スクリーンの中のすみっコぐらしに、もう一度会いに行こう!待ちに待った続編、「すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ」公開!
すみっコぐらしはSAN-Xの人気キャラ。ついついすみっコに行っちゃう、すみっコ魂を持ったキャラたちがなんともかわいい。
人見知りのしろくまや自信がないペンギン、とんかつのはじっこなど「がんばれ〜」と声をかけたくなるようなコたちです。そんなすみっコが大スクリーンに帰って来ました。
すみっコぐらし第一弾は昨年公開
映画「すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ」は日本で120万人が見た大ヒットとなり、シンガポールでも昨年12月公開され大好評。
まさかすみっコで泣くとは思わなかった、と多くの声が聞かれましたが筆者自身も同じでした。温かい気持ちに包まれながら、あたたかい涙が流れました。
まさに心温まる、もしかしたら大人向きの映画と呼べるものでした。
待望の第二弾!ストーリーは…。
ある秋の日、空には大きな大きな青い月が輝いています。「5年に一度の大きな青い満月の夜には、魔法使いが町にやってきて、願いを叶えてくれる」という言い伝えがあるのですが、なんと、すみっコたちの街に、5人きょうだいの魔法使いが飛来!
公園、スーパー、森……あらゆる場所に魔法をかけ、街をきらびやかなパーティー会場に変えていきます。
やがて楽しい夜も終わり、魔法使いたちは月へ帰っていきます。でも、なんとその中にタピオカがいるのです。すみっコ仲間のたぴおかが魔法使いのすえっコの”ふぁいぶ”と間違えられ、一緒に連れて行かれちゃったのです!
監督、脚本楽しみなチームアップ!
監督は「夏目友人帳」(すばらしい作品です!)の大森貴弘氏、脚本は「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」(号泣必至)の吉田玲子氏と期待の初コンビ。両作品とも優しい作品で、その作品のファンが見てもきっと愛してくれそうです。
ナレーションは続投!
前回初めて聞いた井ノ原快彦さんと本上まなみさんのナレーションは、ゆるやかで心和むナレーションですみっコの世界観にぴったりでした。
今回ももちろんこのお二人のナレーションで話は進みます。ナレーションのお二人の笑顔が声に反映されているかのよう。きっとこのお仕事が大好きなんだろうなと思える声です。
映像も優しい!
もちろん、すみっコたちは可愛らしくて、青い魔法使いの「青」色がとてもきれいに仕上がっています。
映画館の大スクリーンで見ると、青い魔法使いが変えてくれたきれいな世界にいるような気分になります。思わず「おぉ」と小声が出ちゃったくらい。
友達思いのすみっコたちが、たぴおかを救うために頑張る姿(でもゆるゆる)や、ふぁいぶを力づける姿がかわいくてずっと笑顔で見ていました。
終わったあとは
1時間ちょっとはあっという間。
でも観終わった後は満足感でいっぱい。すみっコならぬ、すみおじさんだった(本人の談)という大森監督のすみっコ魂が生かされていたのか、楽しい作品になっていました。
今回の映画も大ヒット、日本で最終配収14.9億円となったそう。もちろん大人も楽しめるクオリティが人気の秘密ですね。
シンガポール公開情報
Sumikkogurashi: The Little Wizard in the Blue Moonnight
「すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ」
<施設情報>
Golden Village(ゴールデン ヴィレッジ)Suntec City 公開開始:2022年3月10日 住所:3 Temasek Boulevard #03-373 Suntec City Mall S038983 他店舗:有(Katong,Funan,Bedokなどその他13店舗あり) ※詳細はHPをご覧ください。 WEBサイト:https://www.gv.com.sg/ |
シンガポールの映画公開は、公開終了日がはっきり明記されていません。どうぞ見逃すことがないように、お早めに劇場に足を運んでください。親子で楽しめる貴重な映画(しかも日本語!)、小さい子でも大丈夫な良作です!
※写真提供全て Encore Films
この記事を書いた人
林じゅん子
長崎県出身。バブル期の東京で浮かれて過ごし、そのままシンガポールへ。気がつけば20数年!香港映画がきっかけでアジア芸能にはまり、シンガポール初日本人芸能記者(自称)に。ラジオ、雑誌ともに芸能一筋、出会った芸能人は数知れず。 現在はエンタメ以外の3大好物、イケメン、おいしいもの、アニマルネタ目を光らせる。期間限定&新製品にも目がない、ローカルどっぷりジャパニーズ