外資系企業は高給なシンガポール住民の雇用比率高い:MOM労働市場データ
当地企業の約20%は外資系だが、これら企業は60%のシンガポール住民が高給の仕事に就いている。
人材開発省(MOM)は9月17日に当該データを公表し、外資系企業は総月収S$1万2,500以上で所得分布上位10%に入る者の雇用比率が高いことを示した。同省は、本数字が現地民の労働力発展を補完すると共に、国民に良い仕事を創出し得る方法での外国投資の誘致とそれについてくるグローバル人材の重要性を鮮明にしていると述べた。
現地民の雇用見通しを巡り、一部方面に根強い不安があることを受け、MOMが初めて本数字を公表した。ここでの外資系企業は現地の持株比率50%未満かつ従業員数1名以上の組織を指す。
MOMは今年第2四半期・労働市場最新データの中で、全体では外資系企業が就労住民の3分の1近くに仕事を提供していると述べ、現地住民労働者の大半を雇用する地場中小企業にビジネスを創り出している点にも言及した。
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この記事を書いた人
SingaLife編集部
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