Grab、シンガポールで新タクシー事業「GrabCab」を本格始動

シンガポールで新たにタクシー事業に参入した「GrabCab」が、7月より40台超の車両を導入して運行を開始した。Grabのレンタカー部門であるGrabRentalsの子会社として設立され、国の規定に基づき3年以内に最低800台の配車体制を構築する見通し。
導入車両は第5世代トヨタ プリウスで、初乗り料金はS$4.60と既存大手と同水準。10km以内では400mごとにS¢26、以降は350mごとに同額が加算される。
ドライバーには、無事故報酬、医療休暇、保険給付のほか、職業免許取得費用の全額補助といった各種支援制度を提供。開始時点で700~800件の応募があり、うち約500名が初期ドライバー候補して選定された。
同社幹部は、「配車アプリは便利だが、高齢者や海外からの観光客など、依然として街頭でタクシーを拾うサービスを必要とする層も存在する」と述べ、タクシーの利便性を重視する層への対応の必要性を強調した。
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この記事を書いた人
SingaLife編集部
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