シンガポール人、人間関係において多様な人種を受け入れやすい傾向:研究結果
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シンガポール政策研究所(IPS)などが実施した最新の調査によると、シンガポール人は個人的な人間関係において、異なる人種をより受け入れやすくなっていることが明らかになった。この調査は2024年に4,000人のシンガポール人を対象に実施され、人種や宗教に関する意識の変化や課題を分析した。
調査によると、シンガポール人が異なる人種を配偶者や親しい友人として受け入れることに対する抵抗感は、2018年の前回調査よりも減少しており、職場における人種差別の報告も減少傾向にある。しかし、依然としてマレー系やインド系といったマイノリティの人々は、マジョリティの中国系と比べて求職や昇進の際に差別を感じる割合が高かった。
全体的に人種の多様性を強みと考えるシンガポール人は増えているが、若年層ほど「マイノリティはより努力が必要」と感じる傾向があり、人種間の公平性に対する認識の違いも浮き彫りになった。
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この記事を書いた人
SingaLife編集部
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