リー首相、次期総選挙前に退任
来年11月のPAP結党70周年までに、ウォン副首相へ権力移譲

次の総選挙はリー・シェンロン首相から与党・人民行動党(PAP)のトップの座を引き継ぎ、ローレンス・ウォン副首相がPAPを率いることになる。

リー首相は5日の党大会で、「ローレンスから(トップ交代の)準備ができたと言われた。ローレンスと彼のチームを完全に信頼しており、政権移行を遅らせる理由はない」と話した。さらに、「私の70歳の誕生日前にバトンを渡したかったが、新型コロナ感染拡大でできなかった。すべて上手くいけば、PAPが結党70周年を迎える(2024年11月)までに権力を譲りたい」と述べた。

また、リー首相はPAP議員と閣僚がウォン副首相を次期首相として支持していると強調。「総選挙前に権力を譲れば、ウォン氏が党のリーダーとなって選挙戦を戦い、国民の信任を勝ち取り、国を前に進めていける」と話した。

シンガポール次期総選挙は2025年11月までに実施される予定だ。


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SingaLife編集部

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