【独占インタビュー】NIU NIU ピアノリサイタル2025|シンガポール初公演、8月31日(日)開催! PR

天才若手ピアニストNIUNIUのシンガポール初ピアノリサイタル2025が開催決定!幼少期から開花した才能と成熟した芸術性で世界的に高く評価されるピアニストNIUNIU。シンガポール初のピアノリサイタルの内容や公演に込めた想いを独占インタビューです!
その才能を幼少期から開花させ、成熟した芸術性とセンスで聴くものを魅了し続ける天才ピアニストNIU NIU!世界的に高く評価されているNIU NIUのピアノリサイタルがシンガポール初開催ということで、その詳細に迫ります。SingaLife独占インタビューによるNIU NIUの音楽への想いと日本とのつながりの秘密もご紹介します。
NIU NIU(ニーウ ニーウ)について

NIU NIU(牛牛:Zhang Shengliang)は1997年、中国・厦門の音楽一家に生まれ、3歳で音楽を学び始めました。若干6歳でモーツァルトとショパンの作品による初リサイタルを開催し、9歳でEMIクラシックスと契約を果たした後、デビュー アルバム「NIU NIU plays Mozart」をリリースしました。
同年、レスリー・ハワードの指導のもと、当時の皇太子(現国王)が臨席するロンドンのロイヤル フェスティバル ホールでピアノの演奏を披露、わずか12歳でショパンの全24の練習曲を録音、リリースします。これにより史上最年少記録を更新、さらに上海音楽院附属小学校には史上最年少で入学し、2014年からは全額奨学金でジュリアード音楽院に学び、2018年に卒業しました。
ヨーロッパやアジアの著名な会場や国際的イベントにも出演し、2017年のBRICSサミット、そして直近では2025年大阪・関西万博のオープニング プログラムでも演奏を披露しています。
現在はDecca Classicsと契約し、オリジナル曲を収録したアルバム『Fate & Hope』と『Lifetime』をリリース。2024年にはヤープ・ヴァン・ズヴェーデン指揮によるチャイコフスキーの協奏曲ライブ録音を発表し、現代を代表する若手ピアニストの一人としての地位を揺るぎないものとしています。
【シンガポール初公演】NIU NIU ピアノリサイタル2025 開催決定

NIU NIUファン待望のシンガポール初公演では、どのような演奏やプログラムを楽しむことができるのでしょうか?会場は、ビクトリア コンサートホール。シンガポールの歴史的なコンサートホールでの演奏の魅力、その詳細に迫ります。
リサイタル詳細
「繊細なピアニズム」と「若々しいエネルギー」で高く評価されているNIU NIUが、ビクトリア コンサートホールで美しい音色を奏でます。
NIU NIU自身も初めてとなるC.ベヒシュタイン製のコンサート グランドピアノを用いてのピアノリサイタルは、魅力的なプログラムを展開します。メンデルスゾーンの抒情的(じょじょうてき)な味わいから、リストの壮大なロ短調ソナタまで、多彩な演目によって、眩い技巧と心に響く表現の両方を掛け合わせた演奏を全身でご堪能いただけるプログラムです。
プログラム

NIU NIU(ニーウ ニーウ)PIANO RECITAL SINGAPORE 2025 【日時】2025年8月31日(日)19:30 【会場】Victoria Concert Hall(ビクトリア コンサートホール) 【プログラム】 フェリックス・メンデルスゾーン:ロンド・カプリチオーソ 作品14 ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:交響曲 第5番 ヨハネス・ブラームス:ピアノ小品集 作品118 第2番「間奏曲」イ長調 フランツ・リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178 (※プログラムは変更される場合があります) 【所要時間】 演奏時間:約80分 休憩:15分間の休憩あり |
【独占インタビュー】NIU NIUが語る音楽への想いと日本とのつながり
シンガポールでの初公演を前に、SingaLife独占インタビューでNIU NIUが公演にかける想いやNIU NIUの音楽史を語っていただきました。日本とのつながりや今後シンガポールで挑戦したいことなど、最後までぜひお楽しみください!
■3歳で音楽に触れ、6歳で初リサイタル。当時のご自身の心境は? |
両親はともに、クラシック音楽が大好きでした。母は妊娠中によくモーツァルトの曲を聴いていたし、ピアノの先生だった父は、生徒を教えている時間に私を傍にいさせたそうです。
家では多くの素晴らしいミュージシャンたちが連日レコーディングをしていて、その演奏を自然に耳にしている環境下。それが、私が3歳の時に突然一人でピアノの椅子に登り、ピアノを弾き始めた理由かもしれません。
6歳のデビューリサイタルでは、モーツァルトやベートーヴェンのソナタ、そしてショパンのエチュードなどを演奏しました。そのとき私は、「音楽は自分自身の一部」だと感じていたので全く緊張することなく舞台に上がりました。故郷の厦門で1,000人以上の観客の前で愛する音楽を奏で、自身のピアノで表現をしたい、ということしか考えていませんでした。
■「シンガポール初公演」を迎える今、どのような気持ちですか? |
シンガポールはとても国際的な国で、クラシック音楽の根を深く持っていると思っています。ですので、シンガポールでの初公演を行ることをずっと楽しみにしていました。
今回のプログラムを通して、シンガポールでの初公演に私のすべてを捧げようと準備しています。この公演を企画してくださったTrue Music SingaporeとBechstein Music Worldに心から感謝しています。
■ビクトリア コンサートホールとC.ベヒシュタインD282のコンサートピアノを使った初パフォーマンス、どの点に最もワクワクしていますか? |
小さい頃から、ビクトリア コンサートホールの名声を耳にしていました。シンガポールで最も歴史的なコンサートホールであり、シンガポール交響楽団(SSO:Singapore Symphony Orchestra)の本拠地でもあるので、今まで演奏してきた多くの素晴らしいミュージシャンたちのエネルギーはまだホールに残っていると思います。
8月31日のリサイタルで、そのホールの響きや素敵な雰囲気に浸れることをすごく楽しみにしています。
また、C.ベヒシュタイン製のグランドピアノでリサイタルを行うのも初めてです。そのピアノから弾き出せる豊かな音色や力強い響きで、今回のプログラムからドラマチックな感情や音楽の物語を伝えられることをとても楽しみにしています!
■日本語が堪能ですが、いつ・なぜ日本語を学び始めたのですか? |

2010年と2024年のコンサート@サントリーホール
12歳の時に東京のサントリーホール、大阪のシンフォニーホール、札幌のKitaraホールなどで日本デビューリサイタルツアーを行ってから、ほぼ毎年日本でコンサートツアーを行っています。
日本は深く根付いた伝統的なクラシック音楽の環境と、新しい試みに対する革新的な姿勢(近年の私自身の編曲や作曲に対する日本の聴衆からのサポートなど)の両方を兼ね備えているので、私の音楽のキャリアにとっても、なくてはならない重要な国だと思っています。
私は日本の聴衆と日本語で直接話したかったので、3年前から日本語を学び始め、コンサート中に自分のプログラムや特別なメッセージを日本語で伝えられるようになりました。これにより、日本の皆さんと更に近づくことができたのではないかと思っています。
最近受けたのは、全て日本語で行う特別なレッスンです。日本の若いピアノの生徒と言語の壁なく話すことができて本当に嬉しく思っています。日本語を勉強することで、日本の文化との繋がりも深まりました。音楽と同じように、日本語は多くのニュアンスや繊細さが本当に興味深い言語だと思っています。
■今回のプログラムにかける想いとは?(構成に込めたメッセージ) |
このプログラムには、私が子どもの頃から大切にしている曲や、近年リリースされた何枚かのソロアルバムからの曲など、私の音楽キャリアによる最も意義深い作品が含まれています。
まず演奏するメンデルスゾーンのロンド・カプリチオーソは、ユーモアさ、歌うようなメロディー、激しくてドラマチックなフレーズなど、音楽における大切な特徴が垣間見える曲だと思います。この曲は、当日の夜に私たちを音楽の旅に連れて行ってくれるでしょう。
次に演奏するベートーヴェンの交響曲第5番「運命」は、間違いなく誰もが聞いたことあるクラシックの名曲です。素晴らしい編曲によって、聴衆はピアノ1台だけで、オーケストラの響きを聴くだけでなく、原曲とは異なる親密的で自由な表現を感じていただけると思います。
さらに、この曲は2021年のパンデミック中にリリースされたアルバム「Fate & Hope」にも収録されていて、人生の困難や挫折にも立ち向かえる大きな力となることを願っています。
後半はブラームスの「間奏曲」から始まります。ほぼ10年前に日本で若いオーケストラと共演しているコンサートツアーで、最後の公演でこの曲をアンコールとして演奏しました。その時、この間奏曲を演奏しながら、オーケストラのメンバーや観客、そして私自身も涙を流した思い出の一曲です。シンガポールの皆さんも、この曲を聴きながらさまざまな感情や思い出を感じていただけたら嬉しいです。
最後に演奏するフランツ・リストのロ短調ソナタは、華麗的なテクニックが含まれているだけでなく、高貴で崇高で、あらゆる概念を超える美しさを伝えられる曲です。リストは常に私に大きな影響を与えてくれる、音楽のヒーローの一人です。彼は偉大な作曲家としてだけでなく、当時ヨーロッパでそのテクニックやカリスマ性で多くのファンを魅了し、スーパースターピアニストとしても活躍していました。
彼は、ステージ上でどのように曲の魅力を引き出し、ピアノの鍵盤からの可能性を探求するのか、私に大きなインスピレーションを与え続けてくれます。私もリストのように、クラシック音楽をよりファッショナブルにし、より多くの観客に聴いてもらえるようにしたいと思います。
このプログラムを演奏することは、私の過去22年間の音楽人生の旅を振り返るようです。皆さんも8月31日のリサイタルで、この旅を心から楽しんでいただけたらと思います。
■今後挑戦してみたいジャンルやコラボ相手はいますか? |
機会があれば、シンガポール交響楽団と共演したいと思っています。SSOの録音から、私はいつも彼らの素晴らしい音楽性に深く魅了されています。オーケストラと共演することはとても満たされますし、インスピレーションもたくさん与えていただきます。このコラボレーションの姿勢は、常に大切にしていることです。
その一方で、私のアルバム「Fate & Hope」に収録されたデビュー自作曲「Hope」をリリースして以来、作曲家としても活動しています。(「Hope」という曲は、パンデミックの中で、皆さんを励ますことができたらたと作曲したものです。)近年では、より多くのオリジナル作品を収録して世界中にリリースしましたし、日本、中国、イタリアでのライブコンサートでも演奏していました。
最新作の「Weather Suite」は、4つの異なる天気からインスピレーションを得て作った4つの短い曲で構成されています。ジャズ、ボサノバ、映画音楽などのスタイルで作曲され、天気によって異なる気分を表現しています。
最近日本でこの「Weather Suite」を初めて演奏した際、プログラムの中で一番のお気に入りになったと言ってくださったお客様もいましたので本当に幸せでした!今回のシンガポールデビューでは、アンコールとして僕の作曲や編曲したものも演奏することも考えているところです!
また、様々なスタイルで即興をするのも大好きです。最近では札幌のKitaraホールで行われたスペシャルな室内楽コンサートで「Rhapsody in Blue」も即興していましたし、大阪万博のオープニングプログラムでは、日本のポップシンガー、ヒップホップダンサー、そしてバンドともジャズ・ファンクでや行いました。
これからも、様々な感情や思い出が蘇るようなオリジナル曲をさらに作曲し、シンガポールでもさまざまなコラボレーションができれば嬉しいです。
■日本人読者へメッセージをお願いします。 |
8月31日にシンガポールのビクトリアホールにて、私のシンガポール初リサイタルを開催します。シンガポールの皆さんに初めてお会いできることを本当に楽しみにしております。一緒に忘れられない思い出を作りましょう。ぜひお越しください!

Photo credit : NIU NIU
※こちらのリールでNIU NIUをチェック!
チケット情報
NIU NIU(ニーウ ニーウ)PIANO RECITAL SINGAPORE 2025 【日時】2025年8月31日(日)19:30 【会場】Victoria Concert Hall(ビクトリア コンサートホール) 【チケット情報】 ▪カテゴリー1:S$78 ▪カテゴリー2:S$58 ▪カテゴリー3:S$38 ▪カテゴリー4:S$18 🌟SingaLife読者限定特典:カテゴリー1、2、3のチケットが 30%オフ プロモコード:NIU30 ▶︎チケットはこちら |
【ご注意事項】
▪公演ごとに車椅子席・バリアフリー席の取り扱いが異なる場合がございます。詳細はTicketmaster(+65 6018 7645)までお問い合わせください。
▪1回の取引につき最大10枚まで購入可能です。
▪チケット価格には手数料は含まれておりません。別途以下の予約手数料が加算されます。
・チケットがS$50以上:1枚につきS$6
・S$20〜S$49.99:1枚につきS$3
・S$20未満:1枚につきS$1
【交換・返金ポリシー】
▪主催者・会場側は、乱暴な行為・安全性を損なう行為・他のお客様の迷惑となる行為をする方の入場を拒否または退場させる権利を有します。その際の返金・補償は行いません。
▪来場者は自己の責任で公演に参加し、怪我・物品の紛失・盗難等について主催者・出演者・協賛企業・会場・チケット販売業者に責任を問わないものとします。
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▪有効なチケット(紙または電子)が必要です。
▪0〜6歳のお子様の入場はできません。
▪7歳以上の方は全員チケットが必要です。
▪会場内での写真撮影・ビデオ撮影は禁止されています。
▪割引チケットでご入場の方は、有効な身分証明書の提示が必要です。
NIU NIUのピアノリサイタルをシンガポールで楽しむチャンス!
才能に恵まれ、音楽への惜しみない努力と愛でその成熟した芸術性を開花させたNiu Niuの奏でるピアノ演奏を、シンガポールで味わうことのできる初の機会です!日本とのつながりを大切にしているNIU NIUの人柄も音楽も、たくさんの人を惹きつけています。ぜひ会場に足を運んでリサイタルを楽しんでくださいね!
●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。
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この記事を書いた人
SingaLife編集部
シンガポール在住の日本人をはじめ、シンガポールに興味がある日本在住の方々に向けて、シンガポールのニュースやビジネス情報をはじめとする現地の最新情報をお届けします!