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<20日以降、シンガポール到着後の自宅での隔離は不可>日本からの来訪者も対象。政府用意の施設で隔離が義務。

シンガポール政府は7月17日、シンガポールに入国・再入国する外国人を対象とした、新型コロナウイルスの感染拡大防止のための入国後の隔離措置を7月20日から強化すると発表しました。
具体的には、過去14日以内に日本や香港、オーストラリアのビクトリア州の3つの国・地域に滞在経験があり、7月20日午前0時以降にシンガポールに到着する外国人は、政府が指定するホテルなどの施設で隔離することが義務付けられます。
シンガポール人や永住権(PR)保持者は、規制強化の対象には含まれていません。
今回の措置は、日本からシンガポールに渡ろうとするビジネスパーソンなどに影響を与える可能性があります。

これまでは自宅でも可能

シンガポール政府が諸外国からの入国を規制して以降、入国する外国人は政府が指定する施設での隔離措置となっていましたが、6月17日からはその規制が一部緩和されていました。
日本・中国・韓国などからシンガポールに来たEP(高度専門職向け労働ビザ)やDP(配偶者ビザ)保持者は、シンガポール政府が指定するホテルなどの隔離施設の代わりに、自宅で14日間の隔離措置期間を過ごすことが許されていました。

その方針がおよそ1カ月で転換され、自宅で14日間の隔離措置期間を過ごすことが不可能になりました。

対象地域の新型コロナ感染拡大に危機感

シンガポール政府は日本などの国・地域からの入国者への規制を強めた理由を「これらの国・地域では、最近、新型コロナウイルスの感染が拡大し、コロナウイルスを制御できているようには見えない」と説明しています。

滞在費と検査費用は渡航者の負担

シンガポール政府は、3月27日以降にシンガポールを離れて、再入国する外国人(永住権保持者はのぞく)には、政府が用意する隔離施設の滞在費と新型コロナウイルスに感染しているかどうかを調べるPCR検査の検査費用を渡航者の負担としてきました。
今回の強化策においても、ホテルなどで滞在する場合には
14日間の滞在費:$2,000
PCR検査費用:$200
を負担することになります。

東京では1日の感染者数が最多に

シンガポール政府が規制を強化した背景には、日本などの3つの国・地域で新型コロナウイルスの感染者が増加傾向を示していることがあります。
17日に東京で確認された新規感染者数は293人。日本で感染が確認された1月からこれまでで、1日当たりとしては最も多い数です。
さらに日本全国でその数を見てみると、
16日:618人
15日:440人
14日:327人
13日:248人
と徐々にその数を増やしています。

日本とシンガポール間で、渡航規制の緩和について協議を始めたという報道もありましたが、規制が強化された状況を見ると、自由に日本と行き来できるようになるまではまだまだ時間がかかりそうですね。

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