スーパーのレジ袋有料化
最初の月の利用状況、80%減少した店舗も

国家環境庁(NEA)は、7月にスーパーマーケットのプラスチック製レジ袋が有料化されて最初の1ヵ月はレジ袋の利用者数が減少したと発表した。複数のスーパー運営会社が公表した速報にて、使い捨てレジ袋の利用数が、2022年の同時期と比べて、50~80%減ったことが示された。

国内のスーパーマーケット全店の3分の2に当たる約400店舗が7月3日より、1枚最低S¢5でレジ袋を販売するようになった。フェアプライスおよび、コールドストレージやセブンイレブンなどを運営するDFIによると、リユーザブルバックを持参する買い物客が増えたという。

南洋理工大学環境学部のイスマル准教授はNEAがレジ袋有料化を導入した第一の目的は人々の使い捨て製品消費に対する自覚を強めて、行動の改善を促すことだったが、レジ袋利用数の低下は人々の習慣が変化し始めていることを示しており、(本取り組み)は成功と言えると話した。


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SingaLife編集部

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