11月30日が申告期限 IRASが国内約30万社に期限内の法人税申告を呼びかけ

シンガポール内国歳入庁(IRAS)は、2025年度課税年度の法人所得税申告について、30万社を超える企業が11月30日までに手続きを完了する必要があると発表した。

提出期限が迫る中、免除対象でない企業に対して早急な準備と正確な申告を呼びかけている。また、初めて申告を行う約3万7,000社の企業に対しては、記録管理から申告後の対応までをカバーするウェビナー形式の支援が提供されている。

期限内に申告を行わなかった場合、最大S$5,000の罰金が科されるほか、違反が継続すれば1日あたりS$100の追加罰金が発生する。2年以上の申告漏れについては、税額の2倍に相当する罰金を科される可能性もあり、実際に2019年度と2020年度の申告を怠った建設会社が、S$19万超の罰金を命じられた事例もある。

法人税は依然として最大の税収源であり、2024年度には前年比6.7%増のS$309億が徴収された。

 


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この記事を書いた人

SingaLife編集部

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