ローカルに聞いた!シンガポール流クリスマス&年末年始の過ごし方

早いもので2021年も終わりが近づいてきました。コロナ禍ということで、日本に一時帰国をしない人も多いと思いますが、シンガポールの人たちはこの時期をどのように過ごしているのでしょうか?

今回の記事では、編集部ローカルスタッフに聞いたシンガポール流のクリスマスと年末年始の過ごし方や、日本との違いについて紹介したいと思います!




1.シンガポール流 クリスマスの過ごし方

北半球で育った日本人は、クリスマスといえばホワイトクリスマスを連想するのではないでしょうか。そのため、シンガポールに住んでいると「こんな暑い中クリスマスと言われても違和感が・・・」という意見もしばしば。

しかし、シンガポールでもクリスマスは一年の内の大きなイベントの一つ。シンガポールは多民族国家ですが、クリスマスというイベント自体は宗教に関わらず、多くの人が楽しみにしているようです。日本でもキリスト教信者でなくてもクリスマスを楽しんでいるので、その点では同じですね。

ホテルやショッピングモール、デパートなどにはクリスマスツリーやイルミネーションが飾られ、街中はクリスマス一色。特にクリスマスツリーは、日本のものと比べてとても大きいツリーが飾られていることが多く、その大きさや豪華な装飾は圧巻!クリスマスツリーやイルミネーション巡りをするのも、シンガポール流クリスマスの楽しみ方の一つです。

また、シンガポールの人々はクリスマスのイベントの中でも特に食事を楽しんでいるようです。ホテルビュッフェが盛んなシンガポールではクリスマスビュッフェは大人気!ターキーなどクリスマス定番メニューに加え、豪華なシーフードやクリスマスらしい可愛いデザートなどが揃っています

現在はコロナ禍のため今までのようにビュッフェができない場合もありますが、それぞれのホテルやレストランではクリスマス限定のランチやディナー・スイーツなどクリスマスを盛り上げる様々な趣向を凝らしています。南国シンガポールでも、クリスマスは存分に楽しめますね。


2.編集部ローカルスタッフに聞いてみた!クリスマスの過ごし方

それではここで、実際に編集部ローカルスタッフに聞いた例年のクリスマスの過ごし方&オススメのクリスマスの過ごし方について紹介します。

例年のクリスマスの過ごし方は?


プレゼント交換、そして簡単なディナーを楽しみます。シンガポール人のなかには、クリスマスに教会に行く人もいます。コロナ前は毎年、ガーデンズバイザベイのクリスマスワンダーランドを訪れていました。


家族と家でクリスマス映画を一緒に観ます。みんなでターキーなどのクリスマス料理を楽しみ、その後にプレゼントを交換します。


クリスマスを盛大に祝うことはあまりないですが、クリスマスのイルミネーションを見に行くか、親友とクリスマスランチやクリスマスディナーを楽しみます。

日本ではクリスマスのプレゼント交換といえば子供達が行うイメージが強いですが、シンガポールでは大人も行うとは驚きですね!プレゼント交換の内容について聞いてみると、

・Air fryerなどの家電
・化粧品
・ベッドシーツなどのベッド用品
・食べ物(ワインやチョコレート、ブラウニー、タルトなど)
・トレーニングウェア
・キャンドル

などが挙がりました。

特に女性の間では化粧品が人気のようで、人気のコスメブランドは、MAKE UP FOR EVER, NARS, benefit comestics, Aesop, SEPHORA, fresh, LUSHとのことです。SEPHORAに関しては年末にセールを開催しており、コスメなどが安く購入できるという情報も。

また、クリスマスウィッシュリスト(クリスマスに欲しいアイテムのリスト)というものがあり、プレゼント交換前に共有することで、欲しいものを確実にもらえるようです。大人のプレゼント交換、楽しそうですね!

そしてクリスマスならではのイルミネーションや食事を楽しむのは日本と同じですね。シンガポールにはキリスト教信者の人も沢山いるので、信者の方はもちろん教会を訪れるようです。

オススメのクリスマスの過ごし方は?


Swiss Clubでグランピングを予約して、家族や友達と一晩楽しく過ごします。


Dusit Thani Laguna Singaporeを予約して、家族や友達とステイケーションします。


ステイケーションを予約し、美味しい料理やワインでディナーを楽しみます。様々なレストランから食事をテイクアウトして、愛する人々と家での時間を楽しみます。

ローカルのオススメはステイケーション!ホテルでのステイケーションもロマンチックで素敵ですし、カントリークラブのような施設でのステイケーションはアクティビティが豊富でまた違った楽しみがあります。いつもとは違う場所で特別なクリスマスを過ごすのはいい思い出になりそうです。


3.シンガポール流 年末年始の過ごし方

日本ではお正月はビッグイベント。クリスマスが終わるとすぐにお正月モードに切り替わり、年末は家族と一緒に過ごして年越し、年が明けたら初詣に行ったりおせちやお正月番組を楽しんだりと、盛り沢山です。

その一方で、シンガポールでは1月1日のお正月に特別な飾り付けをしたり初詣に行ったりする文化はありません。1月下旬から2月上旬の旧正月(チャイニーズニューイヤー)の方がシンガポールの人々にとってはメインイベントだからです。日本は三が日が祝日となっていますが、シンガポールは2日から通常稼働の会社も多いようです。

しかし新しい年を喜んで迎える点では一緒。そのため、年越しのカウントダウンが重視される傾向にあります。コロナが流行する前は、マリーナベイやセントーサ島などシンガポールの各所でカウントダウンイベントが行われ、花火やプロジェクションマッピング、ショーなどで大盛り上がり。レストランなどでも人々がカウントダウンを楽しんでいました。

コロナ禍ではカウントダウンイベントが中止になったりと残念な状況ではありますが、年越しの瞬間に花火が打ち上げられたり、特別なライトアップがあったりと、人々が集まれない中でも新年を祝う工夫が凝らされています


4.編集部ローカルスタッフに聞いてみた!年末年始の過ごし方

クリスマスと同様に、年末年始の過ごし方についても編集部ローカルスタッフに聞いてみました。

例年の年末年始の過ごし方は?


マリーナベイや市街地に行って、打ち上げ花火を見るのがお正月の恒例となっています。


コロナ前はカウントダウンフェスティバルに参加していました。コロナ禍でのお正月では花火を楽しんだり、友だちと簡単にお祝いしています。


コロナ前は年末年始旅行をしていました。今年はステイケーションを予約して友だちと楽しく過ごす予定です。


やはりカウントダウンイベントに参加したり花火を見に行くのがローカルの間でも定番のようですね。また、日本人と同じように、年越しを海外で楽しもうと年末年始に旅行へ行く人も。シンガポールの年末年始休暇は短めなので、近隣の東南アジア諸国へ行くケースが多かったようです。早く自由に海外と行き来できる日々が戻ってきてほしいですね。


オススメの年末年始の過ごし方は?


マリーナベイや市街地に行って、打ち上げ花火を見るのがお正月の恒例となっています。


クラークキーで食事を楽しむのがオススメです。カウントダウンのためにみんなが集まり、夜中まで一緒に過ごすお正月独自の雰囲気が素敵です。


マリーナベイを訪れて、夜景と花火を楽しむことです。


例え大きなイベントがなかったとしても、素敵な夜景スポットが沢山あるのがシンガポールのいいところ。おしゃれな建物と海や川、ライトアップのコントラストが楽しめるマリーナベイやクラークキーでの年越しは雰囲気抜群でオススメです!


シンガポールでもクリスマスや年末年始を楽しもう!

いかがでしたか?季節や文化の違いはありますが、クリスマスや年末年始を祝うのは日本もシンガポールも同じです。日本のお正月が恋しくなることもありますが、シンガポールで過ごすクリスマスや年末年始は貴重な体験になること間違いなしです。コロナ禍で何かと規制も多いですが、できる範囲でクリスマスや年末年始を思いきり楽しみましょう!




この記事を書いた人

SingaLife編集部

シンガポール在住の日本人をはじめ、シンガポールに興味がある日本在住の方々に向けて、シンガポールのニュースやビジネス情報をはじめとする現地の最新情報をお届けします!

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