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指紋認証を顔・虹彩認証に置き換え、シンガポールすべての出入国審査で 2022年からはパスポート不要に?

シンガポール入国管理局(ICA)は10月28日、出入国時の主な審査方法を指紋認証から顔認証と虹彩認証に置き換えると発表しました。

導入されるのは、陸海空すべての検問所で、対象となるのはシンガポール人、永住者、長期パス保有者、そして顔と虹彩の生体認証を登録したその他の旅行者です。シンガポール国民では約70%にあたる200万人、永住者では13万人がすでに生体認証を登録しています。

ICAは、昨年よりチャンギ空港とトゥアス出入国検問所で同技術を試験導入しており、顔・虹彩認証はより正確で信頼性が高いうえ、特殊な機器を必要とするため誤用されにくいと説明しました。

指紋認証では約100の特徴点を抽出してマッチングするのに対し、虹彩認証では約250の特徴点を抽出します。さらに、ダブルチェックとして顔認証も行います。指紋認証の場合は、老化、傷跡、乾燥が原因で審査できなくなる場合がありましたが、虹彩は生まれてから死亡するまで変化しないそうです。また、物理的に機械に接触せずに認証できるため、衛生面でもメリットがあるうえ、認証にかかる時間は1秒以下とのことです。

外国人旅行者は、初めてシンガポールに入国するときに生体認証を登録する必要があり、その後も同じパスポートを使用している場合は、顔・虹彩認証で出入国できます。ただし、現時点では、6歳未満の子供は自動化されていない審査カウンターを使用する必要があります。

さらにICAは、2022年より、すべてのシンガポール居住者がパスポートを提示せずに出入国審査を通過できるようにする計画だと発表しました。

旅行するときにパスポートがいらなくなれば、忘れたり紛失したりする心配がなくなりますね!技術の進歩によって、私たちの生活はより快適で便利になっていくようです。

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