シンガポールの自販機革命、便利さと品質を両立

シンガポールでは、便利さを求める若者や多忙な社会人を中心に自動販売機の支持が拡大している。飲食店顔負けの品質を実現しつつ、利用者に手軽さとスピードを提供するなど進化が著しい。
「Kopi Near Me」は注文後45秒で挽きたての自社ブレンドコーヒーを提供。「InstaChef」は人工知能を活用した自動キッチンを展開しており、ハラル認証の回鍋肉風チキンライスなどの温かい食事が注文後5分で提供される。
パン好きには「Butter Town」の塩パン自販機が好評で、鮮やかな黄色の機体で提供される塩バターロールは、補充後すぐに完売することも珍しくない。飲料では「What The Cup」が300種超のドリンクを揃え、抹茶ラテやストロベリーミルクスムージーが人気で砂糖の量などカスタマイズも可能。
消費者の「品質は店舗より劣る」との先入観払拭が課題だが、各社は店舗と自販機の共存で小売の生産性向上を目指している。
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この記事を書いた人
SingaLife編集部
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