『外国駐在員にとって最も物価が高い都市』最新ランキング シンガポールは世界14位に後退

英・人事コンサルティング会社ECAインターナショナルは12月15日、外国駐在員にとって最も物価が高い都市の最新ランキングを発表しました。

シンガポールは世界14位にランクイン、昨年から2つ順位を下げました。シンガポールドル安を背景に、デンマークとスイスを下回りました。

1位は香港。長引く政情不安を背景に、外国駐在員が“並外れて物価が高い”と評する賃料が下落したものの、昨年に続き、駐在員が暮らす上で最も生活コストが掛かる都市となりました。2位は東京。3位はニューヨーク。

ECAインターナショナルのアジア地域ディレクター、リー・クエイン氏は、新型コロナウイルスの感染拡大が世界的な景気後退を引き起こし、シンガポール経済における貿易の減少につながったと説明。

その上で、「これが一因となり、デンマーククローネやスイスフランといったより強い通貨に比べて、シンガポールドルが弱まった」と付け加えました。アジアの中では、シンガポールは昨年から6位を維持しています。世界ランキング上位10位に入るその他のアジアの都市は、東京(2位)、ソウル(8位)、横浜(10位)となっています。


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SingaLife編集部

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