新たに感染者1426人を確認、累計8千人を超える。その内、約6千人が外国人労働者。
1日当たりでこれまで最多の感染者
シンガポール保健省(MOH)は20日、新型コロナウイルスの感染者を1426人確認したと発表した。1日当たりの感染者の数として、これまでで最多。1426人のうち、1369人がドミトリーで生活する単純労働に従事する外国人労働者(ワークパーミット所持者=WP)で、ドミトリー以外で生活する外国人労働者(WP)は32人、シンガポーリアンや就労ビザ(EPやDPなど)所持者の感染者は25人だった。
累計感染者数は8,000人を超過
20日に新たに確認された感染者を含めると、シンガポール国内で確認された感染者の数は、8,014人となり8,000人を超えた。
新型コロナウイルスによる死亡者は11人に止まるものの、感染者の数では東南アジア地域で最多の感染者数となっている。
外国人労働者の感染者が急増
感染者の数が急増している背景には、建設業などに従事する主に低賃金の外国人労働者(WP)の感染者が増えていることがある。主にドミトリーと呼ばれる集団で寝泊まりする宿舎で生活しているため、一旦少人数でも感染してしまうとドミトリー内での感染が爆発的に増えてしまう。
集団感染が多く発生しているドミトリーは、北部プンゴルにあるS11 Dormitory @ Punggolだという。
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SingaLife編集部
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