「より健康で、より長生きを」島内中部アレクサンドラ病院に長寿クリニック開業

シンガポールが推進する予防医療への取り組みが後押しを受けた。島内中央部クイーンズタウンにある総合病院アレクサンドラ ホスピタル(AH)に8月31日、“長寿クリニック”が開院した。この種のクリニックが公的医療施設内に設置されるのは、これが世界で初めてだ。

長寿クリニックは患者がより健康で、より長生きできるようにカスタマイズされた医療プランを提供し、必要に応じて専門的治療も行う。検査を実施して患者の生物学的年齢を特定した上で、老化を遅らせる手助けとなる個別プランを立てていくという。

生物学的年齢は老化の進行状態を示すもので、実年齢よりも正確な健康寿命の指標だ。その人の遺伝的特徴だけでなく、食習慣、運動量、睡眠や血糖値などのバイオマーカーも影響する。

諸所の検査に係る費用は年齢35~70歳で症状が安定している慢性疾患が1つのみの患者でS$1,500~S$3,000の間とのことだ。


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SingaLife編集部

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