“新型コロナワクチンはDNAを変化させる”シンガポール在住者の約4人に1人が信じると回答:南洋理工大学調査

シンガポール在住者の約4人に1人が“新型コロナワクチンはDNAを変化させる”という虚偽の主張を信じていることが、南洋理工大学(NTU)の調査で分かりました。

NTUウィー・キムウィーコミュニケーション情報学部からの委託の下、現在も進行中の本調査では、回答者の年齢が上がるほど、当地主要新聞電子版を含むファクトチェック(事実確認)サイトが“誤情報”と伝えてもなお、ソーシャルメディアに出回る当該主張を信じていることも判明しています。

これらの回答はシンガポール在住者の情報行動把握を目的として数年に渡り進められている大規模追跡調査の一環として収集されたもの。調査対象者数は999人。平均年齢は40歳で、約51%は男性でした。

調査の研究主任を務めるNTUのエジソン・タンドック准教授は、高齢層の人々が誤情報に惑わされやすい理由の1つとして、「テクノロジーの精通度が低く情報を検証するためのツールが使いこなせない事」を挙げています。

また、同じ調査の一環として、回答者の約55%が「シンガポールで新型コロナウイルスのワクチンが接種できるようになればワクチンを接種する予定だ」と回答したとのことです。約11%が予防接種を受けないと回答、約34%が未定との回答でした。

これは、DNAの主張を信じている人の中に、少なくともワクチンを検討する意思がある人が一定数いることを示しています。タンドック准教授は、「偽のニュースを信じることは、ワクチン接種を受ける意欲に影響を与える可能性があるが、他の要因もありそれを理解する必要がある」と見解を述べています。


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この記事を書いた人

SingaLife編集部

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