社員がソフトウェアを不正ダウンロード 星系医療機器メーカーが著作権侵害で訴えられる

星系医療機器メーカー・インゼン(Inzign)が米ソフトウェア会社シーメンス・インダストリー・ソフトウェアから40万米ドル超の損害賠償請求を起こされた。インゼンの社員が権限を付与されていないバーションのソフトウェアを会社のパソコンにインストールしたためだ。

シーメンスは本行為に起因する著作権侵害について、インゼンに間接的・直接的な責任があると主張。問題の社員が使用したとされるモジュールの想定ライセンス料を含む賠償金25万9511 Sドルに加え、インゼンの“無思慮かつ酷い”管理体制への罰として20万Sドルの追加賠償金を求めていた。

最高裁判所は1日、インゼンは社員の行動にのみ責任を負うとして、同社に3万574Sドルの支払いを命じた。

今回、問題となったのはシーメンスのNXソフトウェア。インゼンは本ソフトのモジュール3つのライセンスを所有しているが、いずれも使用はシングルユーザーに限定されていた。


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この記事を書いた人

SingaLife編集部

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