2017年~2019年のシンガポール性犯罪統計で、被害者の約40%が16歳未満

シンガポールのシャンムガム内相兼法相は1月5日、2017~2019年に警察に届けられた性犯罪事件の被害者の約40%が16歳未満だったと報告しました。これは、被害者の年齢など性犯罪に関する統計を求めた議員2人からの要請に対し、文書で回答したものです。

この3年間の性犯罪被害の届け出件数は、6988件に上り、被害者の年齢別内訳は16歳未満が2798人。16~20歳が千人、21歳以上が3685人でした。

被害者と届け出件数の総数が一致しないのは、1つの事件において複数の被害者が巻き込まれたり、同一の被害者が複数の事件で被害を受けたりした事例があったためです。

届けられた事件のうち、これまでに1368件が起訴され、931件が有罪判決を受けました。被害者と加害者の関係については、見知らぬ者同士が2957件
友人同士の2243件が、これに続いています。このほか、職場の同僚/上司・部下が619件、肉親・親類が599件、隣人などが414件、教師(家庭教師などを含む)と教え子が109件、業者と顧客が47件でした。

また、2005~2019年に性犯罪事件で有罪判決を受けた者4606人のうち、1364人がそれ以前にも同様に性犯罪で有罪となっており、他の犯罪で有罪を言い渡された者も1078人に及んでいます。

シャンムガム氏は、性犯罪加害者の飲酒・麻薬使用歴、精神鑑定に関する記録は取っていない、としています。

世界的に高い治安水準を維持しているシンガポールですが、私たちも最低限の警戒は怠らないよう、日々暮らしていく必要がありそうです。

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SingaLife編集部

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