シンガポール消費者の約70% 今後1年以内に景気停滞と予想:UOB銀行調査

金融大手UOB銀行が8月21日に公表した年次調査『ASEAN消費者心理調査』第4版の調査結果によると、シンガポールの消費者の68%余りは今後6~12ヵ月以内の景気停滞を予想している。

これは、2022年度調査の70%に匹敵する高い割合であり、シンガポール人の暗い景況感が昨年からあまり変化していないことが示された。

シンガポール人の一番の懸念は生活コストで、ASEAN地域の消費者以上に不安視していることも判明。また、当地回答者の71%がインフレ上昇、64%が家計費の増加に懸念を示し、2022年の結果は下回ったものの、ASEAN平均の各63%と57%を上回った。当地の懸念事項3位は長期の財政的コミットメント(59%)と預金・保有資産の目減り(59%)となった。

2023年度調査は6月に実施され、当地の1000人を含め、インドネシア、マレーシア、タイとベトナムから計3400人が参加した。


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SingaLife編集部

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