18~25歳のZ世代 4人に1人は貯金無し、投資や保険も不十分:UOB調査
シンガポールの消費者1千人が参加した金融大手・大華銀行(UOB)の2024年版「ASEAN消費者心理調査」にて、18~25歳のZ世代回答者の25%に金銭的な備えの無いことが分かった。
当該世代の4人に1人以上は万が一の貯金が無い上、生命保険への加入や投資もしておらず、ほかの重要な資金計画も立てていないという。
金融業界とシンガポール金融管理局の基本的な資金計画指針は「3~6か月分の緊急用資金」、「死亡、恒久的障害や重症疾患を保障する保険への加入」、「手取り給与の10%以上を投資に回す」、「遺言状作成と年金受取人の指定」を推奨している。
調査対象の全年齢層のうち、Z世代は最も備えが疎かであり、約26%が前出4項目のいずれも満たしていないと答えた。調査(報告書)はZ世代が比較的新米の労働人口であり、結婚や住居など高額な出費がかさんでいるとしても、金銭的な緩衝材の欠如は懸念されると指摘した。
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この記事を書いた人
SingaLife編集部
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