【最新版】シンガポールから行くマレーシア旅行!アクセスやおすすめ観光スポットも!

マレーシアには大自然を感じられる場所や近代的な観光地などがあり、さまざまな魅力があります。地域によって違う雰囲気を味わえるので、ぜひこの機会に穴場スポットもチェックしてマレーシア旅行を楽しんでください!
シンガポールのお隣「マレーシア」ってどんな国?

シンガポールの隣国であり、東南アジアの中心に位置するマレーシア。マレー半島地域と東マレーシア地域(ボルネオ島)から成り立っており、首都はクアラルンプールです。
多民族・多文化国家であり、食文化や英語が通じることなどシンガポールと似ている点は多いものの、政治面では立憲君主制を採用しています。これは長いイギリス統治の歴史によるもので、世界でも珍しい国王選出制度が行われている国でもあります。
国土面積は約33万㎢と日本とほぼ同じ面積(日本の0.9倍)で、人口は約3,410万人(2024年)とこちらは日本の4分の1ほどですが年々増え続けており、中進国としては異例の早さです!シンガポールからマレーシアのクアラルンプールまでは東京から名古屋への距離とほぼ同じで、時差はありません。通貨単位はマレーシア リンギットでRMと表記されます。
マレーシアの公用語はマレー語ですが、中国語(広東語や福建語など)やタミール語も広く使われています。また、英語も一般的に通じており、特に都市部や観光地では日常会話に困ることはありません。
(出典:外務省(日本)シンガポール基礎データ)
シンガポールからすぐにアクセスできるマレーシアは、週末旅行や日帰り観光にもぴったりの旅行先。しかし、国境を越える際の手続きや、現地での移動手段、気候の違いなど、事前に知っておくと便利なポイントがいくつかあります。快適に旅行を楽しむために、以下のポイントをチェックしておきましょう!
天気・服装
マレーシアとシンガポールは赤道に近く、典型的な熱帯雨林気候に属しています。そのため年間を通じて高温多湿で、雨季と乾季も両国同じような時期に訪れます。3月〜9月が乾季、10月〜2月が雨季となっており、平均気温は27度ほどです。朝夕は25度前後と過ごしやすく、最高気温も34度前後となっています。
雨季でも日本の梅雨のように一日中雨が降り続くようなことはなく、スコールと呼ばれる短時間でやむ激しい雨が降ります。雨季は日中の暑さをスコールが和らげてくれるため、涼しいと感じる日も多いようです。乾季は高温で日差しが強く、1日の気温差が大きいのも特徴です。
服装は主に半袖・短パンのスタイルで過ごせる気候ですが、屋内はエアコンの寒さで冷えることも。スコールの後も涼しくなると羽織りものが欲しいなと感じることがあるため、薄手の羽織りものや撥水加工の軽量アウターを持ち歩くと便利でしょう。
言語・通貨
マレーシア リンギット(RM)を使用します。紙幣には、100、50、20、10、5、1の6種があり、リンギット以下の単位にはマレーシア セン(SEN)があります。1リンギットは100セン。50、20、10、5の4種のコインです。なお、マレーシア国内でのUSドル、シンガポールドル、日本円の利用はできません。(*RM1=約35円 2025年1月現在)
両替は基本的にシンガポールと同じくショッピングモール内や路面にある公認の両替商で行うことができます。また、空港、銀行、ホテルでも両替は可能です。両替商では、店先にレート表が提示されているので、両替前にチェックしましょう。
マレーシアの治安は?
ジョホールバルはシンガポールと比べるとスリやひったくりのリスクが高いため、十分な注意が必要です。特にスリやひったくりに注意し、必要以上の現金や貴重品を持ち歩かないようにしましょう。
クアラルンプールなどはシンガポールと同じく安心して過ごせると聞きますが、やはりこちらも十分に注意をして出歩くことをオススメします。モールや百貨店以外のお手洗いにはティッシュペーパーがないことも多いため、常に携帯しておくと安心です。
シンガポールからマレーシアへのアクセス

マレーシアとシンガポールは2本の橋で結ばれていて、陸路でもアクセス可能な隣国です。首都のクアラルンプールまでは飛行機で約1時間、ジョホールバルなら自家用車やバスで最短1時間というアクセスの良さ。陸路からのアクセスでも、パスポートとデジタル アライバルカード(MDAC)の登録が必要です。(2024年1月〜)
陸路でも空路でも、観光エリアへすぐにアクセスをする場合は当面の費用(リンギット)をあらかじめ両替しておくと安心でしょう。
ここでは、交通手段について詳しくご紹介します。
高速バス
ジョホールバルへは最短1時間、クアラルンプールへは約5時間でアクセス可能な高速バスは、手頃な料金と本数の多さで人気の交通手段です。「ゴールデン マイル コンプレックス」や「ラベンター バスターミナル」から発着し、各バス会社のチケットを購入・比較できます。
出国時はパスポートと貴重品のみ持ってバスを下車し、審査後に再乗車。マレーシア入国時はすべての荷物がチェック対象となるため、荷物の多い場合は注意が必要です。車内にトイレはなく、途中のドライブインで20分ほどの休憩があります。
金曜夜はジョホールバルからシンガポールへの帰宅ラッシュで混雑するため、チケットの事前予約がおすすめです。特にリクライニング機能付きのラグジュアリーバスは人気が高く、早めの予約が安心でしょう。
▶詳細はこちら
シンガポール発のバスはEZ-Linkカードやタッチ決済に対応していますが、マレーシアからの帰路では現金かクレジットカードが必要になります。
電車
KTM電車チケットを予約すれば、シンガポールからジョホールバルまで電車でもアクセスが可能です。バスや飛行機と違うのは、電車乗車スポットで、シンガポール側にてマレーシアへの入国手続きをあらかじめ行うという点。
ジョホールバルへの電車への予約は、こちらのKITSWEBサイトにアクセスしてください。発車20分前まで、現地の窓口でもチケットの購入は可能です。
飛行機
シンガポールからクアラルンプールへ最も早く行けるのは飛行機です。1日40便以上ものフライトがあり、格安航空券もあるので、日帰り弾丸旅行も可能。シンガポール航空やマレーシア航空のほか、LCCのジェットスター、タイガーエアー、エアアジアなどが就航しています。
チャンギ国際空港からクアラルンプール国際空港までの飛行時間は約1時間ですが、国際線のチェックインの待ち時間や空港から市内までの移動時間などをトータルすると、最低3時間は見ておいた方が安心です。シンガポールからの旅行先として人気のペナン島へは約1時間20分、マレーシアの穴場リゾートであるコタキナバルへは約2時間20分で到着します。
シンガポール、マレーシア間はLCCを利用するとS$50前後で航空券を買えますが、スーツケースの機内預けは有料になるなどの追加料金があるので注意が必要です。
国際タクシー
国際タクシーは、ジョホールバルまでS$100前後と割高ですが、降車せずに国境を超えられるため、子ども連れや荷物が多い場合に便利です。
通常のバスや車では出入国時に降りて審査を受ける必要がありますが、国際タクシーなら車内で手続きを済ませられるのが大きなメリット。
シンガポールの「クイーンストリート タクシーターミナル」などで乗車可能で、現金(S$)払いが一般的です。金曜の夕方や祝日前は混雑するため、時間に余裕を持って利用するとよいでしょう。
シンガポール在住者におすすめ!週末に行けるマレーシアの観光地5選
時差もなくシンガポールからアクセス抜群の海外マレーシアで、ぜひ訪れていただきたい観光スポットを都市別にご紹介します。
家族連れにも大人気のクアラルンプールや、シンガポールから最短1時間で到着できるジョホールバル、世界遺産の街マラッカなど、広大な土地を持つマレーシアには観光スポットがたくさんあります。東洋と西洋の歴史や文化が融合するマレーシアの魅力を、実際に見て、触れて、体感できる時間をお過ごしください。
発展著しい国境の街「ジョホールバル」

シンガポールの中心部からわずか20kmに位置するジョホールバル。首都クアラルンプールに次ぐ人口規模を誇る洗練された都会でありながら、海岸沿いはのどかな町と美しいビーチが広がっています。シンガポールへの玄関口という立地の良さから、さまざまな開発が進行中。
レゴランド マレーシア |


シンガポールからタクシーや自家用車でもわずか1時間半程で到着できるレゴランド マレーシア!2012年にオープンしたアジア初のレゴランドリゾートで、広さはユニバーサルスタジオシンガポールの3倍以上もあります。
広大な敷地に7つのテーマエリアがあり、40以上のアトラクションやショーを満喫することができます。スリル満点なライド、ミニランドとして知られる名物セクションなど家族全員で楽しめるアトラクションが盛りだくさんで、子どもたちは暑さも忘れて夢中で遊びまわるほど。
レゴランドといえば、レゴブロックを使って作られているミニランドというイメージがありますが、レゴランド マレーシアにはアジアのさまざまな名所を 20 分の1のサイズで再現したエリアがあります。カンボジアやシンガポール、マレーシアの観光名所が細部までミニチュアサイズで作り込まれており、必見です。
2013年にオープンしたウォーターパークは、世界中のレゴランドで最も大きいものがここマレーシアとなっています。流れるプールには柔らかくて大きなレゴブロックが浮いていて、大人も子どもも大きな浮き輪に乗りながら、浮かぶブロックをキャッチして遊ぶことができますよ。のんびり遊べるプールから高速で滑るスライダーレースなど、バラエティーに富んだ設備が揃っています。
LEGOLAND Malaysia(レゴランド マレーシア) 住所:7, Jalan Legoland, Bandar Medini, 79250 Nusajaya, Johor, Malaysia 営業時間:10:00-18:00(最終入場17:00) ※時間が変わる日もあるため、HPをご確認ください。 ▶詳細はこちら 定休日:水(テーマパーク)、火(ウォーターパーク) 電話番号:+60 7597 8888 WEBサイト |
アブ バカール モスク |
マレーシアで最も美しいと称される木造モスクのひとつ、アブ バカール モスク。19世紀後半のジョホール王国の国王であったアブ・バカールによって建設され、およそ8年の歳月をかけて完成しました。残念ながらアブ・バカール本人は完成した「アブ バカール モスク」の姿を見ることなく亡くなってしまいましたが、イギリスのビクトリア様式を模倣した美しい外観と一級品にこだわった内装で人々を魅了しています。
ジョホールバルの美しい丘の上にそびえる荘厳なモスクは、街のシンボルとして人々に愛され続けています。イスラム教徒以外も礼拝堂以外のエリアに入ることができますが、服装にはご注意ください。ショートパンツや肩を出した服、ノースリーブは禁止されています。スカートの場合は、膝丈より長いものにしましょう。
Sultan Abu Bakar State Mosque(アブ バカ―ル モスク) 住所:Jalan Gertak Merah, Masjid Sultan Abu Bakar, 80000 Johor Bahru, Johor, Malaysia 定休日:無 電話番号:+60 7223 4935 |
デサル地区 |

ジョホール州の東海岸に位置するデサル地区は、東海岸特有の透明度の高い海が広がる一大リゾート地区です。マリンスポーツやゴルフといったアクティビティを満喫したり、ラグジュアリーリゾートでゆっくり過ごしたりとさまざまな楽しみ方が可能です。
世界最大規模の「デサルコースト アドベンチャーウォーターパーク」は、バリエーションに富んだ多くのアトラクションで多くのファミリーに人気です。ウォーターパークに隣接する「デサルコースト リバーサイド」にはレストランやカフェ、ショップなどが揃っています。プロゴルファーによってコースデザインされたゴルフ場「ジ エルス クラブ」は、プレーに集中できないほどの美しい景色に圧倒されます。
THE ELS CLUB(ジ エルス クラブ) 住所:No 4. Jalan Danau, Desaru Coast,81930 Desaru, Johor, Malaysia 営業時間:7:30-日没(ゴルフコース)、8:00-18:00(練習施設)、7:00-18:00(ゴルフショップ) 定休日:無 電話番号:+60 7878 0000 WEBサイト |
クアラルンプールでショッピング&多文化体験
クアラルンプールは、多民族国家マレーシアの首都であり、多様な文化が共存する都市です。イギリス統治時代に建設された多くの歴史的建物が存在しており、どれも美しいものばかりです。コロニアル様式とイスラム建築が融合した独特のデザインは、当時の建築技術や美意識を反映しています。ぜひ、クアラルンプールで多民族国家ならではの民族的、宗教的伝統を体験してみてください。
ペトロナスツインタワー |

クアラルンプールには、この街のシンボルとなっているツインタワー、ペトロナスツインタワーがあります。ツインタワーとしては世界一の高さを誇るもので、88階というから驚きです。
こちらのタワーは居住用ではなくオフィスビルとなっており、地上370mの高さには展望台があります。また、2つのタワーをつなぐスカイブリッジからは、クアラルンプールの街並みを眺めながら、迫力満点の空中散歩を楽しむことが可能!展望台とスカイブリッジはどちらも一般入場可能となっていますが、チケットは早めの予約をオススメします。
また、タワーに隣接するKLCCパークでは、美しい噴水ショー、レイクシンフォニーが毎晩開催されています。音楽に合わせてカラフルにライトアップされた幻想的な噴水ショーを、ぜひお見逃しなく!
ブキッ ビンタン |
クアラルンプール屈指の繁華街、ブキッ ビンタン。ここには大型ショッピングモールや高級ブティック、屋台やレストランなどさまざまなお店が軒を連ね、地元民や観光客で賑わっています。
大型ショッピングモールのパビリオンには700を超える店舗とレストランが入っており、ショッピング、食事、エンターテインメントなど多彩な体験ができるスポットです。
実際に家族で観光に訪れた際、あまりの広さとブランド数に驚きましたが、退屈しがちな子どもたちが立ち寄れるゲームセンターやアイスクリームショップ、地下にはフードコートやレストランも豊富にあり、楽しんでいた様子。その広さを使って、2人の子どもたちが走らぬ「逃走中」を始め出したほどでした。二手に分かれて子どもをそれぞれ見ましたが、本当に広くて逃走したまま決して見つけ出せません。暑いマレーシアですから、避暑できるスポットは重要ですね。
また、ブギッ ビンタンにはおしゃれな若者に人気の「ロット10」や、地元の人向けのローカルブランドを集めた「スンガイ ワン プラザ」など、屋内施設が点在しています。


クアラルンプールで一番有名な屋台街があるアロー通りは、夜になると通りの街灯がともり始め、屋台がオープンし始めます。リーズナブルに多国籍グルメが楽しめる、ローカルにも人気の場所となっています。
ムルデカスクエア |

イギリスからの独立を宣言し、マレーシアの国旗が初めて掲げられた広場、ムルデカ スクエア。ここはマレーシア独立の象徴であり、国民にとって非常に重要な意味を持っている歴史的な場所です。この広場からマレーシアが始まった、と言っても過言ではないでしょう。
広場には緑の芝生が広がり、公園を含めて75haという広さは世界最大級の面積です。周囲にはコロニアル様式の建物が立ち並んでおり、スルタン アブドゥル サマド ビルの時計塔はロンドンのビッグ ベンを思わせる外観です。訪れた人々は、まるでヨーロッパの街並みを歩いているかのような気分を味わうことができるでしょう。
芝生の上でゲームやピクニックをしたり、凧揚げをしたり、木陰で涼んだりと、訪れる人々は皆さまざまに広場を楽しんでいます。
ピンクモスク |

数多くのモスクがあるマレーシアですが、中でも群を抜いて観光客に人気なのがプトラモスク、通称ピンクモスクです。
思わず息をのむほどの神秘的な美しさは、外観だけでなく内部も然り。外壁のタイルには鮮やかなピンクの花崗岩が使われており、デザインはペルシャのイスラム建築の様式を取り入れています。ドーム型になった内部の装飾もローズカラーで統一されていて、イスラム芸術の素晴らしさを目の当たりにすることができます。
見学時の注意点として、髪の毛を覆い隠すヘッドスカーフや、長袖などの肌の露出がない服装で向かうことが必須となっています。フード付きのローブも無料で貸し出していますが、マレーシアのユニクロでは髪をヒジャブで覆う前のインナーキャップも販売されています。他の人と共有で使うローブのレンタルに抵抗がある方は、観光場所に合わせてレンタルや購入を検討しましょう。
また、礼拝堂にはイスラム教徒のみが入場可能となっています。観光では、許可されているエリア内で見学したり写真撮影をして堪能しましょう。
ゲンティン ハイラインド |

標高約1,800mの場所にあるマレーシアの高原リゾート、ゲンティンハイランド。ここはテーマパークやカジノ、ショッピングモールなどがあり、子どもから大人まで楽しめる観光スポットです。首都クアラルンプールからは35kmほど離れているものの、カジノが楽しめることからもマレーシアのラスベガスのような場所となっています。山頂にあるため年間を通して涼しく、避暑地として訪れる人も!
見どころは、迫力満点のアトラクションが揃う「ゲンティン スカイワールド テーマパーク」や、ショッピングモール内にある「スカイトロポリス インドア テーマパーク」。
子ども連れの旅行にもぴったりで、スカイカジノやプレミアムアウトレットもあり、家族全員で楽しめるスポットです。電車は通っていないため、アクセスはバスまたは車が便利です。
各テーマパークへのアクセスやチケット情報は、公式サイトでご確認ください。
世界遺産の街「マラッカ」で歴史探訪

マレー半島南部にある世界遺産の町、マラッカ。マレーシアの中でも特に多文化共生が色濃く表れた地域であり、世界中から観光客が訪れるマレーシア随一の観光スポットです。
貿易の要衝として大きな富を築いたマラッカは、ポルトガル、オランダ、イギリスの統治が続き、16世紀から徐々に発展。歴史的建造物やマレーシア最古のモスク、アートにグルメなどには見事に西洋と東洋のエッセンスが共存し、世界でも類をみない多様性に満ちた町になりました。
オランダ広場周辺 |

マラッカを象徴する場所、オランダ広場。ここは17〜18世紀にかけての歴史的建物が美しく保存されており、マラッカ観光の中心地でもあります。
マラッカ キリスト教会や東南アジア最古のオランダ建築の建物であるスタダイスは、その鮮やかなサーモンピンクの色が一層街の美しさを引き立てていて、マラッカ時計台やイギリス統治時代に建設されたビクトリア女王噴水などの歴史的建物も必見です。

広場にある「I love Melaka」の像は人気の記念撮影スポット、トライショー乗り場でもあります。
ジョンカー ストリート |

オランダ広場から川を渡るとあるジョンカー ストリートは、まさに買い物天国なエリアです。レストランやアートギャラリー、衣料品店などが軒を連ね、マラッカ名物のチキンライスボールをはじめ、サテーやチェンドル(かき氷)、マラッカ人がこよなく愛するサテチュルップ(濃厚鍋)などストリートグルメも堪能できます。
特に毎週金土日に開催されるナイトマーケット(18時〜24時)は歩行者天国になり多くの人で賑わいます。文化と歴史を体感できる、活気あるマラッカのメインストリートをぜひ満喫してください。
リバークルーズ |


マラッカ川沿いのリバークルーズでは、数々の連なった壁画アートを楽しみながら、マラッカの街並みを眺めることができます。アメリカのコスメメーカー「KIEHL’S」が文化保存活動の一環で描いたアートだそうで、夜にライトアップされた幻想的なマラッカ川もまた必見です。昼も夜も、絶好の写真スポットとなっています。
ペナン島でのんびり週末リフレッシュ

多彩な魅力が小さな島に凝縮されたペナン島。「東洋の真珠」とも呼ばれ、島北部には美しいビーチが広がりリゾートステイが楽しめます。
ペナン島で最もメジャーなビーチといえば「バトゥ フェリンギ」。美しい砂浜が延々と広がり、高級リゾートホテルが建ち並んでいます。おだやかなビーチでのんびり過ごすのも良し、他にもパラセイリングやウインドサーフィンなどマリーンスポーツが充実しています。美しいビーチや夕焼けを空から堪能できるパラセイリングは特におすすめです!
大自然を満喫したいならペナン国立公園が人気。手つかずのジャングルが残されていて、公園内ではオオトカゲに遭遇できることも!


ペナン島の中心、ジョージタウンは植民地時代の街並みや多民族・多文化社会が色濃く残されていることが評価され、マラッカとともに2008年にユネスコ世界遺産に登録されました。
そんなジョージタウンのアルメニアンストリートはお洒落な建築物やストリートアート、古民家カフェや雑貨屋さんが集まる人気急上昇中のおしゃれスポット。ペナン島でおしゃれな写真を撮るならジョージタウンは外せません。

また、食へのこだわりマレーシアNo.1とも言われるペナン島で楽しめる多彩なグルメもおすすめ。150年前の古民家を改装したレトロでアンティークなカフェでは、チーズフォンデュなどのスイス・欧風料理が堪能できます。他にも世界美食ランキング7位に輝いたペナン島の名物料理、アッサム ラクサ(シーフード出汁の麺料理)は、ここでしか食べられない絶品グルメです。
穴場リゾート「コタキナバル」で大自然を満喫


マレーシアのボルネオ島最大の都市、コタキナバル。熱帯雨林をはじめとした雄大な自然に囲まれたリゾート地です。先住民族が多く住んでおり多様な民族や伝統的な文化が受け継がれていると同時に、近代的なリゾートホテルやショッピングセンター、バーやレストランなどもたくさんあり快適に過ごせます。
コタキナバル中心部からボートで約15分くらいで行ける離島、ガヤ島は日帰りビーチリゾートとして人気で、スノーケリングやジャングルトレッキングなどが楽しめます。またスピードボートで10分ほどで行けるサピ島では、コモドオオトカゲを見られることも。
コタキナバルから一日ツアーで行くのがおすすめなのが、キナバル国立公園。ツアーガイドの説明を聞きながら、マレーシアの大自然を肌で感じることができます。キナバル国立公園のポーリン温泉付近なら「奇跡の花」とも呼ばれる世界一大きい花、ラフレシアに出会えるかも!?
コタキナバルの中心部から車で約30分のロッカウィ地区にあるロッカウィ ワイルドライフパークではボルネオ島固有種のオランウータン、テングザル、テナガザルなどを間近で観察することができます。観客も参加できる動物ショーが好評で、ゾウに乗れるアクティビティなどもあります。
移動手段は配車アプリ(Grab以外も)が便利

シンガポールからの配車にはGrabやCDG zigが使えますが、マレーシアでの配車時は、Grab以外にもサービスがありますので一挙にご紹介します。
🔶airasia ride(エアアジア ライド) 東南アジア最大の低コスト航空会社エアアジアが提供する配車アプリです。「airasia ride(エアアジア ライド)」の最大の特徴は、その利用のしやすさにあります。エアアジアの既存のアプリやウェブサイトを通じてアクセス可能で、航空券の予約時に同時に車の手配が可能となっています。 空港からの移動や目的地までのアクセスが非常にスムーズです。アプリで予約時に提示された料金は、目的地までの全行程をカバーするもの。予期せぬ追加料金が発生することがなく、安心して利用できるのもポイントです。 ▶WEBサイト |
🔶Riding Pink(ライディング ピンク) 「Riding Pink」の最大の特徴は、その女性に優しいコンセプトです。女性専用の配車アプリとして設立され、女性ドライバーによる女性および子どものための安全で快適な移動手段を提供しています。女性ドライバーと乗客を繋ぐことで、女性が仕事や学校、用事の際にも安心して移動できる環境を提供します。 専用のアプリを通じて簡単に予約や配車ができ、こちらもまたアプリで予約時に提示された料金は目的地までの全行程をカバーするもの。予期せぬ追加料金が発生することがなく、安心して利用できます。 ▶WEBサイト |
🔶MyCar(マイカー) 2018年にサービスを開始したマイカーは、ローカルのライドシェアサービス。マレーシアの主要都市や地域を広くカバーしています。首都クアラルンプールはもちろんのこと、ペナン、ジョホールバル、コタキナバルなど、観光地やビジネスの中心地での移動手段として非常に便利です。 Grabよりも割安な場合があり、簡単なアプリ操作で車を手配できます。通常の乗用車から高級車まで、さまざまな車種が選べるのが特徴です。 ▶WEBサイト |
ライドシェアサービス利用の手順 |
タクシーの配車をするには、App StoreまたはGoogle Playから公式アプリをダウンロードします。(Grab、AirAsia Ride、MyCarなど)
アカウントを作成し、電話番号やメールアドレスを使ってアカウントを登録します。
配車時は、アプリに現在の位置を設定し、乗車場所と目的地を入力します。アプリによっては固定料金かメーターか、車種などを選ぶことで、事前におおよその料金が表示されます。
アプリにクレジットカードを登録しておくと下車時がスムーズで便利ですが、支払いはクレジットカードやデビットカード、電子マネー(GrabPayなど)、または現金での支払いが可能です。
シンガポールから気軽に行けるマレーシア旅行を楽しもう
シンガポールから気軽に行ける旅行先のひとつ、マレーシア。都会と自然が共存し、多文化が息づくこの国では、何度訪れても新しい発見があります。クアラルンプールやペナン島などの観光地は比較的安全で、女性の一人旅などでも安心して楽しめるでしょう。
リーズナブルな物価、美しいビーチ、活気あるナイトマーケットや世界遺産の街並みなど、シンガポールとは異なる魅力が詰まったマレーシア。次の週末は、マレーシアで新しい発見をしてみませんか?
●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。
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この記事を書いた人
SingaLife編集部
シンガポール在住の日本人をはじめ、シンガポールに興味がある日本在住の方々に向けて、シンガポールのニュースやビジネス情報をはじめとする現地の最新情報をお届けします!