【今年のGreat Singapore Saleは中止】2021年の再開催に期待

毎年6月から8月にかけて開催されるブランドショップなどの一斉バーゲンセール「グレートシンガポールセール(GreatSingaporeSale=GSS)」が今年は中止となった。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出制限措置が6月1日まで延長したことや、外出制限措置が解除された後も例年のようにシンガポールを訪れる観光客数の回復が見込めないことなどが理由だという。

中止は26年目で初めて

GSSは今年で26回目の開催となるはずだったが、中止は初めて。GSSは昨年から一部リニューアルし、バーゲンセールだけでなく、オーチャードロードでのファションショーやフィルムフェスティバルなども同時に開催されるようになっていた。

小売店とそのスタッフの救済を優先

GSSを主催するシンガポール小売協会(Singapore Retailers Association=SRA)の事務局長のタン氏は「今は差し迫っている小売店の閉鎖とそれに伴う失業からの救済が優先」と話す。
不動産業者とテナントとの間で、家賃の減額や売上高に応じた賃料にするなどの措置を取ることも一つの手段としている。
「来年には素晴らしいシンガポールを体験できるようなイベントを、オフラインとオンラインで開催したい」と話す。

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SingaLife編集部

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