【2023年度版】シンガポールの祝日グッドフライデー(Good Friday)とは?過ごし方やイベント情報は?

イースターが近づくと、シンガポールでよく耳にするのが「グッドフライデー」。日本では馴染みの薄いこの日は、何をお祝いする日なのでしょうか?そして、どんな特別なことが行われるのでしょう?

この記事では、シンガポールの祝日「グッドフライデー」についてご紹介します!




Good Fridayはキリスト教に由来している

グッドフライデーはシンガポールの祝日の一つで、日本語では「聖金曜日」とも。この言葉を辞書で調べると「キリストの受難と死をとくに記念する日」(世界大百科事典 第2版)と説明されています。

なんとなく「キリスト教徒の人にとってのお祝いなんだな」ということはわかりますが、もう少し詳しく知りたいと思いませんか?

そこで、グッドフライデーの情報を詳しくご紹介します!


Good Fridayの由来、時期

「グッドフライデー」とは、イエス・キリストが処刑された日のこと。この日から3日たった日曜日がイエス・キリストが復活した日であり、イースター(復活祭)です。グッドフライデーはキリスト教徒にとって喪に服す日でもあります。教会で行われる特別礼拝に参加し、イエス・キリストの受けた苦しみと死と己の信仰に静かに思いを馳せるのです。

いつがグッドフライデーになるかは毎年変わります。というのもこの祝日は、「イースター直前の金曜日」と決められているからです。

2023年のイースターは4月9日 日曜日なので、4月7日 金曜日がグッドフライデー

ちなみに2022年は4月15日で、2024年は3月29日がグッドフライデーです。このように年度によって、日程が大きく前後します。


Good Fridayと呼ばれる理由

それにしても、なぜイエス・キリストがはりつけにされた日が「グッド」と呼ばれるのでしょうか。ここではいくつかの説をご紹介しましょう。

説①
現代の英語のご先祖様とされる古英語では、「Good」は「聖なる」という意味もあったとする説。

説②
「神」を意味する「ゴッド」を使って「ゴッドフライデー(神の金曜日)」と呼ばれていたが、次第に「グッド」に変化していったとする説。

説③
グッドフライデーとそれに続くイースターの重要な点はイエス・キリストが罪や死、悪魔に打ち勝ったこと。なのでそのきっかけとなったはりつけも、グッドだと解釈できるという説。

興味深いことにイースター直前の金曜日をグッドフライデーと呼ぶのは、西ヨーロッパと北米のキリスト教徒に限られるのだとか。

東方正教会では「グレートアンドホーリーフライデイ(大聖金曜日)」と呼ばれているそうです。さらに、ラテン諸国では「ホーリーフライデイ(聖金曜日)」、ノルウェーでは「ロングフライデイ(長金曜日)」とそれぞれ違った呼び名で祝われているのだそう。

シンガポールはかつてイギリスの植民地だったので、グッドフライデーと呼ばれるのですね。


Good Fridayをどう過ごす?

イースター直前の祝日、キリスト教徒はどのように過ごすのでしょうか?そしてキリスト教徒ではない人は、どのようにしてこの日を過ごせばよいのでしょう?

グッドフライデーの過ごし方について、次にご紹介します。

キリスト教徒のGood Fridayの過ごし方

グッドフライデーのお祝いは当日だけでは終わりません。ここでは当日までの流れや、家庭での過ごし方までご紹介します。

Good Friday 当日までの流れ

グッドフライデーにまつわるお祝いは、「パームサンデー(Palm Sunday)」と呼ばれる前週の日曜から始まります

パームサンデーは、イエス・キリストがエルサレムに凱旋したことを記念する日です。十字架の形に折られた何千枚ものヤシの葉を使い、教会で礼拝した後にパレードが行われます。この時周りの人はヤシの葉を振ります。というのも、イエス・キリストをエルサレムに迎えた2000年以上前も、イスラエル人が同じようにヤシの葉を振って歓迎したからです。


Good Friday 当日

パームサンデーの5日後、いよいよグッドフライデーになると教会は特別な礼拝を行います。シンガポールにある教会の多くは、この時期に洗礼式を行うようです。というのも、洗礼は「新しい命」を象徴しており、イエス・キリストの復活つながる儀式でもあるからです。

多くの教会はグッドフライデーの礼拝を、お昼の12時から午後3時の間に行います。なぜならこの時刻にイエス・キリストがはりつけになったと考えられているからです。


Good Friday 家庭での過ごし方

次に、家庭での過ごし方について。キリスト教徒にとって、グッドフライデーは、家族や友人を集めて特別な食事をともにする日です。

一般的にメインディッシュとなるのは、ローストラム。ラム肉が使われる理由は、神の子羊であるイエス・キリストを象徴しているからだと言われています。その他には、十字マークがついたホットクロスバンズと呼ばれる菓子パンや、ウサギのチョコレートチョコレートエッグジェリービーンズなどを食べます。

ちなみに、なぜイースターの時期にチョコレートを食べるのでしょうか。

その理由はハッキリとはしていませんが、少なくとも19世紀のドイツとフランスでは、チョコレートでできたイースターエッグが存在していたようです。当時のチョコレートは非常に苦かったそうなのですが、甘いミルクチョコレートの登場でチョコレートエッグが一気に広まったのだとか。


キリスト教徒以外にもオススメのイベント

ここまで紹介してきたとおり、グッドフライデーはキリスト教の祭典です。しかしそれと同時にシンガポールの祝日でもあり、オフィスや銀行、政府機関、学校、一部の商店などは、お休みになります

それではキリスト教徒以外のシンガポールの人々は、どのようにこの日を過ごすのでしょうか。ここでは3つご紹介します。

* イベント情報は執筆時点の情報に基づきます。

 

①イースター料理を体験する

グッドフライデーに合わせて、さまざまな場所で毎年料理教室が開かれます。そこでは子どもたちが、チョコレートバニーなどのイースターに関連した料理づくりを体験できます。

“PICNIC BASKET” EASTER CAMP 2023

<会場情報>
TOMATO Cooking School(トマト クッキングスクール)RIVER VALLEY ROAD校

<イベント情報>
開催日:3月13日〜4月14日
開催時間:9:00-16:00
住所:278 River Valley Road, S238319
最寄り駅:Fort Canning駅
定休日:無
電話番号:3125 1946
WEBサイト(英語)

 

②イースターエッグハントをする

庭に隠されたカラフルな卵を一番多く見つけた人がプレゼントがもらえる、イースターエッグハント。元々はイギリスの習慣ですが、シンガポールでも人気があります。


③シンガポールポロクラブに行く

シンガポールポロクラブでは例年、子供も大人も楽しめるゲームや楽しいアクティビティが盛りだくさんのイースターパーティーを開催しています。



④ウサギと記念撮影する

ウサギ年の今年は、Bunnyverse(バニーバース)のウサギもさらにパワーアップ。Resorts World Sentosa内にあるバーニース敷地内に設置された数々のカラフルなウサギと一緒にセルフィーやビデオ撮影ができます。毎月決定されるセルフィーコンテストの受賞者は賞品ももらえます。

“In the Bunnyverse Selfie Contest”

<会場情報>
Bunnyverse at Resorts World Sentosa(バニーバース at リゾーツ ワールド セントーサ)

<イベント情報>
開催日:常時開催
住所:8 Sentosa Gateway S098269
最寄り駅:Imbiah駅
定休日:無
WEBサイト(英語)

 

2023年のGood Fridayは4月7日(金)!

シンガポールの祝日「グッドフライデー」についてご紹介しました。由来や過ごし方を知ると、より深く楽しめるのではないでしょうか?シンガポールではグッドフライデーに関連したさまざまなイベントも多数開催されています。この特別な一日をぜひ楽しく過ごしてくださいね!

●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。


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この記事を書いた人

SingaLife編集部

シンガポール在住の日本人をはじめ、シンガポールに興味がある日本在住の方々に向けて、シンガポールのニュースやビジネス情報をはじめとする現地の最新情報をお届けします!

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