シンガポール出身のシャーメイン・ポウ氏、ドイツ最古の芸術賞「ヴィラ ロマーナ賞」を受賞

シンガポール出身の女性アーティスト、シャーメイン・ポウ氏(35)がシンガポール人で初となる、ドイツ最古の芸術賞「ヴィラ ロマーナ賞」の2026年フェローに選出された。

これにより、ポウ氏は他の3名の受賞者と共に、2026年2月から11月までイタリア フィレンツェの歴史的施設ヴィラ ロマーナで10か月間の滞在制作に参加する。各受賞者には月額€2,000(約S$2,955)の奨学金が支給され、フィレンツェおよびドイツでの展示も予定されている。

ポウ氏は、LGBTQ+の権利擁護活動、社会規範への批判などを主題に制作を行い、人工知能と映像表現の融合にも挑戦している。現在ベルリンを拠点に現代美術、視覚文化、パフォーマンスの博士課程に在籍中で、シンガポール美術館でのレジデンスや国際映画祭への参加、さらにはドイツ銀行の「2025年アーティスト オブ ザ イヤー」にも選出されるなど、国際的な評価を高めている。


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SingaLife編集部

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