エンプロイメントパス(EP)の月額固定給
2025年に引き上げ、新規申請はS$5,600以上

外国人労働者の能力基準を維持しつつ、国民に良い就職機会を与えると共に、当地企業にはイノベーションを追求させるべく、就労ビザ制度が変更される。最も大きく変わるのはエンプロイメントパス(EP)の給与要件だ。適用時期は新規申請が2025年1月1日以降、更新申請は翌2026年からだ。

EPは申請に必要な月額固定給料が現行のS$5,000以上からS$5,600以上に引き上げられる。金融サービス業は他よりも高めの給与水準を考慮し、最低額がS$5,500からS$6,200へ増額。申請者の年齢に応じた最低給与額も改定される。金融業・40代半ばの申請者の場合、月額固定給与が最低S$1万700からS$1万1,800に上がる。

本改定はEP ホルダーの報酬コストを上位約3分の1のシンガポール人専門家・管理職・経営者・技術者(PMET)の給与ベンチマーク(2022年)下限に合致させるのが狙いだという。


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この記事を書いた人

SingaLife編集部

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