シンガポールの小売売上高、3月に前年比で6.2%増加

シンガポール統計局は5月5日、2021年3月期の小売業界の売上高を発表し、対前年同月比で、6.2%の伸びを記録しました。

特に、時計や宝飾品、アパレルやフットウェアなどの売上高は、20年3月と比べてそれぞれ60.2%と35.6%の大幅な増加を記録。これは、新型コロナウイルスの感染拡大による諸外国との往来が制限された影響で、20年3月の観光収入が低かったことが要因であるとシンガポール統計局は述べています。

このほか、娯楽用品、コンピューターおよび通信機器、ガソリンスタンド、自動車産業、家具や家電製品、本などの売上高も増加しました。

一方で、スーパーマーケットは、1年前の売上高と比較して14%減少しました。1年前はコロナ渦で多くの人が家に居ましたが、今では外食する人が増え、ソーシャルディスタンスの導入によりスーパーマーケットに入店できる顧客の数が制限されていることが要因と考えられています。デパート、ミニマート、コンビニエンスストア、食品、アルコール、化粧品、トイレタリー、医療用品などの売上高も減少しました。

月次ベースでは、ほぼすべての業界が売上高を伸ばしていますが、家具や家電製品の売上高は減少しました。これは、在宅ワークをしていた人が徐々に職場に戻っていったことで、家具や家電製品の需要が下がったことによるものとシンガポール統計局は述べています。

21年3月の推定総小売売上高は約35億シンガポールドルで、そのうち11.8%がオンライン小売売上高で構成されていました。ここでも、コロナ渦でオンラインショッピングが活用されていることが見てとれます。

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SingaLife編集部

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