今後も進化が止まらない!シンガポール Jurong Eastのおすすめ情報をご紹介!

シンガポールの西部に位置し、近年都市開発の中心として注目を集めている「Jurong East(ジュロンイースト)」。このエリアは、国家的な都市再構想プロジェクト「Jurong Lake District(ジュロン レイク ディストリクト)」の中核を担う地域として、今まさに再開発が加速しているホットスポットなのです。
将来的には“シンガポール第2のCBD(中央ビジネス地区)”としての役割を期待されており、ビジネス・住宅・観光・レジャーが融合した多機能エリアへと変貌を遂げつつあります。
交通網の整備も目覚ましく、MRT(地下鉄)東西線と南北線の2路線が交差する「Jurong East MRT駅」は、シンガポール中心地へのアクセスが抜群。通勤・通学の便の良さはもちろんのこと、島内各地への移動もスムーズで、暮らしの快適さを実感できるポイントとなっています。
さらに、日本人学校へのアクセスも非常に良く、日本人駐在員やそのご家族にとっても非常に暮らしやすい地域として根強い人気を誇っています。
本記事では、SingaLifeならではのローカル目線と生活者視点を交えながら、ジュロンイーストで体験できるショッピング・観光・レジャーの魅力を一挙にご紹介していきます。まだ訪れたことのない方にも、すでに住んでいる方にも、新たな発見や魅力を感じていただけると思います!
Jurong East

シンガポールの西部に位置する「Jurong East(ジュロンイースト)」は、国家的な都市再編成プロジェクトの象徴とも言える「Jurong Lake District(ジュロン レイク ディストリクト/JLD)」の中核を担う重要なエリアです。
都市再開発を司るシンガポール都市再開発庁(URA)の計画によれば、JLDは“中心部以外で最大規模となる混合用途型のビジネス地区”としてデザインされており、商業・住宅・公共施設・緑地・交通機能が一体となった未来型都市として開発が進められています。
この地域は、単なるビジネス街や住宅地としてではなく、環境配慮と都市機能の共存を図る「ネットゼロ排出」のモデル地区としても位置付けられています。2045年までにこの地域内で行われる全ての新規開発においてカーボンニュートラル(温室効果ガス排出実質ゼロ)を達成することを目指し、エネルギー効率の高い建築やグリーンインフラの導入が積極的に推進されています。
また、インフラ整備の観点からも目覚ましい変化が進行中です。2028年にはJurong Region Line(JRL)の開業に加え、長距離・短距離をつなぐ統合型交通ハブの完成が予定されており、これにより島内各地への移動がさらに効率的になる予定です。
さらに、2029年から2032年にかけてMRT網が追加整備され、中心部へのアクセス時間が30分以内に短縮されると見込まれています。これは単なる利便性の向上にとどまらず、ジュロンイーストを中心とした「職・住・遊・学・癒」がワンストップで完結する都市構造の実現を意味しています。
今後、このエリアではおよそ20,000戸の新規住宅が建設される予定で、10万人規模の新たな雇用機会が創出されると予想されています。シンガポールの人口・経済成長を牽引する次世代の拠点としての役割がますます高まっていきそうです。
一方で、既に整備されている商業施設も非常に充実しており、「Westgate」「JEM(ジュロン イースト モール)」「IMM」など、巨大ショッピングモールが駅周辺に集積しています。
生活に必要なものが徒歩圏内で揃う利便性は、在住者にとって大きな魅力となっており、とりわけ日本人学校へのアクセスが良好な点から、特に日本人駐在員家庭の居住地としても注目を集めています。
Westgate

ジュロン イーストの中心に位置し、地域住民はもちろん観光客からも高い支持を集めているショッピングモール「Westgate(ウェストゲート)」は、2013年12月にオープンした家族向けの大型ライフスタイル複合施設です。
地上7階建て、延床面積はおよそ41万平方フィートに及び、ファッション、グルメ、雑貨、サービスなど多彩なジャンルの店舗が揃っています。シンガポールの西側における暮らしのハブとして、日々多くの人々で賑わっています。
最大の特徴のひとつは、その抜群の立地と交通アクセスの良さ。MRT東西線・南北線が交差するJurong East駅と直結しているほか、バス・インターチェンジとも屋根付きの通路でスムーズに接続されており、雨天時でも快適に移動可能です。
さらに、隣接する「JEM(ジュロン イースト モール)」や、アウトレット型商業施設である「IMM」へも徒歩圏内でアクセスできるため、買い物や食事の選択肢が非常に豊富で、まさに“1日中過ごせる商業ゾーン”が形成されています。
Westgate(ウェストゲート)は特にファミリー層を強く意識した施設構成が特徴的です。
館内には最新設備を備えたフィットネスセンターや、乳幼児連れでも安心して過ごせるベビールームが複数設置されているほか、子どもたちが自由に遊べるプレイエリア「Westgate Wonderland(ウエストゲート ワンダーランド)」は、シンガポール最大級の屋外屋上プレイグラウンドとしても知られています。遊具や水遊びスペースも完備されており、買い物の合間に家族で楽しく過ごせるのが魅力です。
また、飲食店も家族連れに配慮した構成となっており、チャイルドチェアやキッズメニューを提供するレストランが多く揃っているのも好評。また、教育系テナントや医療・美容サービスも充実しており、“買う・遊ぶ・学ぶ・健康を整える”といった生活のあらゆるニーズを一か所で満たすことができる利便性の高さは、ジュロンイースト在住者にとって大きな安心材料となっています。
Westgate(ウェストゲート) 住所:3 Gateway Drive, S608532 最寄り駅:Jurong East MRT駅 直結 営業時間:月~日 10:00-22:00 WEBサイト |
JEM

シンガポール西部のジュロンイーストに位置する「JEM(Jurong East Mall)」は、2013年6月に開業して以来、地域のショッピング・ライフスタイルの中心地として圧倒的な存在感を放つ大型モールです。
延床面積はおよそ58万平方フィートにも及び、地上6階・地下3階建ての広大な構造に250の店舗を構えています。その規模と施設構成から、ジュロンエリア最大級のサブアーバン(郊外型)モールとして、地域住民から観光客まで幅広く支持を集めています。
特に目を引くのは、多様なテナント構成によるショッピングの充実度。2021年にはスウェーデン発の人気家具ブランド「IKEA」が新たに入居し、従来の都市型店舗とは異なる広々とした売場で、ファミリー層を中心に高い人気を集めています。
また、日常使いに便利な大型スーパーマーケット「Fair Price Xtra」、若者に人気の「H&M」「Uniqlo」、ナチュラル志向の「Muji(無印良品)」、日本発の食料品・雑貨チェーン「Don Don Donki」、家電や家具を取り扱う「Courts」など、あらゆる世代とライフスタイルにマッチするブランドが一堂に集結。ジャンルや価格帯の幅広さも魅力のひとつです。
エンタメ面でも進化を続けており、かつては「Cathay Cineplexes」が入居していた映画館スペースには、2025年以降、シンガポール国内で人気の「Shaw Theatres」が新たにオープン予定。ショッピングだけでなく、映画鑑賞やレジャー体験も可能な複合エンターテインメント施設としての機能が一層強化される見通しです。
JEM(ジェム) 住所:50 Jurong Gateway Rd, S608549 最寄り駅:MRT Jurong East 駅直結 営業時間:月~日 10:00-22:00 電話番号:6225 5536 WEBサイト |
IMMアウトレットモール

シンガポール西部のジュロン ゲートウェイ地区に位置する「IMM(International Merchandising Mart)アウトレットモール」は、アウトレット価格で人気ブランド品が手に入る商業施設として、多くの在住者やファミリー層に愛されているショッピングモールです。
WestgateやJEMと並んでジュロンイーストを代表するショッピングエリアを形成しており、3つのモールを巡るだけで“買い物・食事・レジャー”が完結する利便性の高さが魅力です。
IMM最大の特徴は、何といってもアウトレット型ショッピングモールとしてのポジショニング。アジア各地からの観光客だけでなく、シンガポール在住の節約志向の人々や、コストパフォーマンスを重視するファミリー層にとって、“掘り出し物の宝庫”として親しまれています。
施設内にはNike、Adidas、Coach、Charles & Keith、Onitsuka Tiger、Kate Spade、Michael Korsなど、100を超える国内外の有名ブランドが集結。それらが30%〜最大70%程度の割引価格帯で販売されており、シーズンオフ品や限定在庫、サンプル商品など、通常のショッピングモールでは出会えない特別価格の商品が豊富に揃っています。
さらに、IMMはファッションだけにとどまらず、家具・インテリア・家電のアウトレットも充実。大型インテリア・家電店もあり、新生活のスタートや引越し準備にも心強いスポットとなっています。特に在住日本人家庭からは「IMMへ行けば一通り生活用品が揃う」という声も多く、“暮らしの拠点”としての機能性が高く評価されています。
モール内にはフードコートや多彩なレストランも併設されており、買い物途中の休憩や子ども連れのランチ利用にも便利です。また、通路や広場にはキッズ向けの簡易遊具やベンチも整備されており、長時間の滞在でもストレスを感じにくい設計になっています。
IMMアウトレットモール 住所:2 Jurong East Street 21, S609601 営業時間:10:00-22:00 電話番号:6665 8268 WEBサイト |
J’Den

ジュロンイーストの街並みの中でも、かつて異彩を放っていたショッピング施設「JCube(ジェイキューブ)」は、2012年4月に開業した中型モールとして、多くの地元住民や学生、若者たちに親しまれてきました。
中でも特に注目を集めていたのが、シンガポールで初となる一般開放型の屋内スケートリンク「The Rink」と、圧巻の映像体験を提供するIMAXシアターの存在でした。
「The Rink」は、国際規格サイズのリンクを有し、一般滑走のほかスケート教室、アイスホッケーのトレーニング、さらにはフィギュアスケートの大会まで行われるなど、本格的なウィンタースポーツ施設として多くのファンを魅了しました。
一方のIMAX映画館は、迫力ある音響と映像が魅力で、近隣モールとの差別化を図るJCubeならではのアイコンとして知られていました。
しかし、ジュロンイースト全体が都市再開発の大きな波に包まれていく中、JCubeもまたその役割を終え、新たなフェーズへと進むことに。2023年8月、惜しまれつつも閉館し、現在は大規模な再開発計画のもと、新たな複合施設「J’Den(ジェイデン)」への転換が進められています。
「J’Den」は、シンガポール都市再開発庁(URA)のビジョンであるJurong Lake District構想に即した、住宅と商業施設が融合する次世代型の複合開発として設計されており、2027年の完成を目指して着工中です。
地上40階建ての高層住宅棟には500戸以上の居住ユニットが入居予定で、下層階にはショップやレストラン、サービス業態などが入る予定となっており、「暮らす」「働く」「楽しむ」がシームレスに結びついた都市型ライフスタイルの拠点となることが期待されています。
ジュロンエリアの中で、「JCube」は過去から未来への移行点として重要な意味を持ち、「J’Den」はこの街の新たなアイデンティティを形づくるランドマークとなっていくでしょう。
開発が進む2027年までの間も、地域の注目を集める再生プロジェクトとして、その変化の過程に期待が高まっています。
ホーカー

ジュロンイースト周辺には、シンガポールらしい地元密着型のホーカーセンターが複数点在しており、観光スポットや大型モールと並んで、地域の“食の魅力”を支える存在として高い人気を誇っています。
こうしたホーカーセンターでは、一食あたりS$3〜S$6程度という手頃な価格で、シンガポールの多民族文化が育んだローカルフードの数々を味わうことができるため、在住者の日常利用はもちろん、観光客にとっても食の入り口として欠かせないスポットです。
なかでも特に評判が高いのが「Yuhua Market & Hawker Centre(ユーフア マーケット&ホーカーセンター)」。地元住民に長年親しまれているこの施設は、野菜や果物などの生鮮市場を併設しており、朝から活気に満ちた雰囲気が漂います。
屋台では、海南チキンライスやラクサ、ホッケンミー、ロティプラタ、ナシレマ、チャークイティオなど、中華・マレー・インド料理がジャンルを越えてひしめく食の交差点のような空間が広がっています。特に人気の店舗では、昼時には長蛇の列ができることも珍しくなく、近隣のオフィスワーカーや家族連れ、学生たちがそれぞれお気に入りの一皿を求めて足を運びます。
中には、代々受け継がれたレシピで営業を続ける老舗の屋台もあり、「ジュロンでしか味わえない味」が息づいているのも、こうしたホーカーならではの醍醐味です。
ジュロンイーストの中心部にあるショッピングモールでの買い物やレジャーを楽しんだ後、徒歩圏内でこうしたホーカーセンターに立ち寄れるのは、SingaLifeの読者にとっても非常に親しみやすいローカル体験と言えるでしょう。気取らず気軽に、けれども本格的で奥深いローカルフードに触れられる場所は、グルメ好きはもちろん、日常の中で「シンガポールらしさ」を感じたいすべての人におすすめです。
ホーカー(Yuhua Village Market & Food Centre) 住所:254 Jurong East Street 24, S600254 営業時間:月~日 7:00-23:00 |
中国、日本庭園

Jurong Gardens(ジュロン ガーデンズ)は、シンガポール西部に広がる美しい造園エリアで、中国と日本、それぞれの伝統的な庭園文化を取り入れた独自の景観を誇ります。中心を成すのは、1975年に開園した「Chinese Garden(中国庭園)」で、北宋時代の建築様式に基づいた楼閣や回廊、アーチ型の石橋などが点在し、広大な敷地の中に中国古典の美が再現されています。
池のほとりに配されたパビリオンや石像、整然とした植栽は、まるで古代中国にタイムスリップしたかのような情緒を醸し出しており、訪れる人々の心を穏やかに癒します。
隣接する「Japanese Garden(日本庭園)」は、1974年に開園された空間で、室町時代から安土桃山時代にかけての日本庭園の様式を踏襲した設計が特徴です。白砂と苔、低木の組み合わせ、枯山水の要素を取り入れた庭構成は、静寂と内省の美を感じさせ、都市の喧騒を離れて瞑想的な時間を過ごすのに最適な空間として知られています。
この二つの庭園は、「Bridge of Double Beauty(二美橋)」と呼ばれる優美なアーチ橋によって結ばれており、訪れる人々はまるで文化の狭間を歩くかのように、東洋の二大伝統美を一度に体感することができます。
現在ではこの一帯は「Jurong Lake Gardens(ジュロン レイク ガーデンズ)」として、さらに緑豊かな都市公園エリアへと統合・整備されており、ウォーキング、ピクニック、自然観察、写真撮影など、多様なアクティビティが楽しめるシンガポール有数の癒しの場として再評価が進んでいます。
Jurong Lake Gardens(中国庭園・日本庭園) 住所:1 Chinese Garden Rd, S619795 営業時間:月~日 5:30-翌0:00、ボンサイギャラリー 火~日 9:00-19:00 休館日:月 入場料:無料 WEBサイト |
Science Centre Singapore

Science Centre Singapore(サイエンス センター シンガポール)は、ジュロンイーストの一角に位置するシンガポールを代表する科学教育施設であり、子どもから大人まで幅広い世代に向けて、科学やテクノロジーの魅力を体験的に伝えることを目的とした学びと遊びの融合スポットです。
1977年の開館以来、国内外から多くの来場者を集めており、年間100万人以上が訪れる人気の施設となっています。
サイエンス センターの最大の特長は、展示の多くが「見る」だけではなく「触って体験できる」インタラクティブ形式であること。物理・化学・生物・気象・宇宙など、多様な科学領域をテーマにした常設展示が複数あり、特に子どもたちはゲーム感覚で知識を深めることができます。
最新技術や持続可能なエネルギーに関する展示も充実しており、STEM教育の拠点としても国際的に注目されています。
施設内には、メイン展示に加えていくつかのサブ施設が併設されています。中でも迫力あるドーム型映像体験ができる「Omni-Theatre(オムニシアター)」は、プラネタリウムとIMAXテクノロジーを融合させた全天周スクリーンで、宇宙や自然に関するドキュメンタリー映像が楽しめます。
また、南国で雪遊びが体験できる「Snow City(スノーシティ)」では、氷点下の室内空間でソリ滑りや雪合戦などが可能となっており、シンガポールでは希少な「冬の体験スポット」として親子連れに大人気です。
アクセスも非常に良好で、MRT Jurong East 駅から徒歩約8分の距離にあり、ショッピングモールエリアやJurong Lake Gardensからの移動も容易。周辺には飲食施設も充実しており、一日を通してゆったりと楽しめる環境が整っています。
Science Centre Singapore(シンガポールサイエンスセンター) 住所:15 Science Centre Rd, S609081 営業時間:火~日 10:00-17:00(最終入場 16:15) 休館日:月(祝日・学校休暇は営業) 電話番号:6425 2500 WEBサイト |
KidsSTOP™

KidsSTOP™(キッズストップ)は、「Science Centre Singapore(サイエンス センター シンガポール)」内に設けられた、18か月から8歳程度の未就学児・児童を対象とした体験型の学習・遊び施設です。
幼少期の子どもたちが、日常生活の中ではなかなか触れることのできない「科学の不思議」や「ものづくりの仕組み」といったテーマに対し、直感的・身体的にアプローチできるよう、五感を活かした設計が施されています。
この施設は、遊び中心ながらも教育的要素がしっかりと組み込まれたエデュテインメント空間となっており、STEM教育の基礎的素養を、幼いうちから自然に育むことができるのが最大の特徴です。
館内にはさまざまなテーマに分かれた展示ゾーンが設けられており、たとえば「Flight & Space」ではパイロットや宇宙飛行士になりきって操縦体験ができるブース、「Built Environment」ではクレーンを使ってブロックを運ぶ建設体験、また「Supermarket」ゾーンではごっこ遊びを通じて消費や流通の仕組みを学ぶなど、遊びながら社会や自然科学の構造に触れることができる仕掛けが満載です。
また、屋内施設のため、天候に左右されず快適に過ごせるのも大きな魅力。暑い日や突然のスコールにも対応できる全天候型おでかけ先として、多くのファミリーに重宝されています。
施設の入場は時間枠制で、過密を避ける工夫がなされており、混雑を気にせず落ち着いた環境で過ごせるのも保護者にとってはうれしいポイントです。
KidsSTOP™(キッズストップ) 住所:15 Science Centre Rd, S609081(サイエンスセンター内) 営業時間:火〜日 10:00-13:00(最終入場 12:15)/14:00-17:00(最終入場 16:15) ※事前予約必須、18か月〜8歳対象 WEBサイト |
Snow City Singapore

Snow City Singapore(スノー シティ シンガポール)は、「Science Centre Singapore(サイエンス センター シンガポール)」の敷地内に併設された、シンガポール唯一の常設屋内型雪体験施設です。常夏のこの国において、本格的な雪や氷に触れられる貴重なスポットとして、ファミリー層をはじめ観光客や学校の遠足など、さまざまな層から長年にわたって支持を集めています。
施設内は年間を通じてマイナス5度前後に保たれており、一歩足を踏み入れるとそこは別世界。南国にいながら「雪国の非日常体験」ができるというユニークな魅力が、多くのリピーターを生んでいます。スノーウェアやブーツなども現地でレンタル可能なため、手ぶらでも安心して訪れることができます。
Snow Cityの目玉アトラクションのひとつが、傾斜角を生かしたスノースライダー(雪の滑り台)です。タイヤ型チューブに乗って勢いよく滑り降りる体験は、子どもはもちろん大人も思わず歓声をあげてしまう爽快さ。また、「スノーチャンバー」と呼ばれる雪の部屋では、雪だるまを作ったり雪合戦をしたりと、まさに雪遊びそのものを全身で楽しむことができます。
さらに、近年では「Snow City」としての体験型コンテンツが進化しており、シベリアンハスキー犬と触れ合えるライド体験や写真撮影ブースなども登場。動物好きの子どもたちにとっては夢のような時間となっており、記念撮影にも最適なスポットとして好評を博しています。
施設全体はコンパクトながら、細部まで作り込まれており、20〜30分の短時間滞在でも十分に楽しめるのが特徴です。
暑さが厳しい日や、屋内でアクティブに過ごしたい休日にぴったりのSnow City Singaporeは、観光客だけでなく、在住ファミリーにとっても何度訪れても新鮮な驚きがあるリピータブルなレジャースポット。シンガポールの都市空間の中で、気軽に「雪と出会える」数少ない場所として、今も変わらぬ人気を誇っています。
Snow City Singapore(スノーシティシンガポール) 住所:21 Jurong Town Hall Rd, S619263 営業時間:火〜金 10:00-17:00、週末・祝・学校休暇 10:00-18:00 休館日:月(祝・学校休暇除く) 電話番号:6560 2306 ※事前オンライン予約推奨 WEBサイト |
Jurong East Swimming Complex

出典:Jurong East Swimming Complex
Jurong East Swimming Complex(ジュロン イースト スイミング コンプレックス)は、ジュロンイースト地区に根付いた公共の屋外プール施設として、地元住民に長年親しまれている人気のレジャースポットです。
シンガポール全土に点在する公共スイミングコンプレックスの中でも規模・内容ともに充実しており、ファミリー層を中心に、子どもからシニア世代まで幅広い利用者層に対応する、まさに地域の水辺コミュニティのような存在です。
施設内には複数の種類のプールが整備されており、本格的なトレーニングにも対応できる50mプールや、リラックス向けのレジャープール、流水プール、さらにはスライダー付きのキッズ向けプールエリアなどが揃っているのが大きな魅力。
とくに休日や放課後には、浮き輪を抱えた子どもたちや、家族連れでにぎわう光景が広がり、のんびりとした開放感とにぎやかな雰囲気が共存する、温かな地域の交流空間が形成されています。
また、入場料が非常にリーズナブルで、シンガポール市民や永住者であれば数ドル程度から気軽に利用できるのも大きな利点。会員制のスポーツジムとは異なり、日常の延長としてスイミングや水中ウォーキングを楽しめることから、運動不足解消や健康維持のための身近なスポーツ習慣の場としても活用されています。
Jurong East Swimming Complex(ジュロンイーストスイミングコンプレックス) 住所:21 Jurong East Street 31, S609517 営業時間:火〜日 8:00-21:30、水土 6:30- 21:30(競技用プール早朝開放) 休館日:月(祝日・学校休暇除く) 電話番号:6563 5052 入場料:大人 S$1.50〜S$2.00、子ども・シニア S$0.80〜S$1.00 WEBサイト |
Jurong Eastエリアで素敵な思い出を作ろう

Jurong Eastエリアは、Jurong Lake District のコアエリアとして今後ますます発展が期待される注目のおすすめエリアです。
WestgateやJEM、IMMなどのショッピングセンターに加え、中国・日本庭園やサイエンスセンター、KidsSTOP™、Snow City といった観光・体験スポットが充実しており、日本人学校への通学環境の良さから在住ファミリー層にも人気です。さらに交通インフラの整備や住宅・商業の複合開発が進み、現在建設中のJ’Den等、今後ますますJurong Eastエリアは発展していくと思われます。
まだ知られざる魅力を持つジュロンイーストをぜひ訪れてみてください。
●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。
最新ニュースやプロモ情報をLINEとInstagram、メルマガでお届けしています!ぜひお友だち追加・フォローしてね!
この記事を書いた人
SingaLife編集部
シンガポール在住の日本人をはじめ、シンガポールに興味がある日本在住の方々に向けて、シンガポールのニュースやビジネス情報をはじめとする現地の最新情報をお届けします!