ダイソン社長、シンガポール「ワリッチレジデンス」の3階建てペントハウスを購入時より安く売却

掃除機をはじめとするイギリス家電メーカーダイソン社長ジェームズ・ダイソン氏は、保有している3階建てペントハウスを購入時の金額を下回る6,200万シンガポールドルで販売に出しました。

シンガポール最高層ビルのペントハウス「Wallich Residence」は、タンジョンパガー駅徒歩2分の64階建てグオコタワーの最上階3階を占めています。一部屋21,108平方フィートで1平方フィートあたり約3,000ドル。セントラルビジネス地区、マリーナベイ、セントーサ島を眺められる抜群の眺望で、5ベッドルームのこの「天空のバンガロー」は、専用プール、カバナ、バー・ジャグジー、エンターテイメントエリアを備えています。また、地下駐車場へのプライベートエレベーターロビーがあり、MRTタンジョンパガー駅へのエレベーターアクセスも可能。

1億800万ドルで売りに出されていたこのペントハウスですが、2019年6月に、ダイソン氏が7,380万ドルで購入。シンガポールにおけるペントハウスの購入価格の最高値を更新しました。それまでは、2017年にFacebookの共同創業者エドゥアルド・サヴェリンが購入した約6000万ドルだったそうです。

今回のペントハウスの売却先はインドネシア生まれ米国市民でテキサス在住のセレヴレオ・コグアン氏で、ITプロバイダー「SHI International」の共同創業者で会長を務める人物だと言われています。

英国の億万長者である発明家は昨年、本社を英国からシンガポールに移し、アレクサンドラにある、かつて使われ現在は記念建造物になっているセント・ジェームズ発電所を改装して新しいグローバル本社としたばかり。

ダイソン夫妻は昨年、シンガポール植物園の近くにあるグッドクラス・バンガローも5000万ドルで購入していました。

桁違いの不動産物件ですが、すぐに売り手が見つかるのもシンガポールならではですね!

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SingaLife編集部

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