自転車の歩行者専用道走行に新たな規制 7月1日から罰則導入

シンガポール全土の指定歩行者専用道路において、自転車やキックボードなどの非動力式個人移動手段(PMD)を走行させた場合、罰則が科される新たな規制が7月1日に施行された。
対象の歩道は「歩行者専用」と表示され、歩行者と電動車椅子などの個人用移動補助具(PMA)のみ通行が認められている。この措置は、高齢者や子供など脆弱な歩行者の安全確保を目的としており、違反者には最大S$2,000の罰金、または3か月以下の懲役、またはその両方が科される可能性がある。
取り締まりは、陸上交通庁(LTA)のアクティブ モビリティ執行官(AMEO)がCCTVやボディカメラを活用して実施する。
LTAは今後も歩行者専用道の整備を拡充する方針であり、利用者には赤色塗装の自転車専用レーンの利用や、共有道では左側通行を徹底するよう呼びかけている。なお、歩行者が自転車専用道に侵入した場合には罰則は適用されない。
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この記事を書いた人
SingaLife編集部
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