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ハングリーゴーストのお供え物を回収し、希望家庭に配布。廃棄食料を減らすシンガポールの団体

9月初旬のある日の夜、ダニエル・テイさんとその友人は、ビシャンやアンモキオ地区へ出掛けました。シンガポールの“お盆”であるハングリーゴーストの祭壇に供えられているみかんなどのフルーツを回収するためです。

テイさんたちが、集めるのは洗うことができるミカンなどで、回収してから洗った後、この考えに賛同している各家庭に配布しました。この日集めたミカンやパイナップルは、約80個。翌日は、122個の果物を回収できました。

もちろん回収する際は、宗教観を軽視していると受け取られないように細心の注意と敬意を払って回収しているそうです。

この活動はFreegans(フリーガン)と呼ばれるグループが行っており、廃棄される食料品を減らす取り組みをしています。元々テイさんのアイデアで、始めたこのお供え物の回収の活動ですが、さかのぼると、2017年には営業終了後のスーパーから廃棄される野菜を収集する活動を始め、2018年には”シンガポールフードレスキュー”という企業の廃棄食糧を収集するグループを立ち上げました。

元々アメリカで生まれた思想主義者の団体であるフリーガン。今では世界中に広まっています。困窮しているから食べ物や廃棄物を回収するのではなく、日本では当たり前の「もったいない」という考えから行っている活動です。日本人にとっては、おなじみなのかもしれませんね。

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