シンガポールでの環境変化で肌トラブルでお悩みの方必読！KINS Clinicで肌トラブルを解決！

今年8月のオープン以来、ニキビ治療を筆頭にさまざまな肌トラブルで来る方も増えているという、KINS Clinicについてご紹介します。

KINS Clinicとは？

KINS Clinicとは？

KINS Clinicは、2023年8月にオープンしたシンガポール初のニキビ治療に特化したクリニックです。マイクロバイオームに焦点を当てたアプローチで、皮膚の状態に合わせた個別のニキビ治療を提供しています。

ニキビの原因は多様で、KINS Clinicでは皮膚科医が丁寧なコンサルテーションを行い、患者一人ひとりの異なる原因に基づいてパーソナライズされた治療を提供します。治療と同時に、マイクロバイオームを活用したスキンケアや、ニキビ治療に使用されるレーザーなどの技術を組み合わせた総合的な治療が可能なクリニックです。

肌トラブルに特化した専門のクリニック

KINS Clinicは、他のクリニックと際立って異なる点があります。それは、KINS Clinicで使用されるすべての製品が、日本にあるKINSの研究所での厳格な研究と日本人2万件以上の肌データの収集に基づいて作られていること。この研究によって、個々の肌の特性、中でも日本人のものを深く理解し、最適なスキンケアを提供できるようになっています。

KINS Clinicで使われている製品は、自社のマイクロバイオーム専門家によって開発され、体内に存在する1000兆個とも言われる常在菌をバランスよくコントロールします。それにより、高温多湿、強い日差し、食生活の変化など、シンガポールの厳しい環境下で引き起こされるさまざまな肌トラブルに対応します。

それと並行してハイドラフェイシャルやレーザー治療などの外的アプローチ、内服薬やサプリメントなどの内的アプローチなども同時に行えるのがKINS Clinicの特色です。

この総合的なアプローチにより、私たちが日常的に直面する悩みに対処し、ニキビはもちろん、他の多様な肌の悩みにも効果的に対応できるのが、KINS Clinicの特性といえます。肌の健康を追求する人々にとって頼りにされる、独自の肌ケアができる場所となっているのです。

創設者は日本人

代表取締役の下川穣（しもかわ・ゆたか）さんは、歯科医から菌や遺伝子を専門とした医療法人の理事長に就任し、そこで東大の医師たちと共同研究するチャンスに恵まれました。この研究を通じて、マイクロバイオーム（常在菌の集合体）に関する深い洞察を得たことが、KINS株式会社を設立するきっかけとなりました。

下川さん自身も、長らく下痢や花粉症、皮膚の不調、突発性難聴などの健康問題に悩まされていました。しかし、自ら菌ケアを行った結果、これらの症状が改善されたことから、菌のコントロールの大切さを強く実感しました。2018年にKINSを設立して以来、新型コロナウイルスの影響で乳酸菌や菌に対する関心が高まる中、KINSの製品はますます注目を集めるようになりました。

下川さんによれば、過剰なスキンケアによって善玉菌まで取り除かれたり、善玉菌が増えすぎて、逆に暴走したりすることがあると指摘します。常在菌は善玉菌、悪玉菌、そして日和見菌という3つの要素のバランスが重要だといいます。KINSの製品はそんなバランスを整える事ができます。

今回のシンガポール進出の理由の一つは、マイクロバイオームを活用して、多くのニキビで悩まれている患者様を支援するだけでなく、他の肌トラブルにも対応できるクリニックを立ち上げたいという願いでした。マイクロバイオームの可能性が、肌の健康に関する治療法として期待されていることも、この決断の背後にある要因でしょう。

シンガポールでよくある肌トラブルは？

さて現在、シンガポールで1番よくある肌トラブルはなんでしょうか？

シンガポールでは青年期には約88%もの人々がニキビに悩まされているという調査結果が出ています。青年期だけでなく、約41％もの成人、主に女性が成人してからもニキビに悩まされているそうです。前述したように、シンガポールの気候がニキビを助長していることもあります。

気温が高いほど皮脂腺の活動が活発になり、皮脂分泌の増加により毛穴が詰まりニキビになります。高温多湿のシンガポールではニキビが発生しやすい条件が揃っているというわけです。そして強い日差しを避けるための日焼け止めも、使用後にきちんと落とすなどもケアしなかった場合は、ニキビにつながることもあります。

生まれてからずっとここに住んでいるシンガポール人でも起こる肌トラブル。まして違う国から来た我々なら推して知るべしですね。

ヘッドセラピストのジェラルディーンさんへ、KINS Clinicの肌トラブル解決法を伺いました！

セラピストとして12年のキャリアを持っているジェラルディーンさんはKINS Clinicの主任セラピスト。温かい人柄とテクニックでお客様にも人気です。KINS Clinicでは、さまざまなスキンケアに対応できるハイドラフェイシャルのご希望者には、ジェラルディーンさんが問診を行います。デトックス効果があるブルーピーティーを飲みながら、細かくチェックしてくれます。

どのような治療法がありますか？

ほとんどの肌トラブルにとって、第一歩としておすすめはハイドラフェイシャルです。ニキビ肌はもちろん、いろいろな肌の悩みを持つ方がトライしています。

ハイドラフェイシャルは、肌表面の汚れやデッドスキン、毛穴に詰まった菌や皮脂を取り除くことができ、3ステップで終了する美容法です。ダウンタイムもなく、ニキビ肌を始め、毛穴詰まり、角質、肌のくすみなどさまざまな効果があります。

SingaLifeがハイドラフェイシャルにトライ！

今回、話題のハイドラフェイシャルを体験しました。施術の手順は以下のとおりです。

KINS Clinicでは、ハイドラフェイシャルの前にKINSのクレンジングオイルで化粧や表面の汚れを落とし、その後でKINS ブースターを塗布。クレンジングできれいにした上で、ブースターを使うことにより、肌表面を守りながらの施術が可能になります。

まずはハイドラフェイシャル チップを使い、肌の上に水流を発生させながら古い角質などを取り除きます。肌の表皮から古い角質を取り除くことにより、肌を明るくしたり、毛穴の詰まりを取り除いたりします。

チップを替えて、毛穴の汚れを吸引し、同時に保湿を行なって行きます。痛みはなく、ポンポンと肌に当てながら吸引します。毛穴の黒ずみ、詰まりなどを吸い出すので、毛穴がきれいになり、皮膚の中に美容液が吸収されやすくなります。

ここでセラムを追加することもできます。特にアンチエイジングセラム（+S$100）は、大人肌の方に好評で、シワや美白に効果があります。ジェラルディーンさんから、アンチエイジング必須世代のSingaLifeにはおすすめ。もちろんプラスしました！

最後のトリートメントは、「ブースター」と呼ばれる美容液で締めくくられます。抗酸化物質で、環境ダメージや汚染から肌を守り、肌の奥深くまで働きかけ、肌の働きを上げる効果があると言われています。

KINS Clinicではブースターの後に、マストでLEDライトの照射も行います。ライトは2種類あり、レッドライトは血流を促進、ブルーライトは肌の除菌を助けます。

通常ニキビ肌の方はブルーライトを使用しますし、アンチエイジングにはレッドがいいようですが、セラピストが肌の様子を確認して、どちらかを選びます。もちろんその際には、目をカバーして安全に行います。

パックには、オーガニックのアロエベラを使用しています。敏感肌にも使用でき、優しい香りで男性にも人気だとか。たっぷりと顔全体にのせ、約10分間パック。ハイドラフェイシャル後の肌をよりリラックスさせてくれます。思わず寝てしまう方が続出です。

パック終了後には、多くの日本人のお客様が施術後に思わず発するので、ジェラルディンさんも覚えてしまったという、「ぴかぴか！」肌になりました。肌もしっとりしています。こちらの治療は1か月から2か月に1度、継続するといいとか。これは癖になりそうなスキントリートメントです。

セッションの最後にはKINS商品を使い、締め括ります。

まずはKINS セラム（左）を使用します、肌の保湿は既に十分ですが、セラムでふたをしていきます。その後にはディクリーム（右から2つめ）を。モイスチャライザー入りなので、そのままお出かけしても大丈夫。日常生活にちょうどいいSPF35配合です。

KINSの基礎化粧品は、マイクロバイオームの専門家によって開発され、肌の内部から修復し、バリア機能を強化して、ニキビからの回復をサポートします。また肌のバリアを強化して素早い回復を促進します。使用する方に応じた、皮膚マイクロバイオームのバランスに整え、肌改善へと導きます。

ハイドラフェイシャルを終えてのSingaLifeの感想は、一回でもかなりお肌がスッキリした印象。ざらついていた部分や、毛穴のつまりがかなり解消した感じです。せっかくなのでこれからも、基礎化粧品セットと一緒に継続していきたいと思っています。

その他、CO2フラクショナルレーザーやVビームレーザーを使用して、ニキビの活性化や肌の赤み、またニキビ痕からシミへと変化した傷跡や肌表面の凸凹を改善など、多くのアプローチも行えます。こちらはKINS Clinicの医師が行います。症状に応じた治療法を患者様と相談の上、進めていきます。ニキビに特化したご相談もコンサルテーションの際に、詳しくお話を聞いていきます。

カウンセリングは日本語対応可能ですか？

日本人スタッフの陽子さんが、細かいニュアンスなどもきちんとと通訳してくれます。もちろん患者様からの気になることや医師に対しての質問なども同様です。特に初回の診療の際には、これからの治療方針など聞きたいので、陽子さんのサポートがあれば安心です。

治療にかかる費用はどのくらいですか？

こちらは症状やご希望により変わってきますが、一回あたりの治療は以下のような金額です。

回数などは個々の症状で異なります。肌トラブル全般に共通するのは、外的治療と同時に菌のバランスを整える、マイクロバイオームの基礎化粧品をセットで使用するのがおすすめです。使用量により個人差はありますが、約1か月分となります。

プライバシーは配慮されていますか？

こちらは言うまでもありません。患者様の個人情報は、シンガポールの厳しい規約に則った配慮がされていますので、安心です。お気軽にご相談いただけます。

医師紹介

Dr Henry Loh（ヘンリー・ロー医師）

MBBS（メルボルン）、MRCP（ロンドン）、FAMS（皮膚科学）

内科、外科、レーザー皮膚科において豊富な経験を持つヘンリー・ロー医師は、22年以上の経験を持っています。

マイクロバイオームがニキビ治療への道を開くと考えるヘンリー先生は、ニキビ治療の専門知識とマイクロバイオーム治療への探求を進めています。

それゆえにKINS Clinicで顧問皮膚科医長としてチームに加わりました。

Dr Summer Zhang（サマー・チャン医師）

Dr. Zhang Linyi Summer、MBBS（シンガポール）、MRCS I (エジンバラ)

シンガポール国立大学医学部を卒業したサマー医師は、予防医学と皮膚科医療に深い造形があります。

さまざまな皮膚疾患に対するレーザー治療、手術など多様な皮膚の悩みに対応できます。

エビデンスに基づいた診療、マイクロバイオームのバランスの取れた肌を育てるを育てるという意識で治療に当たります。

KINS Clinicでは下川さんのマイクロバイオームへの理念と知識、2人の強力な医師団、主任セラピスト、そして意思疎通の部分をカバーしてくれる日本人スタッフ、そしてそれを支えるバックアップチーム、日本の研究施設スタッフによる手厚いチームワークで理想の肌を目指します。

店舗情報

肌トラブルが起きたらKINS Clinicへ

ニキビを始め、シンガポール生活で直面するさまざまな肌トラブルに、ハイドラフェイシャルなどのエステからレーザー治療などの医療的アプローチ、そしてKINSの製品を使用し、肌の改善と肌状態の維持までトータルケアが可能なクリニックです。実はKINSの“S”は、多くの菌の複数形であり、菌に関わるさまざまなホリスティック的アプローチを表しています。困った時に訪れてほしい場所、それがKINS Clinicです。

●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。

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