回答者の大半、「罰金回避ではなく社会的責任からトレイ返却」:SMU調査

シンガポール人の間で、飲食スペースを清潔に保つことへの責任感が増していることが、シンガポール経営大学(SMU)が当地住民2020名を対象とし、昨年7~10月のコロナ禍に実施した第5回「公共清潔度満足度調査」にて示された。

2022年は調査回答者の95%がコーヒーショップやホーカーセンターで食事した際は毎回、トレイと食器類を自分で返却していたことが分かった。2021年から46%増加した。

こうした行動の変化は罰金制度が一因だと説明できるが、調査では、78.4%の回答者が、「罰金を回避するためでなく、社会的責任からテーブルを片付けた」と答え、個人的責任に対する意識が根底的な部分で変わってきていることも明らかになった。

さらに、「テーブルを清潔に保つのは、主に個々の食事客の責任であり、清掃員や店の運営者ではない」と述べた人は84%に達し、2021年の58%を上回った。


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この記事を書いた人

SingaLife編集部

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