Keong Saik Roadのフレンドリーなイタリアン
Acqua e Farinaで、北と南イタリアの伝統&オリジナルな味に舌鼓! PR

The Rail Mallで地元客に親しまれてきたイタリアンレストラン「Acqua e Farina」。2024年、待望の2号店がKeong Saik Roadにオープンしました。北と南、両イタリアの伝統を受け継いだ本格料理と温かなサービスが魅力の一軒です。
Acqua e Farinaの始まり
Acqua e Farina(アクア エ ファリーナ/水と小麦粉)は、 シェフ兼オーナーのミラノ生まれのロベルト・ガルビアティさんとナポリ生まれのアントニオ・マネットさんがオープン。ダ パオロレストランで出会った2人は意気投合。2人で独立してレストランを開く事にしました。


2人の出身地を写したランチョンマット
カジュアルなデリからレストランへ!
もともとは20年前にThe Rail Mall(ザ レール モール)に、ロベルトシェフによってカジュアルなデリとしてオープンしたお店ですが、お客様の要望に応え、8年前にアントニオシェフとパートナーシップを組み「Acqua e Farina」へと生まれ変わり、カジュアルなイタリアンレストランとして、地元の方や日本人をはじめ海外からのお客様に愛されてきました。
Acqua e Farinaという名前が表すように、パスタやピザなどの粉物を中心に、肉料理からシーフードなど多彩なイタリアの各地方の料理を提供しています。食材やスパイスなど、以前はイタリアからの輸入がほとんどでしたが、物価高騰の現在でも値段を据え置きするため、同じクオリティでも値段が抑えられるように、例えばホタテは北海道からなど、より近い地域からも輸入するようになりました。
もちろん味や新鮮さはイタリア産に引けを取りません。イタリア直送の食材も引き続き使用しています。
Acqua e Farina@Keong Saik Road店オープン!
そして昨年2024年、Keong Saik RoadにAcqua e Farina2号店をオープン。世界各国のレストランやカフェ、おしゃれなショップが並ぶショップハウスにオープンしたAcqua e Farinaは、ローカルの方に熱い支持を受けています。

屋外席もいい雰囲気!
実は2店舗目を出す予定はコロナのパンデミック前に決まっていました。ところがオープン前にパンデミックが起こり、やむなく取りやめに。そしてパンデミックでお店はデリバリーのみとなり、その時に多くの注文がシンガポールのイースト地区から入る事に気づき、2店舗目はイースト方面もしくはセントラル地区への出店を検討する事になったのです。
そして満を持して昨年Keong Saik Roadにオープンしました!

元々、美しいショップハウスにレストランを出店するのは、アントニオシェフの夢でした。その夢とイースト方面、セントラル地区への出店、2つが同時に叶ったのです。
インテリアも全てイタリアン!
Acqua e Farinaのインテリアは全てイタリア人建築家サミュエル・マルテッリ氏が手がけています。シェフ兼オーナー2人の育ったミラノとナポリ、Keong Saik Roadのイメージなどを組み合わせました。イタリア各地で目にする、テラコッタタイル、淡いイエローの壁や天井、鮮やかなグリーンのシャッターやドアを取り入れ、イタリアを彷彿とさせる色合いで美しく仕上げられています。

温かい雰囲気を醸し出す天然木のテーブルや椅子。セッティングを変えれば長テーブルとしても使用できるので、6〜7人のグループ利用も多いそう。

私たちが訪れた日も、ワイン好きの男性グループが何種類ものワインを楽しんでいました。

現在、ワイン持ち込み料無料という太っ腹キャンペーンもやっているので、ワイン好きには正に最高のタイミング。もちろんお店にもイタリアワインはじめ、Acqua e Farinaの料理にぴったりのワインがずらりと並んでいます。しかも、すべてのボトルに価格が明記されているので、常連さんの中には「好きなワインを手に取り、スタッフに一声かけて、そのままテーブルへ」という方も多いそう。このカジュアルさがAcqua e Farinaの魅力でもあります!
本日の試食スタート!
あちらこちらのテーブルから漂ってくるいい香りで、もうすでにお腹はぐ〜ぐ〜。これ以上待ちきれません!早速試食タイムへと参ります。
クオリティコントロールのためにもオーナーは必ずお店にいること、というのがAcqua e Farinaのモットー。

こちらのお店にはアントニオさんが常駐しています。正にイタリア男、といった風情のアントニオさん。太陽のようにお店を照らします。
ランチセットメニューは超お得!
最初にトライするのはランチセットメニュー。3コースでS$28++と超お得!しかも、嬉しいことに1ポーションがたっぷりとした量!数種類の前菜、メイン、デザートからチョイス。メニューは数週間ごとに変わるので、いつ訪れても新しい料理を楽しめます。
前菜 |
Bresaola, Rucola e Parmigiano ブレザオラ、ルッコラ、パルミジャーノ

ブレザオラとはイタリア北部のヴェルテリーナ渓谷で何か月もかけて作られる、牛肉にスパイスをプラスして塩漬けし、乾燥させた赤身ハム。豚に比べて脂身も少ないのでヘルシーです!

旨みを凝縮した味わいでしっとり。新鮮なルッコラ、パルミジャーノと一緒に食べれば、やっぱりワインが欲しくなりますね。

こちらのパン、最初の1バスケットは無料。その後はS$5で追加可能です。パリパリとしたピザに似た食感で止まらないおいしさです!
メイン |
Penne con Pancetta e Piselli ペンネ コン パンチェッタ ピゼリ

ペンネ、厚切りのベーコン、グリーンピース全てイタリア産。グリーンピースが香り豊かでびっくりです。ベーコンも、深い味わいとカリッと感がたまりません。自家製クリームソースとデミグラスソースのコンビネーションがぴったり。
日替わりデザート |

本日のデザートはチョコレートムース。なめらかで甘い!
カクテルもおいしく、美しい!
料理だけでなく、オリジナルカクテルもぜひオーダーしてほしいおすすめのメニューです。

美しいカクテルの数々。Capri Summer(S$22)はスイカの果汁でさわやかな甘さのカクテル。Negroni Sbagliato(S$20)は少しアルコールが強めの、プロセッコを入れたネグローニ。

こちらはAperol Spritz(S$20)アペロールにプロセッコが入った、スイートなカクテル。どのカクテルも喉越しがよく、飲みすぎちゃいそうです。
看板メニューはマスト!
Acqua e Farinaには数々の人気メニューがあります。その中から迷ったらぜひ食べてほしいおすすめを数点ご紹介します。
Tagliatelle al Cacao con Gamberetti e Nduja カカオのタリアテッレとエビとンドゥジャ S$38++

イタリア産小麦と新鮮な卵にココアパウダーを入れて手作りしたタリアテッレは、アルデンテのもっちり感と、かすかな酸味を感じるココアの風味が生きています。エビのプリプリ感とマッチ。そしてポートベロマッシュルームはニンニクでさっと炒め、歯応えを残しています。

自家製タリアテッレとエビ、ポートベロの三種三様のおいしさをまとめ上げているのが、スパイシーなンドゥジャソーセージの中身だけを使用したソース。クリーミーなソースを個性的にしています。さすが看板メニュー、おすすめです。
Montanara モンタナーラ S$37++

モンタナーラは、イタリア語で「山に住む人」または「山岳地の農民」を意味するとか。その名の通り、山の民が作っていた伝統的なレシピで作られています。
36時間発酵させた生地を手で丸く成形し、マイルドな風味の油で黄金色になるまで揚げ、イタリア産モッツァレラチーズ、ナポリ風ミートとトマトソース、手作りポークソーセージ、イタリアのカラブリア地方特産のンドゥジャソーセージの中身のみ、それぞれを層に重ねていきます。
特製ソースに使用しているのは和牛のリブ。サシの入り方がより深い旨みを引き出すんだそう。一緒に赤ワイン、トマト、セロリ、玉ねぎ、ニンジンなどのソフリットと共に8時間ほど煮込み、抽出されたおいしいソースが味の決め手です!

層になったピザ生地はすぐにオーブンで焼きます。これによりたくさんの素材の風味が調和し、生地からは余分な油を排出するので、全く脂っぽくなく、サクサクに!焼き上がったピザは、クリーミーなブルッテと新鮮なルッコラをトッピングし、すぐにテーブルへ運ばれます。
モンタナーラはイタリアで最も古いピザのレシピの一つで、イタリアでも味わえるレストランは探すのが難しいほど。Acqua e Farinaでは、伝統的な製法に則り、ていねいに再現しています。
そしてこのモンタナーラは、ぜひテイクアウトでもお試しいただきたいのです。通常のピザだと翌日には生地の部分がふにゃっとなってしまい、温め直してもいまひとつですが、このモンタナーラは余分な水分も油分も抜けているので、オーブントースターやエアフライヤーで温め直してもサクサクのままおいしく食べられます!
裏メニューもあり!

こちらは新鮮なイタリアイカから作られる、Squid Ink Spaghetti with Squid, S$38++
イカスミパスタです。イタリアから輸入している2種類のイカで作られていますが、もちろん売り切れ次第終了なのであえてメニューには載せていないそう。
まずはコウイカから丁寧にイカスミを抽出し、数時間かけて煮込み、旨味たっぷりのソースに仕上げます。提供直前に、柔らかくソテーしたアカイカ(トダロデス パシフィクス)を、アルデンテに茹でたイタリア産パスタと合わせ、完璧な一皿に。
黒光りするイカスミソースは濃厚で旨味たっぷり。「2回目以降のデートで注文してね」とシェフ。ユニークなお歯黒の笑顔は、確かに1回目のデートでは危険!?
新鮮なイカが口の中でプチプチと弾け、食感がたまらないこの隠れた逸品、気になる方はぜひスタッフに尋ねてみてくださいね!
イタリアンデザートは必須!
おいしい食事の締めに、甘いデザートは必須です!
Tiramisù ティラミス、S$16++ |
ミラノの有名レストランSaviniのレシピをアレンジしたオリジナルレシピ。このレシピを手に入れるため、ロベルトさんが数日間このレストランで無償で働きながらレシピを学んだとか。シェフの努力の結晶がこのレシピのもとになっています。

現在はお客様のリクエストで、お子さんでも食べられるようにアルコールを使わずとも味わいを変えないレシピになっています。
エスプレッソに染み込ませたレディフィンガービスケットに、イタリア産マスカルポーネチーズを使ったなめらかなクリームを重ね、仕上げにたっぷりのココアパウダーをふりかけました。ふわっと軽くて、マスカルポーネのおいしさをダイレクトに感じることができます。
裏デザート!Bomboloni(ボンボローニ) |

こちらは通称12kgドーナッツこと、Bomboloni(ボンボローニ)!12kgドーナッツとは、この店だけの愛称です。イタリアに帰国した時、屋台のボンボローニにハマったアントニオさんが3週間で12kg太ったことに由来しており、アントニオさんの奥様が名付けました。
シンガポールでも食べたい、と試行錯誤の末、同じような外側サクッと中はもちもちのボンボローニレシピが完成!レストランでは無料サービスでお客様に提供しています。なんと太っ腹!
お皿に添えられたヌテラをつけて食べるともう至福の時間!残しておいた本日のランチセットメニューのデザートのチョコレートムースをプラスすればギルティな味わいです!もっと食べたい!!
お誕生日や記念日は楽しくお祝い!

この日お誕生日の女性客に、バースデーソングを歌うアントニオさんからお誕生日デコレーションのボンボローニをプレゼント!他のお客様も一緒に温かい拍手で盛り上がっていました。私も次の誕生日にはぜひここでお祝いをしてほしい!と思いました!

お誕生日などお祝いの際には、予約時にコメントを入れるといいかも。もしかしたらうれしいサプライズがあるかもしれません!
7月の日曜日はステキなプロモーション開催中!
「July Feasta!」と銘打って、2025年7月末まで、毎週日曜日は全てのアラカルトメニューが10%オフ!
とってもお得ですね。
アットホームなサービスと雰囲気のAcqua e Farinaならファミリーでも楽しめます。日曜日の早めの夕食にもぴったりですね。7月限定の特別割引、お見逃しなく!
Acqua e Farina (アクア エ ファリナ) ❖Keong Saik Road店 住所:35A Keong Saik Rd S89142 最寄り駅:Outram Park駅 営業時間:11:30-14:30/17:30-22:30 定休日:月(祝日の場合は営業、翌日火曜休) 他店舗:あり Rail Mall店 詳しくはこちら 電話番号:9105 2377 WEBサイト ▶ご予約はこちら(英語)※Rail Mall店とKeong Saik店、どちらかを選択 |
家族や友達との思い出の店

小さい頃、ご両親と一緒にお店を訪れていたお子さんが、いまでは自分の子どもたちと来店する家族や、海外に移住したけれど、シンガポールに戻ってきたら必ずAcqua e Farinaへ食べにいらっしゃる方など、20年間、お客様に愛されているAcqua e Farinaならではのエピソードもたくさん。
Keong Saik Road店の歴史は始まったばかり。Acqua e Farinaの新しい第二章、これからの10年、20年が楽しみです!
●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。
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この記事を書いた人
林じゅん子
長崎県出身。バブル期の東京で浮かれて過ごし、そのままシンガポールへ。気がつけば20数年!香港映画がきっかけでアジア芸能にはまり、シンガポール初日本人芸能記者(自称)に。ラジオ、雑誌ともに芸能一筋、出会った芸能人は数知れず。 現在はエンタメ以外の3大好物、イケメン、おいしいもの、アニマルネタ目を光らせる。期間限定&新製品にも目がない、ローカルどっぷりジャパニーズ