シンガポールのローレンス・ウォン教育相、「国境を封鎖し続けるのは経済的に厳しい」と懸念を示す

シンガポール新型コロナウイルス対策の閣僚タスクフォースの共同議長を務めるローレンス・ウォン教育相は5月4日、自身のインスタグラムの投稿で「シンガポールは労働力を外国人に大きく依存しているため、国境を封鎖し続けるのは厳しい」と明記し、国境封鎖の継続が経済に与える打撃に懸念を示しました。

シンガポールは、建設業や清掃業界、高齢者介護などを含む生活に必要不可欠な業種を外国人労働者に依存しています。外国人労働者は、シンガポール国内企業の労働生産性・収益率の向上や人手不足緩和に寄与しています。

またウォン教育相は「感染拡大を抑えるためには、国境封鎖に頼るだけではなく、すべての国民が交流を控えることや、ソーシャルディスタンス確保を心がける必要がある」とも述べており、基本的な感染症対策を怠らないよう国民に促しました。

シンガポール政府は5月7日午後11時59分から、日本を含むコロナウイルスが流行している「ハイリスク国」から入国する人、またすでに入国済みで隔離措置を受けている最中の人を対象に、国内入国後に課す14日間の隔離措置(Stay Home Notice=SHN)の期間を7日間延長し、21日間に変更する予定です。

また、5月8日からは規制が強化され、行動を一緒にできる人数がこれまでの8人から、5人までに変更されます。

コロナウイルス感染拡大防止を図りながら経済活動を進められるよう、国内の規制を強化するとともに、国民に対し感染症対策に努めるよう呼びかけています。

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SingaLife編集部

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