに下味がついた冷凍サテや、温めるだけで食べられるピーナッツソース付きのセットが販売されており、調理の手間なく本場の味を再現可能。オーブンやフライパンで焼くだけで、香ばしくジューシーなサテが楽しめます。忙しい日やホームパーティーにもぴったりな冷凍サテで、シンガポールの味を気軽に堪能してみてはいかがでしょうか?
ビール片手にサテを食べよう!
シンガポールのサテは、炭火で香ばしく焼き上げられた肉と濃厚なピーナッツソースが絶妙に絡み合う、ローカルフードの代表格です。ホーカーセンターやレストランごとに個性があり、食べ比べも楽しみのひとつ。観光や日常の食事として気軽に味わえる一方、夜の屋台でビールと一緒に楽しむのも格別です。ぜひシンガポールを訪れた際は、お気に入りのサテを見つけてみてください。
●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。
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この記事を書いた人
SingaLifeグルメ倶楽部
編集部が実際に足を運んだ選りすぐりの飲食店や、話題のカフェ・レストラン、最新グルメなど、シンガポールの食にまつわる旬の情報をご紹介します!次に食べたいグルメやお気に入りのお店が見つかるかも?