シンガポールで美味しい飲茶が食べたい！ランチ会、会食で使えるレストラン、ホテルで飲茶が味わえるお店を一挙紹介！

• グルメ

2022.11.02 (更新日: 2023.10.27)

世界中の食事が味わえるシンガポールですが、人口の8割が中華系のシンガポールでは飲茶、点心を味わえるお店が多数街中に点在しています。その形態は、昔ながらのレストランからホテル内レストランまでさまざま。そこで今回は飲茶が美味しいと評判のレストラン、ホテルをピックアップしました。

シンガポールの飲茶事情

シンガポールでは、中華料理を筆頭に、マレー、インド、タイといったアジア系レストランが充実しています。飲茶の本場、広東、香港はシンガポール人にも馴染み深い場所でもあることから、チャイナタウン以外のエリアでも豊富にレストランが揃い、比較的どこでも飲茶を味わえるところは多く存在します。

レストランの多くは、伝統的なワゴンスタイルで飲茶を提供してくれるような、テーブルやお客さんが密集している本場さながらのレストラン。仲のよい友人や家族で楽しむのにぴったりです。

一方、ホテルにある飲茶料理店は洗練された広東料理と共に飲茶メニューも提供するというケースが多く、特別な雰囲気の中での歓送迎会、ビジネスランチ、ちょっとよい女子会などで使用されることが多いでしょう。

美味しさはどちらも甲乙つけ難いくらい本格的なところが多いですが、用途や気分によって使い分けできるのがシンガポールの嬉しいところです。

おすすめの飲茶レストラン

Tim Ho Wan 添好運

出典：Tim Ho Wan 添好運

香港の有名レストランシェフ2人によって2009年香港に立ち上げられた小規模な飲茶店が2010年ミシュラン一つ星を取得してから、世界に60もの拠点を持ちその後、毎年ミシュランスターを取り続けている飲茶レストラン。シンガポールには2013年プラザシンガプーラに初めてオープンしました。

安価で美味しい飲茶を味わえるチェーンレストランで、カジュアルな雰囲気の中さまざまな種類の飲茶を楽しめます。中でも、バーベキューポークバンズはティムホーワンの代表的メニューの一つ。

RED HOUSE SEAFOOD

レッド ハウス シーフードは創業以来46年間にわたり、シンガポールのナンヤンシーフード料理を提供し、多くの人に愛され続けてきました。ナンヤン料理とは、中国の南部地域発祥の料理で、マレー、インド、プラナカンのエッセンスが加えられています。

レッド ハウスのシェフは、グランド コプソーン店のランチタイムに毎日提供している点心料理に至るまで、近道をせず、細部まで考え抜き、丁寧に料理しています。

アラカルトの点心メニューはすべて手作りで、新鮮な魚介類の食材と一から作ったソースのみを使用しています。シンガポールのナンヤンシーフード料理のブランドと心のこもった料理へのこだわりは、次にご紹介する3つの料理でお楽しみいただけます。

※点心はランチのみ

Red Star Restaurant 紅星酒家

出典：Red Star Restaurant

伝統的な広東料理と飲茶を楽しめるチャイナタウンにあるレストラン。赤いベルベットの床、カーペットが敷かれた床など昔懐かしい広東スタイルのレストランを思い起こさせてくれます。

焼売、揚げ雲呑、焼豚包、揚げ海老フリッター、エッグタルトなど手押しカートで運んでくれます。飲茶は予約不可、また週末は混むので早めに並ぶのがオススメです。

Yan 宴

出典：Yan 宴

ナショナルギャラリー5階にある広東料理レストラン。北京ローストダックなど伝統的な料理をさまざまな食材を使い、視覚的にも楽しめるよう工夫された革新的な広東料理を提供しています。トリップアドバイザートラベラーズチョイスアワード2020-2021も取得。季節ごとのお得なランチセットや、平日ランチ時には手作りの創作溢れる11種類の飲茶を味わえます。

おすすめのホテル飲茶

藝yì by Jereme Leung

入口から繊細なペーパーワークインテリアが目を引くラッフルズホテル内の藝yìby Jereme Leung。シェフが中国全土から選んだ名物料理を現代風にアレンジした美しく洗練された中華料理、ランチのみ提供される飲茶が人気です。中でも、チリクラブ小籠包はピリ辛で絶品。また、1オーダーで3個入り、4個入りと人数に合わせて飲茶の数を調整してくれるサービスも(追加料金あり)。

Summer Pavilion 夏苑

リッツカールトン内の洗練された雰囲気の中で、リチャード・ジノリのテーブルウェアの上でミシュラン一つ星の本格広東料理を味わえます。シグニチャーメニューであるポーチドライスのカナダ産ロブスター添えや、飲茶はランチのみのセレクションを用意。バミセリを巻いて揚げているロブスターロールは、クリスピーで香ばしいと好評です。チリソースと共にぜひ。

Li Bai Cantonese Restaurant 李白

シェラトンホテル内の李白は、古典的な中国叙情詩からインスピレーションを得て、受賞歴のあるエグゼクティブシェフ、Chung Yiu Ming氏による熟練の本格的な広東料理を提供しています。

ランチタイムのみの飲茶メニューは、バラエティ豊かで多くの常連さんを虜に。中でも椎茸などたくさんの野菜がつるんとした皮に包まれているクリスタルボールは、何個でも食べたくなる一品です。

Hua Ting

オーチャードホテル2階にあるHua Tingレストランは1992年以降本格的な広東料理を提供するレストランとして長く高い評価を受けています。少人数から大人数に適応した個室を備え、贅沢なランチから会合まで対応できます。ミシュランガイド2022にも選出された昔ながらでありながら洗練された広東料理を味わえます。

飲茶には平日、週末とそれぞれメニューがありますが、ミシュランガイドでオススメされている野菜添え蒸し豆腐（steamed bean curd with assorted vegetables）や鳥の巣餃子、金粉とキャビアの帆立餃子など趣向を凝らせた点心が豊富です。

Min Jiang

Goodwood Parkホテル内のミンジャンは、中国四川省の岷江にちなんで名付けられた広東料理と四川料理のレストランで、1982年のオープン以来数々の賞を受賞。ダイニングコンセプトはエレガントで、ランチタイムには伝統的な点心ワゴンサービスの飲茶をお楽しみいただけます。

おすすめ料理は、『ソルテッドエッグカスタードの黒炭ミニ包』など数多くあります。美味しい飲茶だけではなく、手織りのジュートカーペットや伝統的で大きな円形鏡など、店内の豪華な装飾も楽しめるレストランです。

※点心はランチタイムのみ

シンガポールでレベルの高い飲茶体験を

レストランとホテルの飲茶店を紹介しました。紹介したお店は雰囲気やメニュー、価格がそれぞれのお店で違いますが、どこも美味しく味わえるところばかりです。

広東料理、中華料理の中でも人気の飲茶を思いっきり楽しむのにはぴったりの環境が揃っているシンガポール。ある時は気の置けないメンバーで本場さながらの雑多な雰囲気の中で、ある時は大切な会合でちょっと豪華にホテルで味わうなど、さまざまなシチュエーションで楽しめる飲茶。お気に入りの飲茶のお店を見つけてみてくださいね。

●記事内容は執筆時点の情報に基づきます

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