【在住者が教える】シンガポールのホーカー利用方法!コツや注意点を押さえてスマートに食事を楽しもう!

外食文化が根付くシンガポールで、ローカルの人々の食事を支えているホーカーセンター。

なかなか利用する機会がない、衛生面が心配、オーダーする時に聞き取れるかどうか不安、などなど、日本人の中にはホーカーに苦手意識を持つ人もいるようです。

ですが、ホーカー利用のコツを掴めば、これほど手軽で安価で美味しい場所はないと言っても過言ではありません。

そこで今回は、初めてホーカーを利用する人にも安心してもらえるよう、利用する際のコツと注意点を詳しく紹介します。




ホーカーセンターとは?

シンガポール島内に114か所もある国民の台所、ホーカーズ(ホーカーセンター)。いわゆる屋台街のことです。

シンガポールは共働き家庭が多いことから、自宅で料理する習慣があまりなく、外食文化が発達しています。朝ご飯から晩ご飯まで、シンガポール人達の胃袋を支えているのがホーカーズだと言っても過言ではないでしょう。

中心部のビジネス街や繁華街はもちろんのこと、郊外の住宅街、特にシンガポール人が住んでいる公団住宅(HDB)にホーカーズが多くあり、ランチタイムやアフター5のホーカーズは大変賑わっています。

店構えはショッピングモールなどにあるフードコートと似ていますが、料金が割安に設定されているのがホーカーズの特徴です。屋外で営業しているため、エアコンはありません。

主要なホーカーズは政府が管理しているので、衛生面は安心です。また、料金設定やメニューに関しても安定していて、外国人だからといって高い金額を請求されることもなく安心です。


ホーカーの利用方法

1. まずは席を確保する

お昼時や仕事の終わる時間からディナータイムは混雑していることがほとんど。空いている席が見つからないこともあります。

そのためホーカー店で注文する前に、席を見つけて確保することをおすすめします。

空席がどこにも見つからないときは、食べ終わりそうな人を見つけ、近くで少し待ってみると効率よく席を確保することができます。

Chopeについて

シングリッシュのスラングで、Chopeは「ホーカーセンターやレストランで席を確保する」という意味があります。「痕跡を残す」を意味するchopと、マレー語のcapを意味する「stamp」から「席やテーブルに印を残す」から由来しています。

席取りの方法は、ティッシュペーパーやウェットティッシュなど、万が一無くなってしまってもいいものをを置いておくのが一般的です。他には、ハンカチや自前の飲み物のボトルなどを置く人もいます。

また、混雑時には相席もよく見る光景です。相席が可能かどうか、尋ねてみましょう。食事中に同様に話しかけられることもあるので、心づもりをしておくといいかもしれません。

 

2. お店(ストール)で注文しよう

目当てのお店を決めたら、早速何を頼むか決めて列に並んで注文しましょう。メニューはお店の看板などで確認できます。

注文の流れ

①メニュー名をいくつ注文するか伝えます
(例)Hokkien Mee dry 1, please
※同じメニューでも、麺ならドライかスープか、スパイシーが可能かどうか、チキンライスならスチームかローストか等、詳細を尋ねられることがあります


②その場で食べるか持ち帰るかを伝えます
(例)その場で食べる場合for here、持ち帰る場合take away

※注文までによく聞かれるフレーズ
・Can?(できる?可能?)
・Having here?(ここで食べる?)Take away?/ 打包?(Da- Bao?)(持ち帰り?)



3. セルフサービスでフォークやスプーンを用意

無事に注文し、料理を受け取ったら、店先に置かれている箸やフォーク、スプーン、レンゲなどを自分でトレイに用意しましょう。店によっては、オーダー順にトレイを出してくれ、その上に置いてくれるところもあります。プラスチックのものは基本的にテイクアウト用になります。

また、調味料も箸の近くに置かれているので、お好みでチリやソースを小皿に入れられます。


4. 食べ終えた後は片付ける

食事が終わったら、そのままにするのではなく、返却カートか掃除の方のところまで持っていき、回収してもらいましょう。

2021年はまだ義務化はされていませんでしたが、2022年1月1日からは食器、トレー返却が義務化されました。

初回違反者 警告書/2回目の違反者 罰金S$300/3回目以降の違反者 裁判所が決定





ホーカー利用時の注意

席を立つ際には貴重品は持ち歩くこと

注文や食器の用意で席を立ったりトイレに行く際は、面倒でも貴重品を必ず持っていくようにしましょう。治安のいいシンガポールでもスリや置引きがないとは限りません。


物売りについて

ホーカーセンターで物売りの人を見かけることがあるでしょう。怖い印象をもつかもしれませんが、ティッシュなど必要がなければNoと断れば強引に買わされるということはありません。3つでS$1のティッシュなど安価なものを売っていることが多いので、ローカルの人の中には購入している人も少なくありません。


トイレにはティッシュペーパーを持っていこう

ホーカーセンターにもトイレは大抵ありますが、トイレットペーパーがないことも。そのためティッシュペーパーを持参していくと安心です。中には有料トイレのところもあり、外に立つ係員に支払います。


ウェットティッシュは持参するのが◎

ホーカーのテーブルは汚れていることも多いです。衛生的に心地よく使うために、ある程度テーブルを拭く用、また手を消毒する用にウェットティッシュを持っていると安心です。



お店選びのポイント

初めていくホーカーセンターで悩むのがどこのお店がいいのか、というポイント。以下のポイントを押さえると美味しいお店にありつける確率が高くなります。ぜひ参考にしてみてください。

人が並んでいるお店

美味しいものに目が無いシンガポール人は、美味しいと聞きつけたお店や話題店は並んででも食べたいという考えがあるようです。

かなりの人気店は、お昼までに営業が終わってしまうこともあるので、早い時間から並ぶなど食事にたどりつくまでに工夫が必要な場合も。

こういったお店はまず美味しいと思って間違いありません。



賞受賞などのステッカーや新聞の切り抜きが貼ってあるお店

話題のお店は大抵、グルメ本などに掲載されたり賞を受賞していることも多いです。

有名なところだとMichelin(ミシュラン)Makansutra(マカンストラ)など、グルメ本のページや新聞の切り抜きが店頭に貼られていたり、「○○年受賞」と言ったステッカーが貼ってあることも。こういったお店も美味しいことがほとんどです。



スタッフがフレンドリーなお店

美味しさの保証から考えると少しポイントが違うかもしれませんが、スタッフが優しくフレンドリーな場合は注文もしやすいのでオーダー初心者には大事なポイントです。

有名店は忙しく丁寧に接客してくれる店とは限らない中、お店の人の対応で選ぶのも一つの見極めのポイントと言ってもいいかと思います。




ホーカー飯をエンジョイしよう

ホーカーを利用するポイントをいくつか紹介しました。食事をする場所という位置付け以上に、さまざまな民族の人が集まる、さまざまな食事文化を楽しめる場所といったシンガポールの社会を象徴するような場所でもあるホーカーセンター。

ぜひ在住者にも旅行者にも利用してほしいところです。シンガポールの食文化を垣間見れるホーカーをぜひ楽しんでくださいね。




この記事を書いた人

Natalie

駐在4ヵ国目、2児の母。 日本で旅行情報誌の制作・編集を経て、在住国の海外邦人向け情報誌のライターへ。 お値打ちで美味しいもの、安く手に入る雑貨などを好むプチプラ・ラバー。激辛激甘に目がない。推しのKPOPを聴くこと、ドラマや映画を観ること、ゴミ拾いが趣味。