ホー・チン氏、フォーチュン誌で「2020年、米国外で最もパワフルな女性」20位にランクイン

ホー・チン氏は、米誌フォーチュンが今年発表した「2020年の米国外を拠点としている最もパワフルなビジネスウーマンランキング」で、20位にランクインしています。

世界の大企業500社のうちわずか13社において女性役員が採用されており、女性は依然として過小評価を受けていると言われています。

ホー氏は2016年から、8位、2017年には10位、2018年には8位、2019年には19位にランクインしています。

同氏は2002年より、シンガポールの国営投資会社テマセクのエグゼクティブ・ディレクターを務めており、現在は同社のC E Oを担っています

フォーチュン誌によると、最もパワフルな女性ランキングは20年前に4つの基準に基づいて作成が始まったと言います。その基準は、ビジネスの規模と健全性、キャリア歴、社会的・文化的影響力です。

テマセク社は好調で、そのポートフォリオは年々増加していたものの、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、同社の純価値は2%縮小。その時価総額は約2,140億ドルにまで落ち込みました。ただ、その中でも2020年には、春には国営航空会社であるシンガポール航空の63億ドル相当の権利発行を支援したり、基金を通じて国民に手指消毒剤とフェイスマスクを配布したりしました。

ホー氏は、7月に再選を勝ち取ったシンガポールのリー・シェンロン首相の妻であり、政界にも大きなコネクションを持っています。

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SingaLife編集部

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