日本語情報誌「シンガライフ」の日本人スタッフが、シンガポールに来て驚いた文化や習慣あれこれ

所変われば品変わるといいますが、住む場所が変われば驚きや戸惑いも…そんなびっくり体験をシンガポールの日本語情報誌「シンガライフ」日本人スタッフに聞く第2回(第1回はこちら)。

これからシンガポールに移住する方からシンガビギナーさん、はたまた次の旅先はシンガポールという方にまで、ちょこっと役立つ情報をお届けします。

こちらの記事の目次

あこがれコンドミニアム

1. 靴をどこで脱げばよいのか悩む

外国人駐在員や富裕層が多く住むコンドミニアム。そんな素敵ライフの第一歩から戸惑ったという声がシンガライフスタッフから多く上がりました。玄関上がりかまち無い問題。しかもドアは内開き。勇んで踏み出すも、フラットな大理石の床はボーダーレス。どこまでが土足で、どこからが清潔エリアか判別しづらい…

自宅ならマイルールでOKとはいえ、来客時やよそのお宅を訪問した際に、なんとなくモヤモヤ…「いったいどこで靴脱ぐの?」

まずは『わが家にお友達がやってきた編』。いらっしゃい!とドアを開いた瞬間にいちるの迷いもなく懐に飛び込むのが自然とできる愛嬌者いますよね。でもほんとは聞いてほしい。「靴、どこで脱げばいい?」と。そしたら「ウチでは玄関の内側から裸足ルールなの」なんてサラリと言えるのに(無類のキレイ好きの例。え、ワタシか…)。

次に『よそのお宅を訪問編』。自分が神経質だからといって、他人がそれを望むとはかぎりません。なので、柔軟な対応力が求められます。

とはいえ要注意は相手が似たり寄ったりな場合。潔癖度が同等の項目ばかりならいいのです。が、洗面台の水はねは気になるけれど、髪の毛が落ちているのは大丈夫とか、床に落としたビスケットを口に入れられるけれど、洗濯物を畳む前にはせっけんでしっかり手を洗わねばとか。細かなこだわりポイントの違い、いわば個性。

そんな差異がときに清潔度ランク付けマウント合戦に発展し、冷戦になりかねないことをずいぶん見聞きしてきました。つまり油断は禁物。親しき仲にも礼儀あり、人の数だけマイルールがあると知りましょう!そしてここはシンガポール。私たちとは違う文化や習慣に触れられてびっくり、ありがとうの精神で!

2. 共用設備がすごい

日本でもプールやジムが付いている高級物件もありますが、シンガポールの場合、コンドミニアムなら当たり前の標準装備。さらにはテニスコートやコンビニが付設するなど、敷地内だけで生活できそう!

シンガライフスタッフの住まい事情を調査したところ、なかにはBBQピットやゴルフ練習場、バスケコートを併設しているところも。

東京23区よりちょいデカほどの狭い国土に林立する高層住宅群のお家賃はお高めな印象。100万円超も珍しくなく、数十万円台は一般的。しかしながら施設利用は無料かつ1台分の駐車スペースはほぼ提供されることや、物件により家具や家電が備え付けられていることをかんがみるに、合理的なアーバンライフを楽しめそう。

また、ローカル向け不動産屋さんを当たれば、掘り出し物件に巡り合えそうですよ。

そういえば、コンド内のファンクションルーム(多目的小ホール)でパーティーを開いたり、トレーナーさんに来てもらって運動したり、暮らしの中にパブリックなイベントが混在する感じ、面白いですね。

電車に乗るなら気をつけて

3. 電車のドアが秒速で閉まる

例えばラッシュ時に、並んでいる旅客が乗るのを見計らってドアを閉めるのは、車掌さんのさじ加減によっていたのだ、と思い知るのがシンガポール。

というのも、安くて清潔で快適だと言われるMRTですが、難点は扉の開閉が容赦なくスピーディーなこと。なぜなら、コンピューターにより自動制御されているため。

ギリギリで駆け込んで、挟まれる危険性もあります。

時間通り運行され、日本人の感覚的には合うともいえます。しかし、連れ立っているときに、片や車内、片やホームと、ひとときのロミジュリ状態を余儀なくされた新米時代のシンガライフスタッフの悲恋話も…。ところが、香港通の知人いわく、ドアが閉まるのが遅くてジミにイラッとするそうです。閉まる前のドア上のカウントダウン表示が無駄に長いとのこと。まさに所変われば、ですね。

4. 高速エスカレーターでストレス知らず

実はシンガポール人はせっかちなのかもしれません。駅のエスカレーターも速いんです。

keep leftしながらも、右側をすり抜けていく人はあまり見かけません。つまり、それほどの速度でエスカレーターが動いているので、立ち止まらざるをえないわけ。慣れないうちはちょっとした恐怖感がありますが、次第に快適に!注意すべきは降りるとき。後から来た人が追突、なんて事故にならないためにもサクッと降り、歩みを止めないのがシンガポール流。

5. 要注意!電車では飲食禁止

公共交通機関では、ペットボトルの水を飲むのさえ禁止されているので、注意が必要です(持病により服薬の都合がある場合などは、駅係員に確認しましょう)。日本では日常的なことでも、シンガポールでは処罰対象です。初めて渡星する方は特に、ルールを確認しておけば安心ですね。

横断歩道を渡りましょう

6. 一番乗りは押せ

何の話かって、信号です。横断歩道の最前列を陣取ったなら、信号ボタンを押すのはあなたのお仕事である、ということを肝に銘ずるべし。

とかく押しボタン式信号機に遭遇しては、あなたが押すんですよ感満載の顔でローカルっ子ににらまれているというシンガスタッフの体験によれば、先頭にいながら押していなかったという事実が判明するや鋭い非難の視線を浴びるのは免れないとのこと。

なんせシンガポールのは日本の押しボタン式信号機とは違い、押さなければ永久に赤信号のまま…何回もやっちゃったんだね、東京っ子の筆者もひんやり眼光ビーム浴びせちゃうかも。みなさんご留意のほどよろしくです。

7. 信号機のないところで渡るのは違反

横断歩道が渡りたいところにない時、つい走り出したいことってありますよね。でも、危険行為は違反です。それに、シンガポールのドライバーは総じて自動車優先の傾向を感じる、というシンガスタッフの意見も。安全優先を心がけましょう。

いかがでしたでしょうか。全2回にわたり、シンガポールで暮らして気づく驚きや“へー!”を、シンガライフスタッフに取材し、お届けしました。みなさんのシンガポールでの暮らしや滞在に、少しでも役立ちヒントになればうれしいです。



この記事を書いた人

SingaLife編集部