ユニバーサル・スタジオ・シンガポール(USS)園内レポート(2020年7月) 新型コロナウイルス対策はどのようにされている?

新型コロナウイルスの感染拡大防止のためのサーキットブレーカー中に国内のエンターテインメント施設がほぼ全てが臨時閉園していましたが、フェーズ2の段階的緩和措置を受けて、動物園やテーマパークなど多くの施設が7月1日から再度オープンすることになりました。

ただし、入場者数を通常定員の25%にとどめ、ソーシャルディスタンスを取り、感染予防対策を徹底してのオープンとのこと。

そこで、シーズンパスを保持しているライターが早速事前に予約を取り、ユニバーサル・スタジオ・シンガポール(USS)に行ってみることに。今回はその様子をレポートしたいと思います。

ライド

人気の絶叫系ライド「HUMAN」「CYLON」や「トランスフォーマー・ザ・ライド」、「Mummy」はオープン。

また、小さな子も楽しめる「トレジャーハンターズ」、「Canopy Flyer」、長靴を履いた猫の世界を楽しめる「Puss In Boots’Giant Journey」、「Enchanted Airways」もオープンしていました。

どのライドも土日は30分〜50分ほどの待ち時間で、1.5m間隔をあけて並べるよう足型ラベルが貼ってあり、みな秩序を守って並んでいました。またライドの座席も一列置きに座り、終わるたびに座席をスタッフが消毒していました。

突如配り始める?Virtual Queue Ticketは必見!

人気のライドには、混雑を避けるために夕方頃からVirtual Queue Ticketを配布していて、時間指定のチケットを手渡しで配っていました。お目当てのライドでIssue Timeの看板を見かけたら、指定の時間にチケットをもらいに行こう。チケットは無くなり次第終了なので注意!

 

ショー

ショーやストリートエンターテインメントはフェーズ2の間はまだ再開しないとのこと。セサミストリートの世界を再現した「Elmo’s TV Time」、スティーブン・スピルバーグ監修の「Lights,Camera,Action!」、「ウォーターワールド」、「シュレック4Dアドベンチャー」などは、コロナ対策措置が次の段階になった後に再開されるようです。

キャラクターと沢山写真を撮れるチャンス

今までは人気のキャラクターと写真を撮るのにもかなり長い列に並ぶ必要がありましたが、入場者を制限しているのもあり、今なら長く並ばずとも一緒に写真撮影できるチャンス!この機会に、思い出に残る写真を残してみるのもいいですね。

ミニオンやセサミストリートのキャラクター、本物さながらのラプターとのミート&グリーティング。トランスフォーマー悪役の動きも必見。

レストラン・お土産エリア

さまざまなエリアでテーマにあわせたレストランがありますが、屋内レストランはほぼオープンしていました。ジュラシックパークをイメージした「Discovery Food court」、ニューヨークエリアにある「Loui’s NY Pizza Parlor」、シュレックのワッフルが味わえる「Goldilocks」も開いています。

屋台や屋外レストランになっているところなどは臨時休業しているところもちらほら。フェーズ2の段階ではオープンを見合わせているようです。

また、キャラクターグッズなどを扱う園内のお土産店はほぼ営業していました。USSに入場してすぐの両サイドに広がるハローキティ、ミニオンマート、ライドを乗り終えた後の出口付近などで販売しています。

レストランはテーブルの上に仕切りを作り、感染予防対策もしっかり。

USS感想まとめ

入場する前は、久しぶりにUSSに行けるのが楽しみな反面、「どのくらいコロナ対策されているのかな?」と不安な気持ちもありました。いざ行ってみると、体温チェックやアルコール消毒はもちろんのこと、ライドを待っている時間も1時間未満と短く、列もグループごとに離れているので安心できました。少し列が崩れて他のグループに接近している人には、スタッフが声かけしてくれているのも安心感がありました。

ショーがほぼ全て臨時休業していたことは少し残念でしたが、キャラクターが出てきて、一緒に写真を撮れたことは子どもが喜んでいたので良かったなと思いました。私たちは14時すぎに入園しましたが、それでも十分キャラクターと写真撮影できました。また開園時間が21時までと夜にかかって長くオープンしているので、夜景を楽しめるのもちょっと嬉しいポイントでした。

全ての施設オープンにはまだなっていませんが、コロナ疲れを吹き飛ばすにはぴったりの場所だと思います!ある意味、今しか味わえない特別なUSSで一日楽しんでみるのもオススメです。

※写真は全て7月12日に撮影したものです。情報は変更する場合もあります。

ユニバーサル・スタジオ・シンガポールの基本情報

◯概要
東南アジア初、アジアでは日本に続いて2つ目のハリウッド映画のテーマパークとして、2011年にオープン。7つのゾーンに分かれ、トータル24のライドのうち18種類がシンガポール独自に考案され、それぞれのゾーンで映画の世界観が再現された、大人から子どもまで満喫できるテーマパークです。

◯入場料:大人81ドル、子ども(4〜12歳)61ドル、シニア(60歳以上)43ドル
※シンガポール居住者は7月31日まで特別価格・大人59ドル、子ども(4〜12歳)58ドルに。
※1日パス保持者は、午後12時からミート&グリートセッション、飲食店の入店は可。
※年間パス、シーズンパスのホルダーはサーキットブレーカーの日数分自動的に延長。
※年間パス、シーズンパスのホルダーは、9ドルの追加払いで午後12時からの上記サービスが可能。
※詳細はWebサイト をチェック!

◯営業日時 ※7月1日〜
木曜〜日曜 14時〜21時(月曜〜水曜定休)
※入場は完全予約制。上記ウェブサイトからBookingで日程を指定し予約しよう。

この記事を書いた人

Natalie

駐在4ヵ国目、2児の母。 日本で旅行情報誌の制作・編集を経て、在住国の海外邦人向け情報誌のライターへ。 お値打ちで美味しいもの、安く手に入る雑貨などを好むプチプラ・ラバー。激辛激甘に目がない。推しのKPOPを聴くこと、ドラマや映画を観ること、ゴミ拾いが趣味。

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