国内自転車道路網|自転車レーン隣接の歩道が歩行者専用に順次転換、来年7月から違反者取締り実施

陸上交通庁(LTA)は200km超に及ぶ国内の自転車道路網について、自転車レーンと隣り合わせに位置する歩道を今年最終四半期から順次、歩行者専用路に転換すると発表した。歩行者の安全向上が狙い。

現在の歩道は自転車およびキックスクーターなどの非電動パーソナルモビリティ機器(PMD)の通行が認められているが、本措置施行後は禁止に。これに違反し有罪となった場合、初回違反者で最高S$2,000の罰金または3か月の禁固刑、あるいはその両方が科せられる可能性がある。尚、サイクリストやPMD利用者に本措置に慣れる期間を与えるため、違反取締は2025年7月1日から実施するという。

歩行者専用路への転換後も、歩行者は自転車レーン内を歩くことができ、処罰の対象外。モビリティスクーターや電動車いすを含む個人用移動支援機器も通行可能だが、来年終盤までには制限速度を時速10kmから6kmに引き下げられるとのことだ。


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SingaLife編集部

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