シンガポールでおすすめの遊び場【Adventure HQ】小学生~大人まで楽しめる屋内のアウトドア体験!

シンガポールで思いっきり楽しめる屋内施設は、子どもにも大人にも嬉しいアクティビティです。

今回はHomeTeamNSが運営する迫力満点の遊び場をご紹介します。友人、家族と一緒に屋内アウトドアで汗を流してリフレッシュしませんか?

Adventure HQは屋内施設!

Adventure HQは4階建て、広さ2,800㎡の屋内アドベンチャー施設です。レクリエーション施設であるHome TeamNSのクラブハウス内にあり、最寄り駅はシンガポール北部に位置するKhatib駅。中心地からは電車で30分前後、タクシーでも20分前後とアクセスも良好です。

Adventure HQには、シンガポールで初めての屋内ロールグライダー、シンガポール国内最長の14m屋内スライダー、初心者から上級者レベルのクライマーが楽しめるロッククライミング施設が揃っています。大人も子どもも時間が過ぎるのを忘れて、夢中になって身体を動かせる場所です。常夏のシンガポールでアウトドア施設のように身体を動かせるとあって、家族連れのみならず友人同士で集まる大人たちが多いのも納得です。

小学生~大人まで楽しめる

Adventure HQは、子どもから大人まで楽しめる屋内施設です。年齢に限らず身長1.25m以上、最大体重は120kgの制限があります。子どもの参加には大人の同伴が推奨されており、入場チケットを持たない大人は場内にはいれないので注意が必要です。

今回筆者は2人の娘を連れて体験しましたが、次女は125cm以下だったため参加が叶わず、同じHomeTeamNS建物内にあるキッズ用室内遊び場で父親と時間を過ごしました。実際に場内アクティビティの体験を通して感じたのは、身体能力や筋力、バランス感覚、持久力を求められるものがほとんどであるということ。怪我なく事故なく過ごすことができる125cmの身長制限は適正だなと強く感じました。


入場への注意点

場内でアクティビティに参加するには、注意点がいくつかあります。

◾️参加可能な身長は125cm。
基準身長に満たなければ参加は決して認められないので、複数人で訪れる際には、事前に参加者の身長確認をおすすめします。

◾️コースは、全部で約3時間半となっています。(エリアによって不参加も可能です。)

(出典:HomeTeamNS)

◾️服装は、快適なスポーツウェアを推奨
短パンや半袖など制限はなくご自身の動きやすいものがベストですが、動きにくいデニムは伸縮性に乏しくアクティビティ中に怪我に繋がる恐れがあるため、避けた方がベターです。

◾️靴は、スニーカーなど完全に足が覆われるものが原則です。
サンダル類、フラットシューズ、スリッパは参加不可となっており、シューズの貸し出しはないため、必ずスニーカーまたはスニーカー持参での訪問をおすすめします。

◾️身長125cm以上、最大体重120kg以下。

◾️場内で子どもに同伴する大人もチケット購入が必要です。


気になる料金は?

Adventure HQの入場料は、人数が多くなるほどお得になります。事前予約が必要となりますので、以下の料金表をチェックの上、ご友人やご家族で楽しい時間をお過ごしください。

ADVENTURE Single Pass / 1PAX

 ピーク時以外ピーク
Home TeamNSS$    40.74S$    48.90
SAFRA/PA/CSCS$    59.08S$    69.27
ゲストS$    69.27S$    79.46


ADVENTURE Buddy Pass / 2PAX

 ピーク時以外ピーク
Home TeamNSS$     73.35S$     88.63
SAFRA/PA/CSCS$   106.96S$   125.30
ゲストS$   125.30S$   142.62


ADVENTURE Bundle Pass / 5PAX

 ピーク時以外ピーク
Home TeamNSS$   183.36S$   222.08
SAFRA/PA/CSCS$   264.86S$   313.76
ゲストS$   313.76S$   356.54


アクティビティ前の準備

エントリーを済ませると、スタッフによって大きなスクリーンのある部屋に案内されます。ここにはロッカールームが併設されており、全ての手荷物を預けることができます。

アクティビティへの参加前に、スタッフからヘルメットを配布されます。数種類のサイズからご自身に合うものをチョイスできますのでご安心を。

ヘルメットが決まったら、大きなスクリーンには準備体操の動画が流れ出します。前に立つスタッフとともに、アクティビティ参加前にしっかりと体をほぐしておきましょう!


アクティビティ一覧

Adventure HQには、身体を思い切り動かせるアクティビティが盛りだくさんです。4階建て、2,800㎡の広さ中にぎゅっと詰まった数々のアクティビティを見ていると、まるで壮大な冒険に参加するかのようなワクワクとドキドキ感を覚えます!

施設内には、全部で8つのユニークなアクティビティがあります。さまざまな高低に設置された障害物へのチャレンジで、アドレナリンが大放出するでしょう。中でも特徴的なアクティビティは、

🔶シンガポール最長14mの屋内スライド
🔶シンガポール初の165m屋内人工洞窟
🔶シンガポール最大の15m2段屋内チャレンジロープコース
🔶シンガポール初の屋内ロールグライダー(当面の間運行を休止しています)

の4つでしょう!他にも、ニンジャコース、アドベンチャートレイル、クラウドクライム、消防士スライダー(他にも2つのスライダーがあります)とスリル満点なアクティビティが満載です!

ですが、これらのアクティビティはいつでも自由に駆け回りながらチャレンジできるわけではありません。配属されたスタッフ1、2名と共に、ある程度の参加者を集めて1つのグループ行動をとりながら、順々に進んでクリアしていきます。

新しいアクティビティに移る際には、スタッフが事前の説明や注意点をとても丁寧に説明してくださいます。その姿が大変頼もしく、参加者も子どもから大人までしっかりと耳を傾けていたのが印象的でした。皆、注意事項をしっかりと把握しなければ!という本能が、目の前のダイナミックなアクティビティを見て発動しているかのようにも思えました。

ちなみに、説明は全て英語となっております。装着するものややり方は、しっかりとスタッフが見本を見せてくれますし、手伝ってもくれますので安心して臨むことができましたよ。

ニンジャコース

順路の一番最初は、ニンジャコースです。ここではあらゆる年齢層が運動を楽しめるよう、アスレチックな工夫が随所になされています。

日常であまり行わない動きを体験することで、爽快感も抜群!グループとなって行動をとるため、人数もなかなか多くなります。ぶつかり合ったり、押しあったりしないよう、「一方通行で進むこと」と「前の人が終えてからスタートすること」を守ってくださいと説明がありました。

スタッフが実際に動いて説明をしてくださり、参加中も危ない行動を取っていないか常に監視しているため、まずは見よう見まねでトライしてみます。体力、持久力、協調性、敏捷性が試される、そして向上するアクティビティとなっています。


早速、ニンジャコースに挑戦!

実際に、小学校高学年の娘もニンジャコースに挑戦してみました。ステップを右、左と足を使って跳ねるように進んでいきます。

細く長い丸太の上を歩くような動作を取ったり、揺れる丸太をロープを握りながら渡っていったり。うんていのような動きで進んでいく箇所もありましたが、ここは少し難易度が高く断念していました。

ニンジャコースの最後に待っているのは、目の前に立ちはだかる壁を駆け上がっていくダイナミックなアクティビティ!

こちらは参加している子どもたちに大人気!諦めずに何度も挑戦する姿が見られましたが、達成できたのは大人のみでした。脚力と、最後に上がりきる腕力も必要となる、大変難易度の高いものでした。

フォッシル ラビリンス

そう、なんとここは屋内に人工的に作られたシンガポール初の165mにも渡る屋内人工洞窟なのです。真っ暗な洞窟内をスタッフが先頭となり順路を進んでいきます。中は、鍾乳洞、石筍、水溜まり、化石など洞窟の特徴を見事に捉えており、先史時代を体験しているかのような演出の数々に子どもも大人も驚きの連続です。

スカイベンチャー

高さ15mに位置するスカイベンチャーは、 2段のロープ コースからなる空中アクティビティです。16種類の障害物を空中に浮いた状態で乗り越え、プラットフォーム間を慎重に移動します。

アクティビティの開始前に、インストラクターが安全に関する説明とデモンストレーションを行います。参加者は真剣そのもの。一通りの説明が終わると、空中のアクティビティと自身の体を連結するため、安全ハーネス(日本では墜落制止用器具)を着用します。

安全ハーネスの脱着はスタッフが一人ひとりをきちんとサポートしてくれるので、落ち着いて順番を待ちましょう。準備が整ったら冒険に出発です!

スカイベンチャーは、バランス感覚と勇気を試すエキサイティングな空中コースです。グループのメンバーが順に出発していきますが、中には怖気付いて歩みが止まってしまう参加者も!励まし合いながら、また前後の参加者との距離も詰めすぎず進んでいくことが大切です。個人のバランス能力、目視と手のグリップ力、協調性、自信、観察力が存分に発揮される、そして養われるアクティビティとなっています。


ドキドキ!スカイベンチャーに小学生も挑戦!

それでは、早速アドベンチャーに参加です。小学校高学年の娘も、15mの高さのアクティビティに果敢に挑戦します。下を見下ろすと足がすくむような高さですが、安全ハーネスを付け終えた娘はなんのその。最後までやり切れるか、ドキドキと心配で親の方がヒヤヒヤしてしまいました。

アクティビティと参加者を繋ぐ落下防止のバーを装着し、順にコースを進みます。

障害物は16種類ありますが、スタッフが所々で安全確認とルート誘導のために待機してくれています。大人と子どもではコースが分かれる箇所があったため、子どもは誘導された方に進んでいく形でした。腕の力とバランス能力を駆使して、最後まで楽しみ頑張り切ったグループの子どもたちには、ゴールで拍手を送りたいほどでした。

アーバンクライム

スタッフの誘導に従って各エリアのアクティビティに挑戦していきますが、アーバンクライムは最後のゾーンとなっています。

クライマーのあらゆるスキルレベルに対応した安全な環境のもと、大人から子どもまでクライミングを楽しむことができます。インドアクライミングが初挑戦のあなたも、更なる高みを目指し挑戦する上級者も、カラフルでダイナミックなアーバンクライムへの挑戦に、きっと胸が高鳴ることでしょう!

専門家が設計した数々のクライミングウォールには、さまざまな工夫がなされています。例えば初心者向けのものでは危険度の低いサポート的な要素が盛り込まれ、簡単に移動できるルートとなっており、クライミングの基礎を楽しめる仕様です。上級者コースにもクライマーを高揚させるいろいろな仕掛けがあり、登る度に心地よい達成感と成功体験を味わえる爽快なものとなっています。

アーバンクライムを親子で体験!

遊びを通してチャレンジとスポーツを楽しめるアーバンクライム!筆者の子どもたちもクライマー体験に走ります。身長の制限で参加の叶わなかった次女も、アーバンクライムには参加が可能とのことで、父親とともに元気に参加しました。

ポップでアーティスティックなクライミングエリアに入ると、子どもたちの目は映画の世界に飛び込んだかのような表情で数々の壁を見渡していました。

連なるタイヤをクライミングしていく次女は少し慎重に。数々のアクティビティをすでにこなしてきた長女の心臓は、もう怖いものなし!とぐんぐん上に登っていきます。周囲でも子どもたちがとても楽しそうにいろいろなクライミングに挑戦しており、ここでの滞在時間が一番長かったように思います。コースの一番最後のエリアとなるため、終了時間まではフリータイムとのこと。子どもも大人も最後まで思いっきり楽しんで、大満足の3時間半となりました。

店舗情報

HomeTeamNS Khatib
住所:2 Yishun Walk, S767944
最寄り駅:Khatib駅
電話番号:6705 9420
営業時間:火〜金 14:00-17:30/18:00-21:30、土日 10:00-13:30/14:00-17:30/18:00-21:30
閉館日:月(祝日、スクールホリデーを除く)
WEBサイト
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予約はこちら

 

休日は家族みんなでAdventure HQ!

今回は、家族や友人と一緒に楽しめる屋内アクティビティ施設、Adventure HQの体験レポートをお届けしました。シンガポールで身体を動かしてダイナミックに遊べる施設は大変貴重ですよね。大人も子どもも、スリルやドキドキ、達成感を存分に味わい盛り上がること間違いなしの屋内施設。休日は、家族みんなでAdventure HQを楽しんでみませんか?

●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。


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この記事を書いた人

SingaLife編集部

シンガポール在住の日本人をはじめ、シンガポールに興味がある日本在住の方々に向けて、シンガポールのニュースやビジネス情報をはじめとする現地の最新情報をお届けします!

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