「将来の夢」を熱く語る「志入試」を実施。中高では日本唯一の「Microsoft Showcase School」に認定され、人気の街・北千住で、今後の社会を担う人財を育成

都心へ出やすく、子育てもしやすい環境が整っているという理由から「住みたい街」としてランキングされることもある北千住。その北千住駅から徒歩1分という抜群の立地にあるのが、足立学園です。
中高一貫の男子校の足立学園は、ユニークな入試方法を実施していること、さらに中高一貫校としては日本で唯一の「Microsoft Showcase School」にも認定されています。
そんな足立学園の特色をご紹介します。
「将来の夢」を語る「志入試」
各教科の学力を図る一般的な入試の他に、足立学園中学校オリジナルの入試形式が「志入試」(高校では、志自己推薦入試)です。
2019年度から始めたこの志入試の1番の特徴は、国語と算数の試験はあるものの「志望理由」や「自分の将来の夢」に重きを置き、面接の場で自ら語ってもらう点です。
その時点での学力の差で合否を決めるのではなくて、その受験生が持つ潜在的な熱意や将来性などを見極めます。


建学の精神「質実剛健・有為敢闘」
「志入試」を実施する背景には、足立学園の建学の精神「質実剛健・有為敢闘」があります。誠実で強くたくましく、人の役に立ち、最後までやり遂げるという意味の「質実剛健・有為敢闘」。
学力ではなく、その受験生が持つ潜在能力や潜在意識にスポットを当てることで、入学後に大きな伸びを見せる生徒たちが大勢います。実際に「志入試」で入学した生徒が、学年でトップレベルの成績を収めるケースもあります。
井上実校長は「男子校では、なにかのきっかけで大きく伸びる生徒がいます。志入試で入ってきた生徒には、そうしたきっかけをつかんで飛躍して欲しい」と話します。
日本で唯一の中高一貫校で「Microsoft Showcase School」認定
足立学園では、今後訪れる高度情報化社会を生き抜く人財を育成するために、ICT(情報通信技術)教育にも力を入れています。中高としては日本で唯一となる「Microsoft Showcase School」に認定され、情報共有かツール「Office365」を利用。生徒1人ひとりがタブレット端末を所有し、それを利用して自宅にいながら課題を提出したり、復習のために授業の録画を見直したりといった使い方ができます。
また、プログラミングをカリキュラムにも取り入れ、基礎的な知識から本格的なプログラムの作成までを行い、現代人にとって必要不可欠な情報リテラシーを伸ばします。


中高一貫のカリキュラムで人財育成
中学校では、学力や本人の希望に基づいて一般クラスと特別クラスとに分けられます。高校になってからは、さらに細分化し、探究、文理、総合の3つのコースに分かれます。
中でも総合コースは、文武両道ができていることを前提として、その生徒が勉強や芸術以外に極めたい分野があればとことんその分野を追求してもらうコースとなっています。例えば、スポーツのプロ選手を目指すという生徒もいます。
建学の精神に基づく人財を6年間で育成する。それが、足立学園のカリキュラムです。

海外プログラムも充実
ICT教育と同じように重視しているのは、海外プログラムです。グローバル化社会で活躍できる人財を育成するために、目的に合わせて全部で5種類の海外プログラムがあります。
オーストラリアやイギリスでのスタディツアーや語学研修のほか、海外留学も可能です。

中でも注目すべきは、オックスフォード大学ハートフォードカレッジとの提携です。大学の寮に宿泊しながら教授の授業を受けることができる2週間のプログラムとなっており、現地校の雰囲気の中での留学はきっといい刺激となるはずです。
※オックスフォード大学ハートフォードカレッジでの留学は、日本の高校では唯一のプログラムとなっています。
地域に愛される学校
「足立区に中等教育の場を設ける」として、地元の有志の方々の寄付によって1929年に作られた学校です。そのため今でも地元・北千住との交流は盛んで、地域の方々から親しみをもたれている学校です。
地元のお祭りに生徒と教職員が参加し、神輿を担いだり、清掃活動に参加したりするなどしています。
また近くにある東京電機大学とは、足立学園の学園祭に東京電機大学の学生が出展したり、教授の授業を受講したりするほか、指定校推薦枠を多く持ち、交流を深めています。


入試情報
中学入試
入試:2月1日(水)~2月4日(土)(詳細は、こちら)

高校入試:
入試:1月22日(日)、2月10日(金)、2月12日(日)(詳細は、こちら)
足立学園中学校・高等学校
住所:東京都足立区千住旭町40-24
電話番号:03-3888-5331
Web:https://www.adachigakuen-jh.ed.jp/

この記事を書いた人
SingaLife編集部
シンガポール在住の日本人をはじめ、シンガポールに興味がある日本在住の方々に向けて、シンガポールのニュースやビジネス情報をはじめとする現地の最新情報をお届けします!