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シンガポールからASEANでの 事業開発・拡大を支援/山田コンサルティンググループ

シンガポールへ進出を果たした日系企業のサポート、そして次なるステージへ挑戦する企業を総合的にアシスト。数々の海外進出支援∙M&A∙資本提携の実績がある山田コンサルティンググループ。今日は、グループのシンガポール支店を率いる支店長の坂野豪氏と同支店マネージャーの宮岡陽一朗氏に話を聞いた。


企業が変革を求める時、求められる時、成功∙成長に向かって伴走する、良きパートナーでありたい


過去10年間でどのようにコンサルティング業界へのニーズが変化してきましたか?

約10年前リーマンショックを契機に、日本企業は国内マーケットの将来的な縮小に対する危機感をより強く持ち始めました。それ以前はまだ、製造拠点としての海外進出が多かったですが、最近はサービス業を始めとした現地マーケットでの事業機会を求めての進出が多くなっています。

我々はそうした日本企業に対して、ローカルマーケットの情報取得、ビジネスモデルの検討、ローカルパートナーとのアライアンスの支援等を行っています。

御社が海外に拠点を置いている経緯は?

弊社では日本企業の抱える経営課題にお応えする結果として、海外事業が拡がってきました。
最初は中国から始まりました。現地製造拠点で問題を抱えているケースが多く、主にその現地法人の再生支援やガバナンスの仕組み作りが中心でした。

そのニーズは今も、中国・タイ・インドネシアでは主要サービスの一つです。一方、シンガポール拠点開設はASEANへ進出する日本企業の事業開発を支援したいという想いからです。

シンガポール支店での業務について教えてください。

シンガポールは日系企業とのM&Aがアメリカ、イギリスに次いで多く起こる場所です。弊社としてもM&Aや資本提携に関するコンサルティング業務が多いです。

M&Aや資本提携の前工程である市場調査・パートナー選定、後工程である買収後の経営管理強化・改善支援業務も同じく中心的なサービスメニューとなっています。

御社の強みは何でしょうか?

海外現地でのネットワークです。ASEAN主要国には自社拠点を設置し、日本人コンサルタントも配置しております。

またSpire Research and Consultingというシンガポールを本社とする新興国における市場調査のプロフェッショナルファームをグループ傘下に加えています。各国のローカルリサーチャーと日本人コンサルタントが連携してコンサルティングを行う体制が一つの強みと認識しています。

また、再生支援や改善業務を通して失敗事例を数多く知っているという点も強みだと考えています。買収・提携、進出後の事業運営で苦労されている会社が多くありますが、それを未然に防ぐために買収・提携段階、進出段階から注意しておくべき点を踏まえたサポートを心がけています。

取り分けM&Aや提携については、出回っている売却希望企業を買収するのではなくクライアントの戦略に合った会社をプロアクティブに探すことが成功確率を高めると考えています。その為の調査体制を組んでおり、クライアントと伴走しながら粘り強く取り組んでいます。

具体的な案件事例を教えて頂けますか?

ASEAN展開を中期経営計画に掲げているが、リソースを集中すべき地域や事業を決めかねているお客様に対し、複数国の市場環境、参入への障壁、業界構造等を調査し比較報告を行い、お客様が参入する国を意思決定するご支援をさせて頂きました。

その後、対象地域と事業の深堀り調査を進めることとなりましたが、単純な調査のみに留まらず、弊社の現地のネットワークを活用して、見込み顧客の開拓等、実際の事業展開へ踏み込んだ段階までサポートさせて頂いています。こういったケースが多くなってきています。

今後、御社が更に力を入れていきたい事業領域等があれば教えてください。

アジアパシフィックの本社機能をシンガポールに置いている在シンガポール日系企業のASEANでの事業開発、拡大のサポートに力を入れていきたいです。また、海外事業の各成長ステージにあった経営管理、組織設計・再編のサポートにも取り組んでいきます。

2020年以降のコンサルティング業界の見通しはどうなるとお考えですか?

海外市場に目を向ける動きは一層加速していくと考えています。

企業規模の大小問わず海外に出ざるを得ない環境になっていくと思いますし、事業環境の変化はますます早くなり、競争も激しくなります。勝ち残っていくためにも、我々のようなコンサルタントを上手く活用してもらえればと思います。

海外進出若しくは海外事業に社運をかけている会社も多いと思います。まさに、コンサルティング会社の責任の比重は非常に重いですが、その中でコンサルタントとしての仕事の魅力というのは何でしょうか?

プレッシャーは大きいですが、プロジェクトをお客様と一緒に作り上げていく過程にやりがいを感じます。

また、プロジェクトが成功し、お客様の会社の成長・発展に微力なりとも携われたことに大きな喜びを感じます。

最後に読者の方に一言お願いいたします。

日系企業の成長に貢献する良きパートナーでありたいと考えています。攻めの面でも守りの面でも得意の機能を持っていますし、貴社のニーズに合わせたオーダーメイドの方法をご提案させて頂きます。お気軽にご相談ください。


坂野 豪 Go Sakano
シンガポール支店 支店長
日本国内にて中堅企業の事業再生、事業成長コンサルティング及びM&Aアドバイザリー業務に従事。プロジェクトマネージャーとして多数のプロジェクトを経験後、MBA取得。日系企業の海外事業展開に関するアドバイザーとして、クロスボーダープロジェクトを専門とする。進出・マーケティング戦略の策定から、ローカルパートナーとの資本・業務提携支援、PMIまで、ワンストップで対応。

宮岡 陽一朗 Yoichiro Miyaoka
シンガポール支店 マネージャー
大学卒業後、外資系コンサルティングファームに入社、戦略コンサルタントとして事業戦略策定、全社組織再編等の多数のプロジェクトに従事。その後、事業会社に転職し、グローバル本社(香港)の立ち上げを経験、全社経営企画室長として中期戦略立案、グループ経営・組織改革、M&Aを含む数々の全社案件を主導。2018年1月より現職、シンガポールにて日系企業のASEAN進出・拡大に係る戦略立案・実行支援、M&Aに係るプロジェクトに従事。


お問い合わせ
Tel: 6221-7727
E-mail: (坂野豪)sakanog@yamada-cg.co.jp
(宮岡陽一朗)miyaokay@yamada-cg.co.jp
Address: 78 Shenton Way,#20-01 S079120

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