チャイナタウンの干し肉有名店・林志源が旧正月期間の店頭販売中止。オンラインに一本化

シンガポールで春節(旧正月)シーズンのチャイナタウンの風物詩となっているバクワ(干し肉)専門店、林志源(Lim Chee Guan)の商品を買い求める人々の行列。
中には徹夜で並ぶ人もおり、店員とすっかり顔なじみになった常連客もいるとのことですが、今年は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、林志源の店頭は例年とは違った様相を呈することになりそうです。

同店では、店員と幾度にわたり、話し合った結果、来店客と従業員の健康・安全を考慮し、1月6日からオンライン販売による宅配サービスを開始する一方、同20日~2月9日の間、店頭販売を中止する方針を決定。

林志源が、旧正月シーズンに店頭販売を行わないのは、創業以来、初めてです。
同店の役員、ロッド・リム氏(69)は、今回の対応について、「長年、多くのお客様にお並びいただいているが、新型コロナの安全対策上、店頭販売の中止はやむを得ない」と語っています。

オンライン宅配サービスの送料は、注文量8kg未満が15Sドル、8~15kgが8Sドル、15kgを上回る場合は無料。1月13日~2月9日の間の希望日を配達日として指定可能です。

林志源は、例年、旧正月シーズンに行われている値上げに関し、「材料費次第だが、できる限り価格を据え置くつもりだ」とするとともに、商品は他の販路ではなく、同店から直接取り寄せるよう、購入予定者に呼びかけています。

バクワをすでに召し上がったことがある方も、まだ味わったことがない方も、この機会に林志源のバクワをオーダーして、シンガポールの春節気分を楽しんでみられては、いかがでしょうか?


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この記事を書いた人

SingaLife編集部

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